誘導
信じ抜くこと
少しづつ進みながら君は
速さを磨いてきた
強さを育んできた
行く手が塞がれたときは
その歩みを思い出せ
スペシャリストとしての
誇りを奮い立たせろ
自分の過去と現在を
信じ切れたなら
未来は開かれるはずだ
- 名馬の肖像 2021年スプリンターズステークスより
概要
ビリーヴは日本の競走馬・繁殖牝馬。1998年4月26日生まれ、父サンデーサイレンス母グレートクリスティーヌ。通算28戦10勝。
2000年デビュー、2001年フラワーカップ8着、ファルコンステークス9着。徐々に条件戦を勝ち上がっていき2002年京王杯スプリングカップ3着、北九州短距離ステークスでオープンレースに勝利。
セントウルステークスレコードタイム4馬身差で重賞初制覇、スプリンターズステークスでGⅠ初制覇。
2002年は中山競馬場に代わって新潟競馬場が代替え開催だったため、史上初の新潟競馬場でのGⅠ制覇となった。
香港スプリント12着、GⅠを制したにもかかわらずその年の最優秀古牝馬はダイヤモンドビコーに阻まれる。
2003年阪急杯9着、高松宮記念で史上初のスプリントGⅠ秋春制覇を達成。
安田記念12着、函館スプリントステークスで重賞4勝、セントウルS2着。
スプリンターズSで史上初のスプリントGⅠ3連覇(3連勝)をかけて1番人気で臨むが、デュランダルに15センチ差の大接戦判定で差しきられ2着、デュランダルはここからマイルチャンピオンシップ連覇・GⅠ3勝・2年連続最優秀短距離馬など活躍したため、短距離路線の王者交代となった。
この1戦を最後に引退、その年の最優秀古牝馬受賞。
その後はアメリカにて繫殖牝馬となり、産駒にファリダットやジャンダルムなどがいる。
ジャンダルムはビリーヴからちょうど20年後の2022年に7歳でスプリンターズステークスを勝利し、20年越しの母子制覇となった。
ライバルのショウナンカンプとは2勝2敗だった。
日本ではなく、海外で繁殖生活を送った為、ショウナンカンプとの夢の配合は実現しなかった。