今村聖奈

いまむらせいな

今村聖奈は、JRA(日本中央競馬会)に所属する女性騎手。

経歴

騎手デビュー前

2003年(平成15年)11月28日生まれ。滋賀県出身。

父の今村康成は元JRA騎手で、現在は飯田祐史厩舎に所属する調教助手である。

2018年にJRA競馬学校に第38期生として入学。

2021年12月17日に行われた38期生第6回模擬レース　競馬学校チャンピオンシップ（中山　芝1200ｍ）では、5番マスカリンランに騎乗。

中団付近から差し脚を伸ばし、レジーナスミスの2着。

2022年に競馬学校を卒業し、騎手免許を取得。

騎手時代

栗東・寺島良厩舎に配属され、2022年3月5日の阪神7Rにて初騎乗し結果は14頭立ての8着。翌週3月13日の阪神8Rで初勝利を挙げた。

7月3日、小倉で開催されたCBC賞(GⅢ)にてテイエムスパーダで重賞初騎乗。

斤量48kgというハンデもあったが、1分5秒8のレコードタイムを叩き出し重賞初騎乗にして重賞初勝利の快挙を果たす。

8月20日、小倉6Rの新馬戦でヤマニンウルスに騎乗し大差勝ち。通算31勝を挙げ、GⅠにも騎乗出来るようになった。

新人騎手は斤量マイナスの恩恵があることを活かし先行戦術をとることが多いなか、今村騎手は差し・追込など様々な戦術を使いこなすなど、レース中の判断力に長ける。テイエムスパーダで勝利したCBC賞の直後に行われた一般レースでは最終直線、進路を塞がれたかに見えたところを最内突きで突破し勝利。ルーキーらしからぬ引き出しの多さを見せつけた。

関連タグ

JRA 騎手

JRA現役女性騎手

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古川奈穂：2021年デビュー