※メイン画像は1998年優勝のタイキシャトル号と、それを一部モデルにした『ウマ娘プリティーダービー』の擬人化キャラクター。
基本データ
優先出走権付与
安田記念のステップ競走に指定されており、地方競馬所属馬は安田記念の出走候補馬(3頭まで)に出走資格が与えられる。また、地方競馬所属馬は本競走で2着以内の成績を収めた馬に安田記念の優先出走権が与えられる。
JRA所属馬は1着に安田記念への優先出走権が付与される。
概要
JRAの東京競馬場で開催される芝重賞競走(GⅡ)。
1956年、東京競馬場開催の旧5歳(現4歳)以上馬の重賞として「スプリングハンデキャップ」の名称で創設。
1960年に地元を走る現在の京王電鉄より寄贈賞の提供(スポンサー協力)を受けて「京王杯スプリングハンデキャップ」に改称され、さらに1984年の別定戦への変更に伴い現名称となっている。
1984年のグレード制導入でGⅡに格付けされ、同競馬場開催の安田記念の重要な前哨戦として位置づけられた。
2014年以降は本競走の1着馬に安田記念の優先出走権が与えられており、実際に本レースの勝利を経て安田記念も優勝した馬は多い。
新設からしばらくは2月下旬から3月上旬にかけて開催。
1973年以降は原則4月下旬、1996年以降は5月中旬に行われる。
距離は当初は芝1,600mで、1963年以降は原則1,800m、1981年からは1,400mが定着。
また単発で、東京競馬場と中山競馬場のダートコースで開催された事もある(東京1,600mと1,700m、中山1,800m)。
主な優勝馬
関連項目
マイラーズカップ(GⅡ)
原則京都競馬場開催の安田記念の前哨戦。
(京王電鉄関連の重賞競走)