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エイシンヒカリ

えいしんひかり

2011年生まれの日本の競走馬・種牡馬。主な勝ち鞍は2015年の香港カップ、2016年のイスパーン賞(フランス)。世界に名を轟かせた芦毛の逃げ馬。
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概要編集

馬名エイシンヒカリ
欧字表記A Shin Hikari
香港表記榮進之光
性別
毛色芦毛
生年月日2011年5月3日(10歳)
ディープインパクト
キャタリナ
母の父storm cat
馬主栄進堂
生産木田牧場
調教坂口正則厩舎(栗東)
戦績15戦10勝

馬名の由来は特急「ひかり」から。

ディープインパクト産駒だが母馬の芦毛を受け継いでいる。といっても現役時代はほとんど白くなく、むしろ真っ黒な馬体で有名であった。


現役時代編集

体質が弱かったためデビューが遅れ2014年4月26日の3歳未勝利戦からスタート。春のクラシック戦線に加わることはできなかったがそこから無傷の4連勝でオープン入りする。

5戦目となったアイルランドTでは1番人気に支持される。スタートよく馬群のハナに立つと大逃げを展開し、そのままの勢いで順当に逃げ勝つと思いきや直線に入ってから外ラチ目掛けてとんでもない大斜行をかまして観客を驚かせた(それでも3馬身以上の着差で勝利)。

期待半分面白半分でファンが見守る中次戦のチャレンジカップでは直線で失速し9着。デビュー以来初めて黒星がつき、このレースでシーズンを終えた。


4歳になり、鞍上に以後全てのレースで手綱を取る武豊を迎えてオープン戦から始動する。ここでは危なげなく逃げ切り、次走のエプソムカップでもサトノアラジンを退けて重賞初制覇する。

秋は毎日王冠から始動。1番人気に支持され、期待に応えて逃げ勝ち。しかし続く天皇賞(秋)では思うようなレースを展開できず9着と敗れた。

年内最後のレースとして招待競走の香港カップに出走。前走の敗北から9番人気と評価は低かったものの、レース本番ではいつものように逃げ、ヌーヴォレコルトらの追撃を完璧に振り切って1着。

レコードタイムで初G1勝利を飾った。


休養明けて5歳の初戦に香港のクイーンエリザベスⅡ世カップを予定していたが体調面で折り合いがつかず回避、代わりにプリンスオブウェールズステークスを目標に欧州遠征を行うことになった。

ステップレースとして臨んだフランスG1イスパーン賞では、他馬にハナを譲る2番手でレースを進めたものの直線で一気に突き抜け、2着に10馬身もの差をつける圧勝でG1レース2勝目を挙げた。この勝ちっぷりが評価され、WBRRのレートで129ポンドを獲得。ジャスタウェイ以来となる日本馬の単独世界1位となった。

圧倒的1番人気で迎えたプリンスオブウェールズSだったが、雨後のアスコット競馬場の不良馬場に苦戦し、道中かかりぎみにスパートした結果直線で失速、6頭立ての6着と最下位に敗れてしまった。

帰国後は天皇賞秋に向かうが全くいいところなしで勝ち馬モーリスに大きく離された12着。

現役最後のレースは連覇を目指して香港Cへ向かったが、直線でモーリスに躱され、失速して10着。生涯戦績15戦10勝で現役を引退することとなった。


引退後は種牡馬となっている。


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リフレイム:2018年生まれの芦毛牝馬。外ラチへの斜行癖を持つ逃げ馬であり、「エイシンヒカリの再来」と言われた。

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