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概要
名前の由来は同年1月発売されたL'Arc~en~Cielの『NEO_UNIVERSE』と言われ、ボーカルのHYDEもネオユニヴァースの馬券を買っていた。
毛色:鹿毛
父:サンデーサイレンス 母:ポインテッドパス(母父:クリス)
所属:JRA
生産者:社台ファーム
馬主:社台レースホース
調教師:瀬戸口勉厩舎(栗東トレーニングセンター)
生涯成績:13戦7勝
獲得賞金:6億1337万6000円
来歴
2000年
5月21日、社台ファーム(千歳市)で誕生。遅生まれだったこともあり華奢な馬体で、全兄のチョウカイリョウガと比べて評価は低かった。一口馬主募集価格も総額7000万円に留まる。
2002年
瀬戸口勉厩舎に入厩。調教中に後脚で立ち上がるなど気性の悪いところを見せていた。
11月9日、京都競馬場の新馬戦(芝1400m)で福永祐一騎手を鞍上にデビュー。1番人気に応え1着。福永は「今までにこんな男馬に乗ったことがない。GⅠ級ですよ」と評価した。
12月14日、池添謙一騎手を鞍上に中京2歳ステークスでオープン戦に挑戦するが、ホシコマンダーの3着に敗れる。調教で立ち上がり癖を矯正する用具としてシャンポンが使用されるようになる。
2003年
1月18日、鞍上が福永に戻り、白梅賞(500万下)に出走し1着。
2月16日、きさらぎ賞(GⅢ)で重賞に初挑戦し1着。福永はネオユニヴァースに未練があったがクラシックでエイシンチャンプに騎乗するため、イタリアから来日していたミルコ・デムーロ騎手に乗り替わりとなる。
3月23日、スプリングステークス(GⅢ)に出走し1着。重賞を連勝した事で評価が高まり、2003年クラッシックの有力候補となる。
4月20日、皐月賞(GⅠ)に出走し1着。デムーロは日本のGⅠ初制覇。
6月1日、東京優駿に出走し1着。クラシック2冠となる。休養せず、その年のクラシック馬として初めて宝塚記念(GⅠ)に出走する事になる。
6月29日、史上最高メンバーと言われた宝塚記念に出走し(「ヒシミラクルおじさん」が出現)ヒシミラクルの4着に敗れた。社台ファームで休養に入る。
9月28日、休養明けで神戸新聞杯(GⅡ)に出走。デムーロがイタリアに帰国していたため鞍上は福永に戻ったが、ゼンノロブロイの3着に敗れる。
10月26日、鞍上がデムーロに戻り、菊花賞(GⅠ)に出走するが、ザッツザプレンティの3着に敗れる。
11月30日、ジャパンカップ(GⅠ)に出走するが、2着に9馬身差をつけて逃げ切ったタップダンスシチーの4着に敗れる。有馬記念のファン投票では2位で選出されるが、回避し休養に入る。
2004年
4月4日、休養明けで産経大阪杯(GⅡ)に出走し1着。
5月2日、天皇賞(春)(GⅠ)に出走するが、イングランディーレの10着に敗れる。レース中に生じた右前脚球節亀裂骨折が原因で浅屈腱炎となる。
9月20日、札幌競馬場で引退式が行われた。
2005年
社台スタリオンステーション(安平町)で種牡馬となる。
2015年
2021年
3月8日、種付け後に繁殖牝馬に蹴られて転倒し、肩を骨折し安楽死となった(21歳)。
主な産駒
アンライバルド ロジユニヴァース ヴィクトワールピサ サウンズオブアース