概要
2011年生まれの日本の競走馬で、2013年から2018年にかけてJRAで競走生活を送った。
主な勝ち鞍は有馬記念(2015年)、アルゼンチン共和国杯(2015年)、日経賞(2016年)、オールカマー(2016年)など。
父、スクリーンヒーローはグラスワンダーの代表産駒の一頭。母、ヘイロンシンは障害競走で2勝を挙げており、ゴールドアクターも障害馬にするつもりの交配であった。
2014年8月以降、吉田隼人が主戦騎手を務めた。
父:スクリーンヒーロー 母:ヘイロンシン(母父:キョウワアリシバ)
生産者:北勝ファーム
馬主:居城要
調教師:中川公成(美浦トレーニングセンター)
戦績:24戦9勝
獲得賞金:7億4324万4000円
略歴
2011年
5月18日、誕生。遅生まれながら他の当歳馬に引けを取らない体格だった。
2013年
美浦の中川公成厩舎に入厩。
11月24日、蛯名正義騎手の騎乗で東京競馬場の2歳新馬戦(芝2000m)でデビューしクワトロガッツの7着。
12月21日、石橋脩騎手の騎乗で中山競馬場の2歳未勝利戦(芝2000m)に出走し、ショウナンラグーンの4着。
2014年
1月12日、中山競馬場の3歳未勝利戦(芝2000m)に出走し、初勝利を挙げる。
5月3日、東京競馬場の青葉賞(GⅡ)に出走し、ショウナンラグーンの4着。
8月2日、吉田隼人騎手に乗り替わり、札幌競馬場の3歳上500万下(芝2600m)に出走し、1着。
8月23日、札幌競馬場の支笏湖特別に出走し、1着。
10月26日、京都競馬場の菊花賞(GⅠ)に出走し、トーホウジャッカルの3着。
2015年
10月12日、東京競馬場のオクトーバーステークスに出走し、1着。
11月8日、東京競馬場のアルゼンチン共和国杯(GⅡ)に出走し、1着。初の重賞勝利。
12月27日、中山競馬場の有馬記念(GⅠ)に出走し8番人気で優勝。さらにラブリーデイやゴールドシップも破り世代交代をアピール、8年ぶりの波乱グランプリとなった。吉田隼人騎手もGⅠ初勝利。この年は4戦して無敗。
2016年
3月26日、中山競馬場の日経賞(GⅡ)に出走し、1着。
5月1日、1番人気で京都競馬場の天皇賞(春)(GⅠ)に出走し、キタサンブラックの12着。連勝は5でストップ。
9月25日、中山競馬場のオールカマー(GⅡ)に出走し、1着。
11月27日、東京競馬場のジャパンカップ(GⅠ)に出走し、キタサンブラックの4着。この後、勝てなくなる。
12月25日、有馬記念に出走し、サトノダイヤモンドの3着。
2017年
3月25日、日経賞に出走し、シャケトラの5着。
4月30日、横山典弘騎手に乗り替わり、天皇賞(春)に出走し、キタサンブラックの7着。
6月25日、阪神競馬場の宝塚記念(GⅠ)に出走し、サトノクラウンの2着。疲労と不調で秋競馬は全休となる。
2018年
1月21日、武豊騎手に乗り替わり、中山競馬場のアメリカジョッキークラブカップ(GⅡ)に出走し、ダンビュライトの11着。
4月1日、吉田隼人騎手に乗り替わり、阪神競馬場の大阪杯(GⅠ)に出走し、スワーヴリチャードの16着。
9月23日、オールカマー(GⅡ)に出走し、レイデオロの11着。
10月10日、競走馬登録を抹消した。
キタサンブラックとは2勝4敗、シュヴァルグランとは2勝4敗。
2019年
優駿スタリオンステーションで種牡馬入り。初年度産駒にウマピョイがいる。