プロフィール
概要
『家庭教師ヒットマンREBORN!』に登場する、イタリア人の闇医者。年齢35歳。ステレオタイプのイタリア男で、女たらしでロリコンでナンパ好き、医者のくせに男は診ない主義。
嘘か真か、2062股かけた挙句、某国の王妃に手を出して国際指名手配となり、日本へやってきた。現在は、沢田綱吉(ツナ)たちが通う並盛中学校の校医。やはり男は診ない。好きな言葉は「2次元より3次元」。嫌いなタイプは「CGみたいな女」。
二つ名は「トライデント・シャマル」。六道骸とは関係ない。
暗殺部隊ヴァリアーにスカウトされた経験を持つフリーの殺し屋。
生まれつき菌やウイルスが付着しやすい体質を持ち、333対のそれぞれ打ち消しあう666の不治の病にかかっており、不治の病原菌を体内に持つ666種類の蚊を媒体にして、敵を病死させる「トライデント・モスキート」の使い手。不治の病といっても妙ちくりんなものばかりで、例えば「サクラクラ病」は桜に囲まれると立っていられなくなる病気。これを患わされた雲雀恭弥は、「黒曜編」で六道骸にフルボッコにされている。
初登場回ではドクロクロ病にかかったツナの治療のためにリボーンに呼ばれたが前述の通り男は治療しない主義のため頑なに治療するのを拒んだが、最終的にはツナの身体に刻まれた彼の恥ずかしい秘密の1つ「京子ちゃんと出会うまで女子と会話したことがない」を知った際、同じ男として心底「悲惨過ぎる」と同情したことでやむを得ずツナを治療した。
アニメ版ではドクロクロ病の症状が「恥ずかしい秘密が身体中に浮かび上がりやがて死に至る」から「手のひらに浮かんだドクロが恥ずかしい秘密を大声で叫ぶ」という物に変更されたため、シャマルがツナに同情した理由もドクロが最後に言った「好きな女の子とこんなに長く(たったの3分間)会話したの生まれて初めて」だったりと微妙に異なっている。
他にもアニメ版では京子とハルがイーピンの餃子まんを食べて死にかけた際には女の子を治療できる絶好の機会だったにもかかわらずタイミング悪くイタリアに行っていたために頼ることができずビアンキから「相変わらず役に立たない男」とこき下ろされた。
黒曜編では事前にリボーンからの要請を受けてバーズの手下ジジ&ヂヂ(アニメ版ではツインズ)によって人質状態だった京子を颯爽と助け、片割れに振動症候群(しんどうシンドローム)なる病気を発病させて瞬殺した。(ちなみにハルを人質にしていたもう1人の片割れは大人イーピンに倒された)。
この場面は一応シャマルの唯一と言って良い戦闘シーンであり殺し屋としての実力と恐ろしさを読者に見せつけた。
かつては獄寺隼人とビアンキの住んでいた城の専属医で、幼少期の獄寺はシャマルに憧れていた時期があった(今の獄寺の髪型は彼の真似)。「VSヴァリアー編」では獄寺の家庭教師(=戦いの師匠)を務めている。
いい加減な男だが、自分の命を勘定に入れずに無茶をする獄寺を叱ったり、ベルフェゴール戦で命を捨ててまで勝利しようとした獄寺に「リングを敵に渡して引き上げろ、隼人」「こんなことでくたばるなんて馬鹿げてる」と彼なりに弟子である獄寺を大事に思ってはいる様子。
しかし「VSヴァリアー編」終了以降、全く出番がない。
一応、「未来編」の扉絵にて10年後の姿が確認できる。
また、「虹の呪い編」にてリボーンチームの代理人として候補に挙げられたものの女探しの旅に出ているらしく不参加となった。
メタ的に考えるなら彼はいわゆる「強過ぎてバトル要員として使えなかったタイプ」のキャラクターと言える。
関連イラスト
別表記
※ただし、こちらの場合はリリカルなのはの医者の方がヒットする確率が高い。
関連タグ
パンナコッタ・フーゴ:敵を瞬く間に病死させる能力が強過ぎたために出番がなくなってしまったキャラクター繋がり。