概要
素材や性質が異なる複数種のゴーレムが出現する作品において、体が鉄で構築されたゴーレム。
ファンタジーよりはSF寄りのロボットのようなデザインになる場合も多い。
また一部の作品(ファイナルファンタジーなど)ではゴーレム自体に金属製のロボットのようなデザインが為されていることもある。
土や石のゴーレム以上に頑強で、作品によっては体内に溶けた鉄を内蔵する溶鉱炉のような代物もいる。
また、ゲームによってはミスリル,アダマンタイトなどの架空の金属で作られたアイアンゴーレムの上位互換(ただし、金より希少な金属を山程使っているので製造費も半端ない)も登場する場合が有る。
登場作品
- wizardry#4『ワードナの逆襲』…Lv10召喚モンスター。
- wizardry#2『ダイヤモンドの騎士』…FC版追加要素。
- Minecraft…作成可能なMobの一種。
- ダークソウル…センの古城のエリアボス。下記参照。
- 千年戦争アイギス…記事『封鋼の剣士ティール』に詳細情報記載
類似種
アイアンゴーレム(ダークソウル)
ゲーム中盤の難所「センの古城」の屋上に待ち受けるボス。
かつて神々が古竜の骨に魔力を込めて造り出した強大な守護者であり、首都アノール・ロンドを目指す数々の英雄を葬ってきたという。見た目は鉄で造られているようにも見えるが、攻撃すると出血するので鎧の中には生身の肉体があると思われる。
主な攻撃手段は左手に持つ巨大な斧。近距離・中距離にそれぞれ対応した攻撃パターンを持つほか、遠距離にいると風の刃を放つ飛び道具も使用してくる。また、足下に立っていると踏みつけ攻撃をしてくるほか、攻撃判定の持続が長い右手掴み攻撃を仕掛けてくる為、動きを見て適切な回避行動を取らないと危険。また、付近の屋上には巨大な火炎壺を投げてくる巨人がおり、これを始末しておかないとアイアンゴーレムとの戦闘中にも次々と放り投げてくる。
屋上は狭い通路と広場で構成されており、ステージ外へ落下すると当然即死する。攻撃のダメージよりも斧に吹き飛ばされたり、掴まれて投げ落とされたりすることの方が脅威と言えるかもしれない。また、アイアンゴーレム自身も落下死することがある。実は足が弱点で、片足に一定のダメージを与えると怯み状態になり、その状態で更に攻撃を集中すると転倒する特性がある為、慣れたプレイヤーなら、これを利用して戦闘開始直後に落下即死させることが可能。また、原因は不明だがボス部屋に辿り着く前に落下死している事もある。
撃破すると「アイアンゴーレムの核」をドロップする。
関連装備
ゴーレムアクス
アイアンゴーレムが持っていた斧を人間サイズにしたもの。
片手斧扱いだが重量は重く、筋力が高い者でなければ扱う事は難しい。
持ち主と同様、片手強攻撃で耐久値を消費して風の刃を発射することが可能。
「アイアンゴーレムの核」で最大強化した斧系武器を進化させて入手する。
竜骨の拳
「アイアンゴーレムの核」で最大強化した拳系武器を進化させた武器。
筋力補正が高く、装備時に魔法・炎防御力が上昇するものの、攻撃力は低い。
また、右手強攻撃で高威力のアッパー攻撃を繰り出すが、溜め時間が異様に長い上に無敵時間もスーパーアーマーもないので実用性は低い。