概要
船橋ケイバ2024ブランドCM
「GO! The FUNABASHI WAY」
所在地は千葉県船橋市にあり、敷地の一部が隣接する習志野市の市域にある。
1950年に同県柏市にあった柏競馬場が移転する形で開場。
施設は東京都稲城市の遊園地の他に神奈川県川崎市川崎区の川崎競馬場なども運営する株式会社よみうりランドが所有し、レースは千葉県・船橋市・習志野市の3者で構成される千葉県競馬組合が開催する。
川崎競馬場、大井競馬場(東京都品川区)、浦和競馬場(埼玉県さいたま市南区)と共に、「南関東4競馬場」としてレースの開催や場外馬券の販売などで提携。
川崎競馬場や大井競馬場と同じく大型照明などのナイター設備が整っており、レースは基本的に冬季を除いて「ハートビートナイター」という名称で夕方から夜にかけて行われる。
競馬場の公式愛称として「船橋ケイバ」という表記も使用。
施設
コースは全て左回りの平地ダート仕様。
一周1,400mの外コースと1,250mの内コースの2つを持つが、現在内コースは専ら調教用のみに使用されている。
設定距離は1,000m、1,200m、1,400m(内)、1,500m、1,600m、1,700m、1,800m、2,000m、2,200m、2,400m。
厩舎は競馬場の北、南、東側に立地。
場内の売店メニューは牛すじ、ソース焼きそば、あんかけ焼きそばなどがある。
内馬場は他の南関東の3競馬場とは異なり来場客向けに開放されておらず、かつては日本で最初の専用オートレース場(船橋オートレース場)が併設されていた時期もある。
その後市内に移転した船橋オートレース場は2016年に廃止となったが、現在競馬場の駐車場そばで他地域のオートレースと競輪の場外車券発売所が営業している。
施設の老朽化などを受けて、2020年12月からスタンドやコンコースなどの大規模な改修工事が決定。
期間中は新型コロナウイルスの蔓延による特別措置を除いて来場は可能であるが、完工まで一部のスタンドや食事の利用などに一定の制限が生じていた。
2022年2月にスタンドの一部が完成し、制限を一部緩和。
2024年4月29日にフルオープン。
アクセス
徒歩約5分。
徒歩約10分。
著名な所属馬
※五十音順
- アジュディミツオー(04世代)
- アブクマポーロ(95世代)
- インテリパワー(98世代)
- カジノフォンテン(19世代)
- キャッスルトップ(21世代)
- サプライズパワー(97世代)
- チャームアスリープ(06世代)
- トーシンブリザード(01世代)
- ヒガシウィルウイン(17世代)
- フリオーソ(07世代)
- ロッキータイガー(84世代)
マスコット
小さなニンジンの姿をしたキャラクター。
関連項目
同競馬場で開催されるJpnⅠ競走で、名称は柏競馬場に由来。
船橋市内にあるJRA(日本中央競馬会)の競馬場。
(隣接する名所)