注意事項
- 本ウマ娘はアニメオリジナルウマ娘だが、後述するとおり、作品内においては特定の競走馬に相当する立ち位置を与えられている。 二次創作にあたっては、モデルとなった実在の競走馬やその関係者に対して配慮することを心掛けられたい。
- 応援してくださっているファンの皆さまにご注意いただきたいこと - ウマ娘プロジェクト
- 「ウマ娘 プリティーダービー」の二次創作のガイドライン - ウマ娘プロジェクト
概要
CV:不明
オールハイユウは、アニメ『ウマ娘プリティーダービー3rd Season』に登場するアニメオリジナルウマ娘(モブウマ娘)である。名前はフランス語のオール(ゴールド)と俳優(アクター)を合わせたもので、第5話の宝塚記念のファン投票結果の用紙でその名が確認できる。宝塚歌劇団の男役を思わせるハンサムな顔つきとスラリとした長身に、赤い勝負服を着ており、要は最速の機能美のしょうゆ顔のフジキセキのような容姿をしている。俳優の名前通り、なにかと芝居がかった仕草でアピールするのも特徴。
初出は第3話の有馬記念。出走前の解説(cv:山本昌広)の紹介にも挙がらないほどであったが、レースでは逃げるキタサンブラックおよび競い合うリバーライトをサウンズオブアースと一緒に迫り、この2人をかわしてサウンズオブアースの猛追も振り切って1着になった。ただしラストランとなった8着のゴールドシップに話題をさらわれる形になるなど不遇。
第4話の天皇賞(春)でもわずかながら映っている。
第7話冒頭では有馬記念では前年の有馬記念ウマ娘にもかかわらずキタサンブラックとサトノダイヤモンドばかり注目され霞んでしまう。しかしレースではオーラを放つキタサンブラックとサトノダイヤモンド相手にオーラを発しない状態でも最後まで競い、3着に入っている。レース後は1着、2着のサトノダイヤモンド、キタサンブラックとともにウイニングライブへ挑んだ(ライブ自体は放送されず)。
第9話でも天皇賞(春)に出走。出走前はいつも通りの様子で観客にアピールしていた。
第10話の宝塚記念では、調子を崩したキタサンブラックの隙を突くように躍り出たサトノクラウンに食らいつくも、一歩及ばず2着。
話数 | レース場 | 競走名 | 格 | 距離 | 枠番/馬番 | 着順 | 1着ウマ娘(2着ウマ娘) |
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3話 | 中山 | 有馬記念 | GⅠ | 芝2400m | 4/7 | 1着 | (サウンズオブアース) |
4話 | 京都 | 天皇賞(春) | GⅠ | 芝3200m | ?/? | ?着 | キタサンブラック(?) |
7話 | 東京 | ジャパンカップ | GⅠ | 芝2400m | ?/? | 4着 | キタサンブラック(サウンズオブアース) |
7話 | 中山 | 有馬記念 | GⅠ | 芝2400m | 1/2 | 3着 | サトノダイヤモンド(キタサンブラック) |
9話 | 京都 | 天皇賞(春) | GⅠ | 芝3200m | 6/12 | ?着 | キタサンブラック(シュヴァルグラン) |
10話 | 阪神 | 宝塚記念 | GⅠ | 芝2200m | ?/? | 2着 | サトノクラウン |
上記のように、アニメseazon3の主人公であるキタサンブラックと同じレースに出走する機会が多く、上位に躍り出ることも少なくない。後述のネタによる影響もあり、アニメオリジナルウマ娘の中でも印象の強い存在となっている。
モデル
モデルは14世代のゴールドアクターで、父スクリーンヒーローのそのまた父がウマ娘にもなったグラスワンダーである。
元々、この馬の配合の意図は母のヘイロンシンが障害競走で2勝を挙げていることから「中山大障害を勝てる馬を」というもので、高いスタミナと頑丈さを期待してのものだった。
初勝利は3歳の1月と遅く、なんとか勝ち上がって挑んだ青葉賞(GⅡ)で4着に終わりダービーの夢は断たれてしまう。
しかし、夏の札幌の条件戦で勝ち上がり、菊花賞(GⅠ)で3着に入りこみ、「夏の上がり馬」と呼ばれるまでに実力をつけて行った。…が、この後は疲れが出たのか長期の休養に入る。
翌年は降級したため条件戦からの再スタートになるも、これを危なげなく連勝。11月にアルゼンチン共和国杯(GⅡ)で1着に入り重賞初制覇を果たす。
陣営はこのままジャパンカップへ出走…と思いきや有馬記念に出走を表明。賞金額がギリギリ足りるかどうかという状態だったが、なんとか出走へ漕ぎつけた。
迎えた有馬記念には引退レースとなったゴールドシップをはじめ、同年菊花賞馬のキタサンブラックや宝塚記念・天皇賞(秋)を制したラブリーデイ(ウマ娘ではブラーヴォデイ)、エリザベス女王杯馬のマリアライト(先述のリバーライトのモデル)など錚々たるメンバーの中8番人気であったが、4コーナーまでゴールドシップと並走していたが先に仕掛け、先行していたキタサンブラックとマリアライトをかわして1着に入った(ゴールドシップは8着)。ちなみにこの年は4戦全勝であった。
翌2016年の日経賞(GⅡ)も勝利し5連勝に伸ばしたが、天皇賞(春)では掛かってしまい12着と惨敗。休養を経て再始動したオールカマー(GⅡ)で勝利し、ジャパンカップで4着、有馬記念も3着と掲示板入りする安定性を見せた。
2017年も宝塚記念で2着に入ったがその後は体調を崩して再び長期休暇に入り、2018年に復帰したが2桁順位が続いたことで引退し種牡馬入りした。
なお、初年度産駒にはウマピョイがいる。
余談
アプリでは…
ゲームのサウンズオブアース育成シナリオでは、ゴールドアクターがモチーフの固有モブウマ娘「アウラムスタア」が登場。
オールハイユウと同じ髪色(青毛)と流星が特徴的。
似ている…?
藍色の髪と赤い勝負服から、走っている後ろ姿が某MSパイロットのようだとネタにされることがある。
※参考画像