曖昧さ回避
- イタリアの自動車会社マセラティがかつて製造・販売していたスポーツカー。
- 「魔法少女リリカルなのは」シリーズの登場人物。本項目で説明する。
- 「家庭教師ヒットマンREBORN!」の登場人物。「Dr.シャマル」参照。
- JRA所属の競走馬名。名前の意味はペルシャ湾岸に吹く風を意味する。
ちなみにおそらくは偶然だが2.と3.の二人、両方とも医者である。
概要
「ヴォルケンリッター」の参謀格。異名は「風の癒し手」、「湖の騎士シャマル」。担当声優は柚木涼香。
金髪でおっとりした優しげな女性。シグナムより少しだけ年上に見える外見。本人もヴィータやはやての前ではしっかり者の姉のつもりだが、少々ドジで頼りない一面も見られる。
参謀格と言う割には優しい性格なためか、計略を働かせるような場面はほとんどなく、どちらかというと各種補助とバックアップで他の騎士達や機動六課隊員の戦いを支えていた。直接的な戦闘能力を持たない分各種サポートに非常に秀でており、魔導師の探索、結界形成、騎士たちのダメージの回復など縁の下の力持ちとしてなくてはならない存在。いざという時の控えとしてたびたび仲間の窮地を救う場面があった。魔力光は明るい緑。
普段の格好やはやての発言で気付かれないがシグナムと同等以上の巨乳(本人曰く「微妙な敗北感(私のほうがあるのに・・・)とひそかなコンプレックス(はやてちゃんはシグナムのほうが好きなのね・・・)が・・・」と思われる)で変身シーンではヴォルケンリッターで唯一激しく揺れていたり、設定資料でもシグナムより大きめであり、はやての胸部マッサージを受けたことがあり、その際、心なしか嬉しそうな顔をしていた。
その温厚さからはやてと出会っての平和的な暮らしに最も溶け込んでおり家事も一通りこなしているが料理は微妙な味になりがちで敬遠されている。
作中での活躍
「A's」におけるシャマル
ヴォルケンリッターの参謀。
バックヤード役なので、彼女は特に誰とも激突していないが、序盤では弱りきったなのはからリンカーコアを奪うことに成功した。仲間達が後半リンカーコア収集の多忙さから留守を一手に預かってもいた。
終盤では、仮面の戦士に仲間ともどもに倒されるがはやてにより復活。
その後事件の解決に貢献した。
「StrikerS」におけるシャマル
管理局内の医者として活躍。本作以降からのファンからの愛称は「シャマル先生」。この作品以降に発売されたゲームなどでも半ば公式に自称するようになった。
なのはにとって頭が上がらない数少ない人物のひとり。一方料理は未だに切る程度のレベルしか信用されていない。
JS事件において当初はナンバーズ一行に倒されてしまうが、終盤では、そのナンバーズのひとりであるオットーを捕まえるのに成功した。
余談だが漫画版では幼い頃のエリオを見て可愛いというシーンがあり、子供好き(というよりショタコンやロリコン)な一面を持っている。
「Force」におけるシャマル
本局医療部に所属していたが、はやての指示で特務六課の医療班長として行動する。謎多き病気「エクリプス」の治療の第一人者でありその過程でトーマとリリィに特に距離を縮めている。
使用デバイス
クラールヴィント。通称「風のリング」。
声:アレクサンドラ・ヘフェリン(Alexandra Haefelin)
指輪状の「リンゲフォルム」と振り子型「ペンダルフォルム」に変形するのアームドデバイス。
カートリッジシステムを持たず武器としての能力も無いに等しいが、治療や通信、更に転送等の支援用途で本領を発揮する。またシャマルの用いる特殊な魔法「旅の鏡」によって、直接リンカーコアを摘出する事も出来る。
これによって相手を縛り付けたり、輪っかを作ることで遠くの対象を手にする事ができる。
また、仲間の回復のサポートや物の探索にもこれが役に立つ。
尚、「A's PORTABLE」では、接近戦時に《ペンダルフォルム》の振り子部分を複数同時にぶつける戦法があり、劇場版においても「旅の鏡」の応用でアバター的な手を作り出し直接掴む、叩くといった大がかりな技も披露しているがアニメシリーズでも使用可能かは不明である。