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概要
フリオーソ(Furioso)は2004年5月1日生まれ(07世代)の競走馬。馬名は「熱狂的に、荒れ狂って」を表す音楽用語(イタリア語)から。
父ブライアンズタイム、母ファーザ(トリリオン牝系)、母父ミスタープロスペクター。
船橋の川島正行厩舎所属で、主戦騎手は戸崎圭太。
ダート交流重賞では南関東代表の地方馬として中央の強豪馬と渡り合った。主なライバルはカネヒキリ、ヴァーミリアン、トランセンド、スマートファルコン、エスポワールシチーなど。
通算39戦11勝(GⅠ級6)、2着14回(GⅠ級11、GⅡ級1)、3着2回(GⅠ級1)
GⅠ級勝鞍:全日本2歳優駿(06)、JDD(07) 帝王賞(08、10)、川崎記念(11)、かしわ記念(11)
GⅡ級勝鞍:ダイオライト記念(08、09)、日本テレビ盃(10)
略歴
2006年7月28日に船橋でデビュー。4戦目の全日本2歳優駿でGⅠ初制覇。NAR2歳最優秀馬受賞。
2007年共同通信杯7着、スプリングステークス11着、羽田盃3着、東京ダービー2着、ジャパンダートダービー勝利(GⅠ2勝目)、JBCクラシック2着、東京大賞典2着。NAR3歳最優秀馬、NAR年度代表馬選出。
2008年川崎記念2着、帝王賞でGI3勝。NAR4歳以上最優秀馬、NAR年度代表馬選出。
2009年川崎記念2着、帝王賞2着。NAR4歳以上最優秀馬2年連続受賞。
2010年川崎記念2着、かしわ記念2着、帝王賞勝利(GⅠ4勝目)。JBCクラシック2着、東京大章典2着。NAR4歳以上最優秀馬3年連続、NAR年度代表馬選出。
2011年川崎記念勝利(GⅠ5勝目)、フェブラリーステークス2着、かしわ記念勝利(GⅠ6勝目)。NAR4歳以上最優秀牡馬、NAR年度代表馬選出。
2012年川崎記念3着、かしわ記念2着。
引退レースの東京大賞典は6着に終わり、ボンネビルレコードとともに引退式を行った。NAR4歳以上最優秀牡馬2年連続受賞。
引退後
引退後はダーレー・ジャパン・スタリオン・コンプレックスで種牡馬入り。
地方で活躍する重賞馬を多数輩出し、2019年にはヒカリオーソが父の勝てなかった東京ダービー制覇を成し遂げている。
フリオーソが持つ史上最多記録
- GⅠ級競走17連対、GⅠ級2着11回は日本歴代最多記録。日本屈指のシルバーコレクターと言えなくもない。
- 生涯獲得賞金8億4544万6000円はアブクマポーロの記録を抜いて地方所属馬の最多記録。
- NAR年度代表馬4度選出、NARグランプリ7年連続表彰いずれも史上最多。