概要
大井競馬場ダート1200mで施行する地方競馬の重賞競走(ダートグレード競走)である。格付けはJpnⅢ。
旧称は大井競馬場の愛称である「東京シティ競馬(TCK)」に由来した東京シティ盃(とうきょうシティはい)であった。大井競馬の競走体系の整備に伴い、2009年度にダートグレード競走に格上げされ「東京スプリント」に改称。回数は東京シティ盃から引き継ぎ、第20回からとなる。
競走条件
出走資格
サラブレッド系4歳以上。出走枠は南関東地区所属原則8頭、南関東地区以外の地方競馬所属原則3頭、中央競馬所属馬5頭と定められている。
本年の「フジノウェーブ記念」に優勝した南関東所属馬には優先出走権がある。
負担重量
56kg、牝馬2kg減(南半球産4歳馬1kg減)を基本に、さらに本年4月9日以前のGⅠ・JpnⅠ優勝馬は2kg、GⅡ・JpnⅡ優勝馬は1kgの負担増となる(ただし、2歳時の成績は対象外)。
優先出走権付与
本競走で上位2着までに入った地方競馬所属馬には、かしわ記念の優先出走権が付与される。また、上位2着内のうちの南関東所属最先着馬にはさきたま杯の優先出走権が与えられる。