誘導
ウマ娘に関しては、こちらへ。→サウンズオブアース(ウマ娘)
データ
馬名 | サウンズオブアース |
---|---|
英字表記 | Sounds of Earth |
香港表記 | 萬籟爭鳴 |
生産 | 社台ファーム |
生年月日 | 2011年4月12日 |
性別 | 牡 |
毛色 | 黒鹿毛 |
父 | ネオユニヴァース |
母 | ファーストバイオリン |
母の父 | ディキシーランドバンド(Dixieland Band) |
5代内のインブリード | アルマームード(Almahmoud)5×5 |
競走成績 | 30戦2勝 |
主な勝鞍 | はなみずき賞(500万下) |
生涯獲得賞金 | 4億6744万9000円 |
近親 | ドミニカン(Dominican) |
没年月日 | 2023年2月13日(12歳没) |
概要
通算30戦2勝ながら2着8回、うち7回は重賞というシルバーコレクター。
特にGⅠでは有馬記念でキタサンブラックに先着するなど3度2着に突っ込み、最強の2勝馬と呼ばれた。
馬主は社台グループ代表・吉田照哉氏。
管理調教師は藤岡健一。
主戦騎手はミルコ・デムーロ(9回騎乗)だが、乗り替わりが多い。
血統
同期には同父の2017年「QE2世カップ」勝ち馬ネオリアリズムがいる。
母はクリスエヴァート牝系のファーストバイオリン。
半兄に2007年米G1「ブルーグラスステークス」勝ち馬のドミニカン(父El Corredor)がいる。
母父ディキシーランドバンドは米G1マッチメイカーステークス等を制したノーザンダンサー産駒で、アメリカンボスやデルタブルース、レッドリヴェール等の母父としても知られる
「サウンドオブアース」というよく似た名前の馬(99世代、ブライアンズタイム産駒)がいるが、特に関係はない。
現役時代
2013年10月13日、京都競馬場の2歳新馬戦で福永祐一を背にデビュー(5着)し、2戦目の未勝利戦ではミルコ・デムーロとのコンビで初の2着。
2014年、初戦の3歳未勝利戦(クリスチャン・デムーロ)で初勝利 オープンの若葉ステークスで3着の後、阪神500万下「はなみずき賞」(福永祐一)で2勝目。
しかし、これが最後の勝鞍となった。
トライアルのGⅡ京都新聞杯(浜中俊)でハギノハイブリッドの2着に入り日本ダービー(浜中)でGⅠ初出走、ワンアンドオンリーの11着。
秋もトライアル神戸新聞杯(藤岡祐介)でワンアンドオンリーの2着、本番の菊花賞でも好走しトーホウジャッカルの2着。
2015年初戦の日経賞(M.デムーロ)では重賞未勝利馬ながら1番人気に推されたが結果は4着、本番の天皇賞(春)(内田博幸)もゴールドシップの9着と見せ場なし。
秋の京都大賞典(浜中)では再び好走しラブリーデイの2着に入り、ジャパンカップ(M.デムーロ)5着。
年末の有馬記念(M.デムーロ)では菊花賞馬キタサンブラックを抑えゴールドアクターの2着に突っ込んだ。
2016年も日経賞(福永祐一)でスタートし、再びゴールドアクターの2着に。
本番の天皇賞(春)(藤岡)はキタサンブラックの15着に終わった。
秋も京都大賞典(M.デムーロ)で始動しキタサンブラックの4着の後、そして本番のジャパンカップ(M.デムーロ)ではキタサンブラックの2着に突っ込んだ。
これがGⅠ3度目、重賞で7度目の2着となる。
年明けには重賞未勝利馬ながら海外遠征し「ドバイシーマクラシック」(クリストフ・ルメール)にも挑戦したが、結果はジャックホブスの6着に終わる。
以降は一度も複勝圏に入る事はできず、2018年の有馬記念(藤岡)でブラストワンピースの16着を最後に引退。
通算2勝ながら大レースで2着に何度も突っ込み、総獲得賞金は生涯重賞未勝利馬としては最高の4億6744万9000円を稼いだ(重賞馬の重賞未勝利時代を含めるとステイゴールドがその上に鎮座する)。
引退後
種牡馬入りはできず乗馬となり、グランシュヴァリエやサトノノブレス、ペルーサなど人気者が集う「モモセライディングファーム」(北海道札幌市)で過ごした。
2023年2月13日、大腸炎により12歳で死去。
関連項目
カレンブーケドール…累計2勝の重賞未勝利馬ながら重賞で善戦を重ねサウンズオブアースに迫る賞金を獲得した牝馬。
エタリオウ…最強の1勝馬と呼ばれている競走馬。
ロイスアンドロイス…最強の3勝馬と呼ばれている競走馬。