概要
核となる粒(罌粟、もしくはザラメ)を砂糖で少しずつ包んでいき、多くの突起が付いた玉にする。その形は星に例えられることもあり、「金平糖は甘い」から歌い始めて「夜空のお星様」と連想していくわらべ歌もある。
日本への伝来はかなり古く、その時期については諸説あるが、1550年にカステラなどとともに南蛮伝来の菓子として伝えられたと言う説が有力。
ちなみに、日本で最初に食べたのは、織田信長であるとされている。
乾燥しているので長期保存に適し、乾パンの缶詰など保存食には口休めとして入っていることが多い。きちんと伝統的な手法で作られた金平糖は数十年以上保存がきき、皇室では祝祭事の際の引き出物に使われている。軍隊との関係も古く、第一次世界大戦の日本軍では携帯されている。現在の自衛隊の戦闘糧食にも乾パンと一緒に組み込まれている。
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