概要
2010年5月15日生まれ(騙馬)
生涯成績は68戦13勝
父:フレンチデピュティ
母:キョウエイトルース(母父 フジキセキ)
登録日 2012年9月6日
抹消日 2018年11月7日(JRA)
2021年4月1日(NAR)
戦績
2012年11月デビュー、
東京競馬場ダート1300の2歳新馬戦で6着。次走の2歳未勝利戦は6番人気ながら勝利を収め、3歳の春に500万条件を勝利。
次走のユニコーンステークスでは8番人気ながら3着。それからしばらくレースが続き、4歳6月に降級し、降級後初戦の500万条件でも3着。このレースの後、去勢された。
2015年日本テレビ盃で初重賞制覇
その後、JBCクラシックで2着、チャンピオンズカップで3着
**東京大賞典**にて当時ダートG1(Jpn1)を9勝を記録しており1番人気に支持されていたホッコータルマエを退け優勝、初のG1制覇を達成。
2016年12月のチャンピオンズカップ1着
JRA賞最優秀ダートホースを受賞
2017年にはJBCクラシック1着 G1・Jpn1通算3勝とした。
2018年11月7日付でJRAの競走馬登録を抹消、船橋競馬に移籍し、移籍後の**東京大賞典で4着となる。
2019年、大井ダート2600m(SⅡ)金盃を制覇。
南関東競馬の所属馬は原則的に9歳以下という年齢の上限が定められているが、A1馬(南関東競馬での最上位クラスで中央競馬でのオープン馬に相当)に限り年内に一度でも5着以内に入れば、翌年も現役を続行する資格を得られる為、この勝利により明け10歳になっても船橋所属のまま現役続行することが可能となった。
2020年、上記の特例により昨年と同じく現役続行。金盃1着 連覇達成。
ダイオライト記念(JpnⅡ)で中央馬に混ざり3着。
続く東京記念(SⅠ)1着と10歳ながらも活躍していた。
2021年も特例により現役を続行。報知オールスターカップでも3着になったことで12歳での現役続行の権利を得た。
次走は3連覇がかかった金盃で1番人気に支持されるも3着に敗れる。
その後、3月12日の調教中に右前脚種子骨を骨折。そのまま引退することとなった。同年4月1日付で地方競馬での競走馬登録を抹消。現在は生まれ故郷である岡田スタッドでマイネルダビテの馬房で繋養されている。
現役引退まで一度も芝のレースに出走していなかった。
余談
彼が去勢された理由として、決して気性が彼のように荒かったわけではない。むしろ大人しかったらしい。騎乗したスタッフ誰もが『大人しすぎて走らないのでは?』と言われるほどであった。
ではなぜか、一般的に日本では去勢=気性難を治す為という認識だと思うが。
この馬に限っては体質改善の為であり彼の体、もっと言うとこの血統は筋肉量が多く、使い込むと硬くなるという理由で去勢されたそうな......
関連項目
主なライバル