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ピクシブ百科事典

キタサンブラック(ウマ娘)

うまむすめのきたさんぶらっく

メディアミックスプロジェクト『ウマ娘 プリティーダービー』に登場するキャラクター「ウマ娘」の一人。モチーフは2010年代中頃から後半にかけて活躍し、GⅠ7勝を挙げた優駿であると同時に国民的人気歌手・北島三郎の所有馬としても知られる競走馬『キタサンブラック』号。
目次[非表示]

「まずやってみよう!やってみなきゃ何も始まらないもん!」

プロフィール


キャッチコピーみんなの心を照らす!明朗快活お祭り娘!
誕生日3月10日
身長162cm
体重もりもり成長中!
スリーサイズB85・W56・H88
靴のサイズ左右ともに23.0cm
学年中等部
所属寮栗東寮
得意なことマッサージ
苦手なこと見て見ぬふり
耳のこと音感に優れている
尻尾のこと尻尾でも重たいものが持てる
家族のこと父の弟子たちも同居の、30人家族
ヒミツ①好きなものはたいていひと目惚れ / ②砂糖菓子を食べだすと止まらなくなってしまう
自己紹介あたしはキタサンブラック!お祭りみたいにみんなが盛り上がる最高のレースを目指して、全力で駆けるよ!
CV矢野妃菜喜

お祭り大好き!元気で明るい人情派ウマ娘。
困っている人を見れば助け、悩んでいる人には話を聞き……
たくさんの人に慕われる優しい子だが、たまにべらんめぇ口調が飛び出す。
そんな彼女は夢をまだ知らない。だからまっさらなまま笑顔で走る。
眩い光に溢れる未来に向かって!
ウマ娘ポータルサイトより)

概要

メディアミックス作品『ウマ娘プリティーダービー』に登場するウマ娘。実在の競走馬であるキタサンブラックをモチーフとする。

アニメSeason2にてトウカイテイオーに憧れるトレセン学園入学前のウマ娘として初登場。サトノダイヤモンドと仲良しである。
後にゲームでもトレセン学園に入学後の成長した姿で実装された。

アニメ版

Season2

「私、トウカイテイオーさんの大大大ファンなんですっ!!」

帝王からブラックへ


プロフィール

誕生日3月10日
身長140cm
スリーサイズNO DATA
CV矢野妃菜喜

明朗快活で元気いっぱいな女の子。
無邪気でどんなことにも積極的にチャレンジする行動力も魅力のひとつ。
トウカイテイオーに憧れの感情を抱いている。
サトノダイヤモンドとは幼馴染ともいえる仲。
アニメ公式サイトanime-umamusume.jpより

サトノダイヤモンドのことはもっぱら「ダイヤちゃん」と呼び慕っており、小学校の席も隣であることが明かされている。第1話でテイオー本人と会って以来、彼女にも「キタちゃん」呼びされたりと良好な関係を築いている。

2期で新歓するフクキタル



10話では3度目の骨折を発症したテイオーの復帰を願って本人に手作りのお守りを渡そうとしたが、この時既に引退を決断していたテイオーには受けとることができなかった。

キタサンブラック「あ…あの、私、テイオーさんみたいになりたくって…夢なんです!」

テイオー「…ごめんね、それ諦めて、他の子を目標にした方がいいよ」

憧れの存在に「諦めて」と言われ、キタサンブラックもその場ですすり泣くことしかできなかった。しかし、テイオーの引退を発表する意味でも開かれたファン感謝祭には当然の如く最前列に駆けつけ、彼女へ涙を堪えながら自分の最後の思いを伝える。その姿は、ルドルフに憧れを抱いていたかつてのテイオーそのものだった。

「テイオーさん!私、待ってます!…ずっと待ってます!また走ってくれる日を!」

立ち上がる 何度だって


この言葉が切っ掛けとなりトレーナーや観客の引き止め、そしてカノープスらの一大作戦がテイオーの引退発言より先に決行できたことを考慮すると、テイオーの復活を最後まで諦めずに信じ抜いた彼女やツインターボの活躍は、見た目以上に重要な役割だったと言えるだろう(結果論ではあるが、純粋にテイオーの復活を一貫して信じていたのはキタサンブラックとターボだけである)。

その後は引退を撤回したテイオーにも無事お守りを受け取られ、ちゃっかりステージの壇上にも足を踏み入れていた。

13話では1年ぶりの復帰を果たしたテイオーをサトノダイヤモンドたちと共に応援、ビワハヤヒデに追い縋るテイオーに必死の声援を送る。テイオー奇跡の復活を目の当たりにした際には歓喜のあまり若干首を絞めかける形でサトノダイヤモンドに抱きついていた。そしてテイオーたちのウイニングライブを見届けたキタサンブラックは、決意を新たに誓いを立てる。

「いつか、私も…」

そして…





「だから言ったじゃない、大事な日の前は早く寝なさいって」

「だってだって、緊張して中々眠れなくってぇ…」

「…いよいよだね、ダイヤちゃん」

「うん、一緒に頑張ろう、キタちゃん!」

こちょこちょ~



ゲーム版

センシティブな作品
祭りだ!


2021年3月30日よりサポートカードとしてゲームに登場。
2022年2月22日の「ぱかライブTV Vol.14 1st Anniversary Special!」にて、2月24日にアプリ一周年の節目に、満を持して実装が発表された。レアリティは☆3。

新キービジュアルでは最前を飾り、来る24日にはスペシャルウィークと共に一周年記念曲のダブルセンターを務めるなど、「ウマ娘二年目の顔」と言っても過言ではない扱いをされている。

帝王と世紀王


小学生くらいの子供として登場していたアニメSeason2より20センチ以上も成長しているが(地味にテイオーよりも身長が上である)、史実のキタサンブラックも競走馬としての育成を始めた途端にぐんぐん大きくなり、最終的には馬体重540kgに達した大型馬と言うこともあり「高等部に進学すると身長170cm以上に育つのではないか?」という声も。

ウイニングライブ!キタちゃん!


史実馬、もとい現実のキタサンブラックの事実上のオーナーである北島三郎(馬主名義は北島のマネジメント会社である大野商事)のイメージそのままの人情家で、実際に有馬記念では騎手である武豊と共に法被を着て持ち歌の「まつり」を度々披露したエピソードから法被風の勝負服である。カラーリングは黒・茶色をふんだんに使い、法被の裾には現実の勝負服『黒・茶三本輪』のうちの茶三本輪があしらわれている。

また、アニメ2期放映終了後に開催されたストーリーイベント「Brand-new Friend」は入学直後のキタサンブラックとサトノダイヤモンドが主役になっている。

ハァァ〜〜〜ンッ!!!


歌を歌う時は何故か妙にこぶしを効かせて歌うクセがある模様。
父親は多人数のお弟子さんと一緒に暮らす人情家の演歌歌手で、そんな環境で育った彼女も父親のように困った人たちがいたら助けてあげたり、周りの人たちを笑顔にしたいと思っている。

センシティブな作品


同じくトレセン学園に通うコパノリッキーとはサトノダイヤモンドと出会う前からの幼馴染。一緒に同じ公園で遊び、失くしたオモチャなどをよく見つけてもらっていたという。

育成ウマ娘

  • ☆3[錦上・大判御輿]キタサンブラック
    スピードスタミナパワー根性賢さ
    97100798688
    +20%+10%+0%+0%+0%
    バ場適性AダートG
    距離適性短距離マイル中距離長距離
    ECAA
    脚質適性逃げ先行差し追込
    ABCG


固有スキル

  • 勝ち鬨ワッショイ!
前方にいる時、レース後半の第3コーナーで速度を少し上げる、または終盤の向正面で力強く前に踏み込む。

  • 詳細に説明すると「先頭(1~2位)にいる状態で」「中距離以下のレースで第3コーナーにはいった場合は速度アップ」、「長距離レースで終盤に直線に突入した時、速度と加速力をアップ」するとのこと。

アオハル杯でのサポート編成時通り、逃げに特化したタイプ。成長率補正はスピード20%、スタミナ10%と通常衣装版のトウカイテイオーと同じ値。
特筆すべきは覚醒レベル5で獲得可能な「烈風一閃」。長距離直線〇の上位互換スキルであり、今回初登場となる。また、以下の特殊イベントが発表された。

菊花賞の後に・喝采!三冠祭り!
名前の通り、クラシック三冠を達成すると発生。レースに応じたステータス上昇に加え、全ステータス+10、やるき+1、スキル「リードキープ」Lv+2を一挙獲得可能。なお、三冠のうち皐月賞日本ダービーは目標外なので、忘れずに出走しよう。

有馬記念の後に・憧れを超えて
上記イベントを発生させる=クラシック三冠を達成すると、最終目標であるシニア級有馬記念に、隠しライバルとしてトウカイテイオーが参戦。この状態で勝利すると発生するイベント。追加でスキル「ポジションセンス」Lv+2を獲得可能。

Step with you!
大阪杯天皇賞(春)宝塚記念(シニア級)の春シニア三冠達成で発生。こちらもテイオーが登場するが、ライバルとしてではなく達成を祝福してくれる。効果はスキル「春ウマ娘〇」及び「軽やかステップ」ぞれぞれLv+2。ちなみに対象レースは全て目標に含まれるのでご安心を。

緊急開店!キタちゃんマッサージ
ランダム発生。疲れたトレーナーをキタサンブラックがマッサージをしてくれる。選択肢と効果は以下の通り。
  • 足:スピード+20
  • 腰:体力+10、根性+10
  • 肩;スキル「コーナー回復〇」Lv+2


その他
  • 下記のサポートカードで確定獲得できた強力レアスキル「弧線のプロフェッサー」が覚醒スキルに含まれていない。当然彼女自身をサポートに編成出来ないので、長らく「弧線のプロフェッサー」を付けるのが事実上不可能となっていたが、憧れの先輩がVR世界から持って来てくれたのでついにキタサンもプロフェッサーになる事が出来る。しかし後述の通り最強格スピードサポートカードである彼女自身抜きでの育成を強いられることになるのは相変わらず。現在では他にも匹敵するレベルの強力なカードの選択肢があるとは言え、相変わらずスピードカードではトップクラスであることは間違いないため、トレーナーの腕が試される。
  • 育成シナリオにはエアグルーヴの教えを受けているライバルウマ娘・ブリュスクマンが登場する(グラフィックはモブウマ娘と同じ)。任意出走の皐月賞・ダービーと目標の宝塚記念で交戦するが、ステータスが他のモブどころかネームドウマ娘よりも高く、複数の金スキルまで持っているかなりの強敵。モチーフは史実で幾度もキタサンブラックに立ちはだかった同期の二冠馬、ドゥラメンテと推測されている(どちらも言語の違いこそあれど音楽用語で「荒々しくはっきりと」という意味。また、エアグルーヴの孫に当たる)。モブが名ありで登場し、シナリオにもガッツリ絡むのは初の事態。「青鹿毛のウマ娘」「4番ちゃん」などのように名前がぼかされず、かつ史実では血縁関係のあるウマ娘が代理を務める訳でもないため、ブロワイエのように「実名実装に向けて差し替え可能な形で登場させたのでは?」という説もあるが、果たして…?

サポートカード

  • SSR[迫る熱に押されて]キタサンブラック

ストーリーイベント「Brand-new Friend」のタイミングであったガチャ更新によって、追加されたサポートSSR。タイプはスピード。
ちなみにこのガチャはサービス開始以来、初のダブルピックアップであり、もう片方はサトノダイヤモンド

全てにおいて、サービス開始後1ヶ月に追加されたSSRとは思えない性能を持っており、連続イベ1、2回目共通でやる気アップ、2回目で体力回復(2回目は上の選択肢を選んでいることが条件。下の選択肢を選ぶとやる気アップ+体力回復がない代わりに、スキルのヒントをくれる)、金スキル「孤線のプロフェッサー」を連続イベで確定獲得。さらに別イベントでは「練習上手〇」をくれるなど、イベントが非常に優秀。トレーニング時のヒントで、「コーナー回復〇」、「直線回復」、「集中力」など、かなり有力なスキルのヒントレベルをくれたりなど、無凸でもかなりの性能を誇るが、完凸すると、トレーニング効果アップ実質15%に加え、スキルヒントLv3、何よりも得意率実質100という効果が追加され(2凸までで実質20、3凸で実質60)、他のサポートカードとは比べ物にならないほど、スピードのトレーニングに来てくれるうえに、トレーニング性能も非常に高い

このサポカ自体は、中長距離、および脚質逃げの育成に向いているのだが、トレーニング性能の高さ、イベントの良さ、スキルの良さ、そしてウマ娘におけるスピードの重要性も相まって、このカードの欠点がほとんどない。実際、登場から9か月が経った後の新イベント「トレーナー技能試験」でサポートランキングが発表されたのだが、全ての分野で1位であり、このカードの1強状態が目立つ結果になっている

無凸でも十分な性能を誇るこのカードだが、完凸時の性能向上がかなり大きい(特に得意率)ので、「無凸・低凸なら、フレンドから完凸キタサンを借りた方が良いので、持っている意味が薄い」と言う考え方もある。
例えば「自前無凸クリーク+フレンド完凸キタサン」と「自前無凸キタサン+フレンド完凸クリーク」なら、前者の方が強力であると言われている。
もちろん、全く別のサポートカードを借りたい時もある事を考えれば無意味ではないし、そもそも完凸キタサンを持っているフレンドがいないと言う事もあり得るのだが。
逆に自前で完凸キタサンを貸し出せるプレイヤーは、引く手数多であろう。

…しかしこのカード、初のピックアップではとんでもない罠が仕掛けられていた
普段のピックアップは0.75%なのだが初のダブルプックアップだったためかサトノダイヤモンドと共に0.5%に設定されていた。普段の2/3しか出ないのだ。
完凸のための期待値はおよそ18万円。この圧倒的な性能と低い排出率に多くのプレイヤーが挑み、そして散っていった…(財布的な意味で)
いまでも動画サイトなどで検索すれば当時の阿鼻叫喚っぷりが残されている。
このガチャの影響があったかどうかは定かではないが、後のダブルピックアップでは2枚とも0.75%に設定されるようになった。

競走馬「キタサンブラック

センシティブな作品


『そして、みんなの愛馬になった。』 
オーナー、そして名手が愛する馬は、
闘いを重ねるたびに、人々の心の中へ。
威風堂々、新たなる王者の旅は続く。
幾多の想いとともに。
─JRAヒーロー列伝 No.81 キタサンブラックより

春祭、ご照覧あれ


『宴が始まる』
止まらぬ威勢 陰ることのない迅疾
漆黒の槍の一突きに 我らもはや成すすべなし

競りかけ挑む者たちが ことごとく力尽きていく

やがて宴が始まる お前を称える歌声
討たれ敗れた我らの心に 羨望と諦観を刻みつける
─JRA名馬の肖像 2022年 大阪杯より
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2012年生まれの鹿毛牡馬15世代)。
ブラックタイド、母シュガーハート、母父サクラバクシンオー
父ブラックタイドは2004年のGⅡスプリングステークスの優勝馬で、競走馬・種牡馬双方で大成功を収めた「英雄ディープインパクトの全兄。しかし弟との評価には大きな差があり、それは産駒の価格にも反映されている。例えばディープの産駒であるサトノダイヤモンドは当歳時にセレクトセールで2億4,150万円で落札されたが、キタサンブラックの価格はその69分の1に過ぎない推定350万円で取引されたと言われている。また、性格はディープが大人しかった一方、タイドは荒かったらしい。それでもその血統故に種牡馬入りすることができ、ディープの代用種牡馬として人気を集めた。キタサンブラックは彼の3年目の産駒であり、種牡馬として初めてのGⅠ勝利をもたらした馬である。
母シュガーハートは名スプリンターとして名を馳せたサクラバクシンオーの産駒の一頭。生まれた時から高く評価されており、調教でも期待できる走りを見せていたが、デビュー前に屈腱炎を発症してしまい、そのまま繁殖入りとなった。

馬主は大野商事。大野商事は「サブちゃん」こと演歌歌手の北島三郎が設立した芸能事務所の法人名義であり、当馬の実質的なオーナーは北島三郎であると言える。ちなみに、北島が別の馬の購入の為にヤナガワ牧場へ訪れた際、キタサンブラックと目が合ってその顔に惹かれ、牧場の帰りに思い立ってもう一度引き返し本馬を購入したという逸話がある。
所属は栗東トレーニングセンターの清水久詞厩舎、主戦騎手は武豊(2016年より。それ以前は北村宏司が5回、後藤浩輝浜中俊横山典弘が各1回ずつ騎乗)。
また、サトノダイヤモンドとはそれぞれの父親が全兄弟であるが、サラブレッドの血統としては従兄弟の扱いではない(それぞれの母が姉妹の時のみ従兄弟となる)。

  • 競走馬時代
2015年デビュー。デビュー戦では意外にも中団後方からの差し切り勝ち。2戦目では2番手追走から後のダービー2着馬サトノラーゼンらを3馬身千切り捨て圧勝。GⅡスプリングステークスでは1番人気リアルスティール、2歳王者ダノンプラチナらの追撃を振り切り3連勝。父ブラックタイドとの親子制覇を達成し重賞初勝利を挙げる。GⅠ皐月賞でも3着と好走するものの、GⅠ日本ダービーでは14着と惨敗。春二冠を制したのはドゥラメンテ(母の母エアグルーヴ)。しかし、ダービー後に骨折が判明しドゥラメンテは年内全休となる。

秋を迎えキタサンブラックはGⅡセントライト記念を勝利し重賞2勝目。二冠馬不在のGⅠ菊花賞に臨む。母父サクラバクシンオーを懸念され5番人気だったものの、中団待機からインを突き馬の間を割って抜け出し見事勝利。馬主の北島三郎、調教師の清水久詞は初のGⅠタイトル、騎手の北村宏司は初のクラシック制覇となった。また、セントライト記念勝利馬の菊花賞勝利はシンボリルドルフ以来の快挙であった。GⅠ有馬記念はファン投票3位、レースでは4番人気に支持された。レースでは鞍上横山典弘が初めての逃げを打ち、直線しぶとく粘るものの惜しくも3着。勝ったのは3連勝中のゴールドアクター(父の父グラスワンダー)だった。なお、1番人気で8着だったゴールドシップはこのレースを最後に競走馬を引退している。

2016年からは落馬負傷で長期療養中の北村宏司に代わって武豊が騎乗。逃げるか2~3番手につけてペースを支配するレース運びで、2年に渡って古馬中長距離路線に君臨。
2016年初戦はGⅡ産経大阪杯。逃げる形で直線粘るものの、前走の鞍上横山典弘騎乗の同期アンビシャスにマークされゴール前で捕まり惜しくもクビ差の2着。GⅠ天皇賞(春)でも絶妙なペースで逃げると直線では8歳セン馬カレンミロティックに一旦交わされたものの、驚異の勝負根性で差し返すと叩き合いを制しハナ差で勝利。沈黙の日曜日から17年半、武豊騎手はついに逃げで天皇賞を勝利した(意外なことに、同騎手にとってJRAGⅠ初の逃げでの勝利だった)。GⅠ宝塚記念では後続馬達のマークを受け厳しいペースの中逃げを打ち、直線で先行馬達を脱落させ再び驚異の粘りを見せるが中団からじりじりと追い上げてきた伏兵・牝馬マリアライト、後方から直線一気に追い込んできた同期の二冠馬ドゥラメンテにゴール前交わされ惜しくも3着。このレース前までは展開に恵まれたり騎手の好騎乗もあって結果を残せていたと考えていた競馬ファンも多く、この宝塚記念からキタサンブラックの実力が本物であると評価を改め、今後の活躍を予感させる走りを見せた。ちなみに、2着のドゥラメンテはゴール直後に脚を痛めてそのまま引退。残念ながらリベンジを果たすことが出来なくなってしまった。

秋初戦のGⅡ京都大賞典では初の一番人気に支持される。逃げるヤマカツライデンの2番手を追走し、直線でアドマイヤデウスラブリーデイを振り切り楽々勝利すると、GⅠジャパンカップでは引き続き一番人気に推された期待に見事応え、後続に2馬身半差をつける圧勝。同条件の日本ダービーでの惨敗の雪辱を逃げ切り勝ちで果たした。年末の有馬記念では逃げるマルターズアポジーの2番手で競馬を進めたが、人気を分け合った1歳年下の菊花賞馬サトノダイヤモンド、同厩舎・同馬主のサトノノブレスの2頭の徹底マークを受け、直線では3着馬で昨年の覇者ゴールドアクターの追撃は振り切ったものの、ゴール前でサトノダイヤモンドにクビ差捉えられて惜しくも2着。年間成績は6戦3勝、2着2回、3着1回で複勝率100%と優秀な成績を残し、年度代表馬を受賞した。

ラストイヤーの2017年はこの年からGⅠに昇格した大阪杯から始動。
昨年のダービー馬マカヒキ、海外GⅠ香港ヴァーズの勝ち馬で同期のサトノクラウン、昨年の覇者アンビシャス等の強豪がひしめく中、キタサンブラックは道中3番手で追走。最終コーナーで2番手ロードヴァンドールを抜き去り、逃げるマルターズアポジーを直線で交わすとステファノスヤマカツエースの追撃を楽々振り切り初代王者に輝く。2連覇がかかった天皇賞(春)では、ヤマカツライデンが1000mを58.3と破滅的なペースで大逃げを打つ中で大きく離れた2番手を追走。第4コーナーで脚を使い切ったヤマカツライデンを抜き去り、直線では同期のシュヴァルグラン、2強と目されたサトノダイヤモンドらを振り切り史上4頭目の2連覇を達成。超ハイペースの消耗戦になり、勝ち時計は3:12.5のレコードタイム。ディープインパクトが残した3:13.4を0.9秒も上回り、この記録は京都競馬場が改修に入った2020年まで破られなかったため、現在は今後破られることがない永久不滅の記録となっている。なお、大阪杯のGⅠ昇格によってこの年から春古馬三冠が設立されており、天皇賞(春)の勝利によって設立初年度に早くも達成に王手をかけることになる。そんな中で勝てばGⅠ凱旋門賞挑戦も期待される春古馬三冠の最終戦・宝塚記念に挑むが、ハイパーレコードの反動もあったか結果は同期のサトノクラウンの9着と惨敗。陣営はこの結果を見て凱旋門挑戦を断念。秋を見据えて休養に入る。

秋の初戦はGⅠ天皇賞(秋)を選択。同時にキタサンブラックは年内限りでの引退が決定し、種牡馬入りすることが決まった。迎えた本番、台風の影響でグチャグチャの不良馬場となった東京競馬場。キタサンブラックはスタート前にゲートに突進し、頭をぶつけて出遅れてしまう。しかし、鞍上武豊は慌てず騒がず。道中誰も通ろうとしないボロボロなインコースを悠々と進み、直線で外に出すと内から詰め寄る重馬場の鬼・サトノクラウンをデッドヒートの末クビ差振り切り勝利。史上5頭目の天皇賞春秋連覇を達成し、鞍上の武豊は春秋合わせて通算14度目の天皇賞制覇を達成した。続くジャパンカップでは連覇を目指し逃げを打ったものの、直線突き放すタイミングで脚を溜めていた2歳年下のダービー馬レイデオロと春天の雪辱を誓う同期シュヴァルグランが猛追。2頭に差し切られ、結果はシュヴァルグランの3着に終わる。直線でいつもより粘りがなかったことで前走の反動を心配する声も挙がったが、鞍上武豊がレース中にいつもと走りが違うことに気づき、レース後確認するとレース中に左前脚の蹄鉄が緩み、ゴール後に落鉄していたことが判明した。

  • 駆け抜けた漢道・ラストランの有馬記念
ラストランとなる第62回有馬記念では陣営も引退を花道で飾るため渾身の仕上げを施し、本番では覇を競った同期のシュヴァルグランやサトノクラウン、前走で古馬相手にGⅡアルゼンチン共和国杯を快勝したダービー2着馬スワーヴリチャードなどの強豪が揃う中、キタサンブラックはいつもどおりにマイペースの逃げを打つ。
鞍上の武豊は終始手綱を緩めたまま最後の直線に差し掛かり、ここで一気に後続を突き放す。

「キタサンブラック先頭!
2番手はシャケトラ福永祐一)!2番手シャケトラ!
2番手はまだシャケトラが粘っているが、キタサンブラック、残り200!
坂を上がって、スワーヴリチャードM.デムーロ)が上がってきたが!
しかし、逃げる逃げるキタサンブラック!クイーンズリングC.ルメール)も迫って来た!
しかし、キタサンブラックだ!キタサンブラックだ~~!!
最後の最後もキタサン祭り!!!」by NHK 大坂敏久

内からシュヴァルグラン、外からスワーヴリチャードが追い込みを掛けるが届かない。
2頭の内から思わぬ伏兵、牝馬クイーンズリングが伸びてきたがこれも届かない。
キタサンブラックは後続に1馬身半の差をつけて圧巻の逃げ切り勝ち。
過去2回挑んで3着、2着と勝てなかった有馬記念を三度目の正直で見事勝利、有終の美を飾った。


レース終了後には北村宏司騎手、武豊騎手や調教を担当していた黒岩悠騎手、清水久詞調教師、調教助手などを交えて引退セレモニーが行われ、北島三郎はキタサンブラックへ贈る新曲「ありがとうキタサンブラック」をVTRで披露。最後には競馬場のファンたちと「まつり」を大合唱し、中山競馬場にキタサン祭りの祭り囃子が響き渡った。


受賞歴はJRA賞最優秀4歳以上牡馬、年度代表馬を2016、17年と2年連続受賞。
最終的にはシンボリルドルフなどに並ぶGⅠ7勝、テイエムオペラオーの最多獲得賞金記録を更新し、2020年には令和初となるJRA顕彰馬に選出されている。

(ウマ娘では親友の)サトノダイヤモンドとは2戦を闘い、1勝1敗。
一度目の2016年有馬記念では直線先頭で粘るものの、終盤にじわじわと追い込んできたサトノダイヤモンドに差し切られクビ差の2着に終わる。
二度目の翌年2017年の天皇賞(春)では早め先頭で押し切り1着。サトノダイヤモンドは2着のシュヴァルグランを捕らえきれずに3着だった。

ちなみに、ウマ娘プロジェクト発表(2016年3月)以前から、馬主の北島三郎はレース後に「応援してくれたファンへ感謝の気持ちを表すライブ」を度々行っていた。

無題



  • 引退後
引退後は社台スタリオンステーションで種牡馬入り。
2021年から産駒が順次デビューしており、同年に初年度産駒のイクイノックス(母父キングヘイロー)がGⅡ東京スポーツ杯2歳ステークスを優勝して重賞を初制覇。翌2022年のクラシック三冠路線では皐月賞日本ダービー共に惜しくも2着となってしまうが、天皇賞(秋)では大逃げを敢行したパンサラッサを豪脚で猛追して差し切り勝ちを収め、キタサンブラックに種牡馬としての初GⅠ勝利(及び天皇賞(秋)の最短父子制覇)をプレゼント。続く有馬記念も完勝しGⅠ2勝目(こちらも有馬記念の最短父子制覇)を挙げている。

他にもガイアフォースが同年のGⅡセントライト記念を制してこれまた父子制覇を成し遂げた他、2歳牝馬ラヴェルがGⅢアルテミスステークスを制するなど順調なスタートを切っている。

余談

クラッシャー(破壊者)キタサンブラック?

史実のキタサンブラック号は驚異のスタミナと勝負根性を生かして後続馬をバテさせる消耗戦を得意としていた為、キタサンブラックと同じレースを走った馬(特に接戦を演じた馬)達はその後に調子を落としたり怪我をすることが多かった。特にハイパーレコードの2017年天皇賞(春)、とんでもない不良馬場だった2017年天皇賞(秋)はそれが顕著に表れている。そんな中で引退まで大きな怪我をすることなく走り切ったキタサンブラックは、レースの出走数が少なくなった近代競馬の中で異彩を放ち、競馬ファン達からの評価を高めている。

アニメ Season1のキタサンブラック?

キタサンブラック


WDTが終わりウイニングライブが行われている会場でキラキラ目を輝かせながら見入っているウマ娘。その名称は公式には明かされていない(公式からこのウマ娘が「キタサンブラックだとは明言されていない)。右耳にリボン、髪色、流星、服のカラーなどの特徴からファンの間ではキタサンブラックが最有力候補と目されており、pixivでは放送当時からこのウマ娘のイラストにキタサンブラック(ウマ娘)タグが付けられている。ファンの間で広がった憶測でpixiv百科事典に記事が出来てしまったので…

なお、このウマ娘はキタサンブラックではなく、同じ馬主のキタサンミカヅキである。という説もある。
この馬は中央から地方の船橋競馬に移籍して活躍した馬で、父がキングヘイローで母父がブラックと同じサクラバクシンオー。
毛色も、ブラックと同じ顔に白斑の入る鹿毛で、このウマ娘の特徴に重ならないこともない
現在は優駿スタリオンステーションで種牡馬として供用されている。

新たな同期

2022年2月22日に放送されたぱかライブで、キタサンブラックと同世代の競走馬がモチーフと思われる、二名の名称不明のウマ娘が登場。

前者については同放送で流れたショートアニメでサトノダイヤモンドに「サトノグループの『クラちゃん』」と呼ばれていたことからサトノクラウンで間違いないと思われる。
後者についてはまだ情報が少ないため断言はできないが、今のところはシュヴァルグラン説が有力。栗毛に近い髪色に縦長の流星を持ち、馬主で元プロ野球選手・元メジャーリーガーの佐々木主浩が所属していた横浜ベイスターズ・シアトルマリナーズから連想された、勝負服の白・水色・青と一致する水兵帽に投手のようなポーズなどが判断材料。

そして同年11月5日に開催された「ウマ娘 プリティーダービー 4th EVENT SPECIAL DREAMERS!! EXTRA STAGE」Day1において、この2人のウマ娘についてそれぞれサトノクラウン(ウマ娘)シュヴァルグラン(ウマ娘)であることが発表された。

お助けキタちゃん

ゲーム内でも自称している「お助けキタちゃん」だが、育成ウマ娘ガチャ☆3[錦上・大判御輿]、☆3[真打・慶鶴之志]どちらもキャンペーンで無料10連を引き連れて登場している。
名実ともに有名なキャラクターの登場によって新規ユーザーを引き連れてくるのはもちろんのこと、無課金トレーナー、課金に疲れたトレーナーにとっては(引けた、引けなかったは置いといて)新たな育成ウマ娘を増やす絶好の機会となった。

困ってる人を放っておけないキタちゃん



関連イラスト

ゲーム版

キタサンブラックちゃん
ぷくっと
センシティブな作品
キタサンブラック



Season1

\謎のウマ娘/
キタサンブラック
キタサンブラック
競バ烈風バクシンオー



Season2

キタブラックサン



その他イラスト

キタサンのWL


元ネタの馬主つながりで演歌を歌っているイラスト

キタサン侑ちゃん
侑ちゃん「こう?」


所謂、中の人ネタで「ヒトリダケナンテエラベナイヨー!!!」的なイラスト

関連項目

ウマ娘プリティーダービー

サトノダイヤモンド(ウマ娘)

サトノクラウン(ウマ娘)

シュヴァルグラン(ウマ娘)

トウカイテイオー(ウマ娘):キタサンブラックがトウカイテイオーに憧れている理由として、キタサンブラックが勝てなかった皐月賞・日本ダービーの二冠を達成している、史実の同期である二冠馬ドゥラメンテと重ね合わせているなどの点が挙げられている。

サクラバクシンオー(ウマ娘):史実では母父(母方の祖父)に当たる。そのためかキタサンブラックは菊花賞、あるいは1度目の天皇賞(春)の辺りまで短距離血統と見られていた。1stアニバーサリーのスペシャルアニメでも早速絡みがあり、「何となく親近感を感じた」らしい。

コパノリッキー(ウマ娘):幼少期に同じ公園で遊んだ幼馴染。史実では同じ牧場(ヤナガワ牧場)の出身。2歳年上だがキタサンブラックとほぼ同時期に活躍し、引退もほぼ同じタイミングだった。キタサンブラックの有馬記念の後に続いてGⅠ東京大賞典を4度目の挑戦で初制覇し、有終の美を飾った。リッキーの育成シナリオでは、キタサンブラックと共にヤナガワ牧場の牧場長がモデルとされる公園の管理人のおじさんと再会する隠しイベントがある。

みなみとますお:アニメSeason2で仲良くなっていた相手。

弥次喜多東海道中膝栗毛の主人公コンビ。後援会はキタサンブラックを「ちーやじさん」と呼ぶのだが、その由来だと思われる(きたさん繋がり)。

喜多郁代:『ぼっち・ざ・ろっく!』のメインキャラクターで「きたちゃん」の愛称繋がり。郁代の中の人はウマ娘では別のウマ娘を演じており、TVアニメではモブキャラとして登場する郁代の友人をキタちゃんの中の人が演じている。また、2022年12月25日にはTVアニメ最終話が放映され、劇中での活躍から「喜多ちゃん」が深夜にトレンド入りし、この日の午後に行われた有馬記念にて、キタサンブラックの初年度産駒である競走馬『イクイノックス』が勝利し、父子での秋天・有馬制覇も相まって「キタちゃん」がトレンド入りするという、1日で2つの「きたちゃん」がトレンド入りするという現象が発生した。

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