翼を広げて
わずかな躓きなど
どうということはない
足踏みが続いても
落胆などするな
いまはそこで耐えて
時が来るのを待てばいい
やがて追いつける
すぐに飛び越える
だって君の背中には
大きな翼があるのだから"
- 名馬の肖像 2020年フェブラリーステークスより
概要
ウイングアローは1995年3月25日生まれ、父アサティス、母サンヨウアロー、母父ミスターシービー。通算30戦11勝。
1998年デビュー、プリンシバルS(OP)で13着、以後ダートに専念し菖蒲S(OP)で3勝目。名古屋優駿(GIII)⇒グランシャリオC(GIII)⇒ユニコーンS(GIII)⇒スーパーダートダービー(GII)と5連勝、延期されたダービーGP(GI)で2着。最優秀ダート馬受賞。
1999年プロキオンS(GIII)⇒マイルCS南部杯(GI)⇒トパーズS(OP)と3連続3着、ウインターS(GII)と浦和記念(GII)は2着とこの年は勝てずに終わった。
2000年フェブラリーSでGI初制覇・ペリエ騎手の日本GI初制覇・工藤調教師の引退に花を添える勝利、南井厩舎になり帝王賞(GI)5着、ブリーダーズゴールドC(GII)1着、南部杯(GI)2着、JCダートでレコード勝ち、史上初の中央ダートGI完全制覇となった。最優秀ダート馬受賞。
2001年フェブラリーSとJCダートで2着、ブリーダーズゴールドC連覇。
2002年フェブラリーSを9着後に引退。