待てば熟す
いまは素直に讃えよう
もちろん僕も胸を張りたい
けれどもう少し時間が必要だ
静かに、でも熱いままで
焦らず、諦めることなく
心身を鍛え夢を育みながら
この道ひと筋に懸けて
そうして機を待てることが
僕の才能であるはずだから
(名馬の肖像・2023年チャンピオンズカップ)
概要
タイムパラドックスは、1998年5月23日生まれの競走馬・種牡馬。父ブライアンズタイム母ジョリーザザ。通算50戦16勝。松田博資厩舎。
2001年デビュー、青葉賞11着、2003年2月まで条件戦を勝ち上がる、2003年アンタレスステークス6着。
2004年平安ステークスで重賞初制覇、フェブラリーステークス6着、アンタレスSで重賞2勝、帝王賞4着、ブリーダーズゴールドカップで重賞3勝、白山大賞典で重賞4勝、JBCクラシック3着、ジャパンカップダートで同厩舎のアドマイヤドンをついに破りGⅠ初制覇、東京大章典4着。
2005年川崎記念でGⅠ2勝、フェブラリーS4着、帝王賞でGⅠ3勝、JBCクラシックでGⅠ4勝、JCダート4着、東京大章典3着。
2006年川崎記念3着、フェブラリーS9着、帝王賞4着、JBCクラシックで史上初の8歳馬によるGⅠ制覇を成し遂げる、GⅠ5勝。2006年12月引退、種牡馬入りした。
ライバルのアドマイヤドンとは2勝3敗、シーキングザダイヤとは3勝6敗。
2019年1月に種牡馬を引退し、うらかわ優駿ビレッジAERUで功労馬として、スズカフェニックスと同じ放牧地で暮らしていた。
2022年2月10日、疝痛のため24歳で死去。