プロフィール
概要
ニホンピロアワーズは日本の競走馬である。馬名の由来は冠名+「私達のもの」。父ホワイトマズル、母ニホンピロルミナス、母父アドマイヤベガ。主にダート戦で活躍した。
2010年1月23日京都の新馬戦ダート1800mでデビューするも、3着に終わる。続く2月6日の未勝利戦で2着だった。休養を挟み5月22日に初勝利をあげた。半年の休養後の2011年、中山競馬場の総武ステークスで復帰し2着。続いての京都では天橋立ステークス、祇園ステークスと連勝した。金沢競馬場の白山大賞典でも2着だった。みやこステークスではエスポワールシチーの3着に敗れた。続く12月のジャパンカップダートでは9着と惨敗した。12月23日の名古屋グランプリでは1番人気に推され快勝し重賞初勝利を上げた。
2012年に入り、初戦は川崎記念で始動。スマートファルコン、フリオーソに次ぐ3番人気に推されたが5着に敗れた。同年3月22日の名古屋大賞典では早め先頭に立つとそのまま押し切って重賞2勝目を挙げた。アンタレスステークスでは直線で伸び切れず5着に敗れた。東海ステークスは4番手に控え直線で一旦抜け出すが好位から進出してきたソリタリーキングにかわされ2着に敗れた。夏の休養を経て、10月2日に金沢競馬場での白山大賞典を勝利、11月4日のみやこステークスではローマンレジェンドの2着となった。そして12月2日、2年連続となるジャパンカップダートに出走し勝利。これが彼にとってG1初制覇を果たした。さらに2着のワンダーアキュートには3馬身半の差をつけ、先行馬ながら上がり最速、レースレコードを記録しての勝利となった。この活躍により2012年の最優秀ダートホースに選ばれた。
2013年はアンタレスステークスから始動。ホッコータルマエとの叩き合いの末2着に敗れた。続く平安ステークスでは好位から抜け出し優勝となったが、続く帝王賞は、またしてもホッコータルマエに差されて2着惜敗となった。
2014年初戦となった東海ステークスを勝利し、続くフェブラリーステークスは8着に終わるもダイオライト記念に勝利する。だが、闘志が燃え尽きたのか負け続きがあり、2015年12月の名古屋グランプリ2着を最後に現役を引退した。現在は、レックススタッドで種牡馬入りしている。