データ
| 名前 | ミッキーアイル |
|---|---|
| 欧字表記 | Mikki Isle |
| 品種 | サラブレッド |
| 性別 | 牡 |
| 毛色 | 鹿毛 |
| 誕生日 | 2011年3月12日 |
| 父 | ディープインパクト |
| 母 | スターアイル |
| 母父 | ロックオブジブラルタル |
| 産地 | 北海道安平町 |
| 生産地 | ノーザンファーム |
| 馬主 | 野田みづき |
| 主な勝利レース | NHKマイルカップ/マイルチャンピオンシップ |
概要
マイルで活躍したディープインパクト産駒。
主な勝ち鞍にNHKマイルカップ、マイルチャンピオンシップなどがある。
気性/強み
ディープインパクト産駒としては珍しく気性が悪く、種牡馬になってからも産駒に気性の悪さが受け継がれてしまった。
生涯/戦績
デビュー前
2011年3月12日、北海道安平町にある日本有数の競走馬生産牧場「ノーザンファーム」にて生を受けた。
父はかの三冠馬ディープインパクト、母はダートで2勝を挙げ、アイルランドから輸入されたスターアイル。
誕生の翌年、日本最大級のセリ市、セレクトセール1歳の部に上場。野田みづきに7980万円で落札された。
育成牧場を経て、JRA栗東トレーニングセンターの音無秀孝厩舎に入厩。以後、デビューに向けてトレーニングを積むことになる。
メイクデビュー～2歳時
ミッキーアイルのデビュー戦は、2013年9月7日の阪神競馬場第5レース。鞍上を浜中俊が務め、2番人気に推され、2着と敗れる。
次戦に選んだ未勝利戦。ミッキーアイルは逃げを打ち、二着に5馬身差をつけて逃げ切り勝ち。この時、ウオッカが保持していた芝1600m2歳馬の日本レコードを更新した。
次走は朝日杯フューチュリティステークスを予定していたものの、賞金不足で除外。鞍上にライアン・ムーアを迎えて出走したひいらぎ賞でも逃げ切り、翌日の朝日杯の勝ちタイムをも上回る1分34秒2で勝利した。
3歳時
クラシックシーズンを迎えたミッキーアイルは、シンザン記念、アーリントンカップともに勝利し、重賞連覇を飾る。
NHKマイルカップ
そして迎えたNHKマイルカップ。2ヶ月の休養を挟み、浜中俊を鞍上に迎える。
レースではスタートと同時にハナを切って逃げ、見事逃げ切り勝ちを収めた。
しかし、次に挑戦した安田記念では16着と惨敗を喫する。
4歳時
4歳時は阪急杯から始動するも、2着
以後は
- 高松宮記念3着
- 安田記念15着
- スプリンターズステークス4着
- 香港スプリント7着
と、勝ちきれないまま終わり、5歳シーズンを迎えた。
5歳時
主戦騎手の浜中俊が負傷してしまい、松山弘平を背に阪急杯から始動。好スタートを切り、そのまま逃げを打つ。
結果は2着のオメガヴェンデッタに3/4馬身差をつけて逃げ切り勝ち。実に1年4ヶ月ぶりの勝利を手にしたのだった。
その後挑んだ高松宮記念、スプリンターズステークスはともに2着。
11月のマイルチャンピオンシップでも逃げ切り勝ちをおさめ、G1二勝目を飾った。
その後は阪神カップ6着を最後に、2017年1月29日付で競走馬登録を抹消。種牡馬となることが発表された。
引退後
引退後は、社台スタリオンステーションで種牡馬として供用中。
著名な産駒には、メイケイエールなど。
種牡馬としてはオーストラリアへのシャトル供用も行われている。
関連記事
メイケイエール：産駒の一頭。
