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明日の物語
戦火を憎んでも
病を恨んでも
なくした時間が
戻ることはない
けれど嘆くな
あのとき描いた夢を
君の遺した希望が
いまは追っている
物語は続く
砂煙の向こうに
≪「名馬の肖像」2019年フェブラリーステークス≫
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ゴールドアリュールは1999年3月3日生まれ、父サンデーサイレンス、母ニキーヤ。通算16戦8勝。
2001年デビュー、2002年ダート戦で勝ち上がり芝のGⅠ日本ダービーでも5着に入線。ジャパンダートダービーを7馬身差で圧勝しダービーグランプリを10馬身差で圧勝しダートの3歳王者となる。JCダートを5着の後、東京大賞典を勝ち2003年フェブラリーSも制覇しGI4勝。
海外へドバイ遠征の予定だったがイラク戦争の影響で出走出来ず、代わりにアンタレスSに出走し8馬身差の圧勝。帝王賞は11着と謎の惨敗、喉鳴りに罹っている事が判明し引退。
SS産駒唯一のダートGI馬であり、種牡馬としてエスポワールシチー・スマートファルコン・コパノリッキー・ゴールドドリームなどを輩出し、ダートの大種牡馬として名を高めた。
一方自身の死後2022年には、ナランフレグが高松宮記念を制し産駒初の芝G1勝利を達成している。
ライバルのアドマイヤドンとは2勝1敗だったが、ダート戦では1勝1敗だった。
2017年2月、永眠。