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基本データ

コース船橋競馬場ダート左回り1,600m
格付けJpnⅠ
出走枠出走枠は地方競馬所属馬8頭、中央競馬所属馬6頭と定められている。
条件4歳以上
重量定量(57kg、牝馬2kg減、南半球産4歳1kg減)

概要

正式名称は「農林水産大臣賞典 かしわ記念」で、船橋競馬場の前身施設である柏競馬場に由来する。

現在同競馬場で開催される唯一のJpnⅠ競走で、春のダートマイル最強決定戦として位置づけられている。

1978年に距離1,800mの南関東準重賞として創設され、1989年に重賞化。

1996年にJRA所属馬の出走も可能になり、距離も1,600mに変更された。

1997年には統一GⅢに格付けされ、2002年にGⅡ、2005年にGⅠに昇格。

2007年に現在のJpnⅠ表記となる。

重賞昇格後はこれまでに4月、5月、6月に開催されており、2005年以降は5月上旬に行われている。

また2003年にそれまでの別定戦から定量戦に変更された。

国内のGI級マイル競走としては珍しく、本馬場を1周するターン2回のコース設定となっている。

さらに船橋競馬場のコーナーは緩やかな入口と内外に高低差を設けた「スパイラルカーブ」であるため、コーナーの出口まで出走馬が速度を落とさずに直線に進入しやすいとされる。

コースの傾向の違いなどから、2月開催のJRAのダートGⅠマイル競走フェブラリーステークスの優勝馬が必ずしも有利とはならないとする見方がある一方で、2010年にエスポワールシチー、2014年にコパノリッキーがフェブラリーSと本競走を連勝している。

優先出走権

本競走への優先出走権

下表の競走で所定の成績を収めた地方競馬所属馬に本競走の優先出走権を認めている。

競走競馬場距離必要な着順
報知グランプリカップSIII船橋競馬場ダート1800m1着
京成盃グランドマイラーズSIII船橋競馬場ダート1600m2着以内
東京スプリントJpnIII大井競馬場ダート1200m2着以内

優先出走権付与

本競走で上位2着までに入った地方競馬所属馬には帝王賞の優先出走権が付与される。また、上位3着内のうちの南関東所属最先着馬にはさきたま杯の優先出走権が付与される。

歴代優勝馬

西暦(回次)馬名(地方所属)性齢騎手
1989年(第1回)イシノラツキー(船橋)牝4桑島孝春
1990年(第2回)フジノダンサー(船橋)牝4石崎隆之
1991年(第3回)パワーデイクター(船橋)牡4田部和廣
1992年(第4回)スーパージョーク(船橋)牡6石崎隆之
1993年(第5回)トキノクンショウ(大井)牡4鈴木啓之
1994年(第6回)ヤマジュンオー(大井)牡5的場文男
1995年(第7回)ヤマノセイコー(船橋)牡5田部和廣
交流重賞指定後
西暦(回次)馬名(地方所属)性齢騎手
1996年(第8回)ヒカリルーファス(大井)牡4早田秀治
1997年(第9回)バトルライン牡4武豊
1998年(第10回)アブクマポーロ(船橋)牡6石崎隆之
1999年(第11回)サプライズパワー(船橋)牡5石崎隆之
2000年(第12回)ビーマイナカヤマ牡6鹿戸雄一
2001年(第13回)タマモストロング牡6小池隆生
2002年(第14回)トーシンブリザード(船橋)牡4石崎隆之
2003年(第15回)スターリングローズ牡6福永祐一
2004年(第16回)ナイキアディライト(船橋)牡4石崎隆之
GI・JpnI時代
西暦(回次)馬名(地方所属)性齢騎手
2005年(第17回)ストロングブラッド牡6内田博幸
2006年(第18回)アジュディミツオー(船橋)牡5内田博幸
2007年(第19回)ブルーコンコルド牡7幸英明
2008年(第20回)ボンネビルレコード牡6的場文男
2009年(第21回)エスポワールシチー牡4佐藤哲三
2010年(第22回)エスポワールシチー牡5佐藤哲三
2011年(第23回)フリオーソ(船橋)牡7戸崎圭太
2012年(第24回)エスポワールシチー牡7佐藤哲三
2013年(第25回)ホッコータルマエ牡4幸英明
2014年(第26回)コパノリッキー牡4田辺裕信
2015年(第27回)ワンダーアキュート牡9和田竜二
2016年(第28回)コパノリッキー牡6武豊
2017年(第29回)コパノリッキー牡7武豊
2018年(第30回)ゴールドドリーム牡5C.ルメール
2019年(第31回)ゴールドドリーム牡6C.ルメール
2020年(第32回)ワイドファラオ牡4福永祐一
2021年(第33回)カジノフォンテン(船橋)牡5張田昂
2022年(第34回)ショウナンナデシコ牝5吉田隼人
2023年(第35回)メイショウハリオ牡6浜中俊
2024年(第36回)シャマル牡6川須栄彦

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  • G1ウィナーSS

    間合い

    かしわ記念を制したのはメイショウハリオ! G1馬の意地を感じる攻防を見せてくれました。 早仕掛けをして尚あれだけの根性を見せてくれたで、着差以上に強い勝ち方ではないでしょうか。 2着のタガノビューティーも最後まで食い下がっていましたね。フェブラリーでは除外されてしまいましたが、これからのダート戦線で目立つ1頭になるかと思います。

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