超特急がいく
蒸気が勢いよく噴き出して
鉄の車輪が回り始める
最初はゆっくりと
やがて豪快に
その巨躯とパワーは
砂利を弾き飛ばし
怒濤のスピードが
青草を蹴散らしていく
運ぶのは夢と希望
目指すのは遠い未来だ
データ
概要
生い立ち
母ランニングボブキャッツの輸入前にアメリカで生産し日本へ輸入された。本馬は3番仔。全弟にレピアーウィットがいるが、こちらは母の輸入後の産駒で内国産馬である。
競走馬時代
デビューからダートで2連勝。その後全日本2歳優駿を除外となったことで朝日杯フューチュリティステークスへ出走し優勝する。1984年のグレード制導入後、芝コース未経験の馬が芝のGⅠを勝つのはこれが初めてとなった。
3歳になってからは芝路線を走るが2戦未勝利と結果が出ず、再度ダートへ転向しレパードステークスを優勝。4歳時にもダートグレードで好走した。
ちなみに朝日杯は翌2014年から阪神競馬場での開催に変わったため、中山競馬場時代最後の優勝馬ともなっている。
種牡馬時代
2017年から優駿SSにて種牡馬入りし、初年度産駒は18年に誕生し20年にデビュー。
産駒はダートを中心に活躍するが芝の短距離で結果を出す馬も目立っており、2024年にはピューロマジックが葵ステークスを優勝して産駒重賞初勝利。