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パープル・ヘイズ

ぱーぷるへいず

パープル・ヘイズとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険 第五部 黄金の風』に登場するスタンドである。 本体はパンナコッタ・フーゴ。
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「どう猛」!それは…
爆発するかのように襲い…消える時は嵐のように立ち去る

概要

護衛チームのメンバーであるパンナコッタ・フーゴスタンド
能力は殺人ウイルスを振り撒く凶悪極まりないもの。本体ですら完全に制御できておらずフーゴは余程のことでなければこのスタンドを使おうとはしない。

名前の由来はアメリカの伝説的ギタリスト、ジミ・ヘンドリックスの代表曲のひとつ”Purple haze”と思われるが、この語は本来「大麻の煙」を示すスラングであるため、同名の楽曲・アルバムは少なくない。

外見

人型でマントを羽織っており、半透明なバイザーが付随した兜を被っている。
希少な「人型の目と口を持つスタンド」であり顔の造詣は普通の人間にかなり近いが、口を糸状の物で縫合され涎は垂らしっぱなし、目や口元は憤怒の表情に歪んでおりかなり迫力がある。
名前の通りに紫色で描かれることが多いようだ。

パープル・ヘイズ

【破壊力 - A / スピード - B / 射程距離 - C / 持続力 - E / 精密動作性 - E / 成長性 - B】

中距離パワー型の人型スタンド。
片方の拳に3つ、両手で6つ装着された小型のカプセルに本体ですら制御不能な殺人ウィルスが詰まっている。
カプセルは脆く、相手を殴るなどして壊れた途端に付近にウィルスが吹き出し周囲に散布される。

ウィルスを体内に呼吸或いは皮膚から取り込んだ生物は、あっという間に獰猛に体内で増殖したウィルスに体を蝕まれ30秒以内に発病。あらゆる代謝機能を侵害された結果、内側から腐る様にして殺される。
どうやら呼吸感染の方が進行が早いようで、おそらくウイルスを吸い込んでしまったのであろうイルーゾォは、先にウイルスに触れて感染していたジョルノよりも早く病死してしまった。

このウィルスは光に極端に弱く、室内ライト程度の光に数十秒程度当てれば完全に死滅するが、一度感染したら感染した生物は例え日光の下にいようとも増殖は止められず死に至る。
当然ウィルスに蝕まれたものにウィルスが殺菌される前に直接つかむなどすれば、二次感染も引き起こす(作中ではジョルノを介してイルーゾォが発病している)。

またアバッキオの言った通りスタンドにも有効なようで、イルーゾォはスタンドでジョルノを捕らえており、直接触れていないにも関わらず感染した。ただ単に近づきすぎただけという可能性もあるが、ジョルノの感染した部分を掴んでいたスタンドの手と同じ方のイルーゾォの手に感染していたので、スタンドを介して感染したということでほぼ間違いないだろう。

一応、ワクチンを生成出来れば感染者が死ぬ前に打ち込めれば助かることもできるが、スタンド同様にウィルスも成長する可能性が示唆されている。
因みに劇中で登場した治療薬はヘビの血液から生成されたものなので、厳密に言えばワクチンではなく血清である。また、ワクチンはあくまで発病する前に摂取する予防薬である。
TVアニメ版でも意味合いが違ってくる為か、ワクチンという台詞が全て血清に変更されていた。

一部のスタンド(エコーズアヌビス神セックス・ピストルズなど)と同様に自我を持って独自の行動を取る事があり、本体であるフーゴと「マン・イン・ザ・ミラー」にて隔離され完全制御を離れた時は、「野性的だが綺麗好き」という変わった性格を見せている。

殺人ウィルスの破壊力が強く、本体のフーゴ自身ですら危険性が大きいためあまり使いたがらない。
加えて、フーゴの持つ「獰猛性」だけを切り取ったようなスタンドであるため、自我を持つスタンドだが本体と違って知能は低い。これはフーゴにとって自らの認めたくない側面であるため操作性が低い。が、スタンドの概念上それを引き換えとして高い破壊力を得ていると考えられる。


パープル・ヘイズ・ディストーション


【流血&ネタバレ注意】恥パ読了記念。



第5部のスピンオフ小説「恥知らずのパープルヘイズ」にて登場する、パープル・ヘイズの進化形態。
元々スタンドパラメータで【成長性-B】と成長の余地を残している伏線を回収した形となる。
外伝のみでの設定だがゲームASBにて逆輸入された。

詳細は「パープル・ヘイズ・ディストーション」の項目を参照。

余談

物語進行の都合上とはいえ、性能の説明の大半がアバッキオの1シーンの台詞だけで説明されている。自分のスタンドでもないのにアバッキオはパープル・ヘイズのことを妙に細かく知っている理由として

  • その危険度故フーゴが予め念入りにチームの仲間に教えていた
  • アバッキオが過去にフーゴと共に戦って酷い目に遭った
  • ムーディー・ブルースによってパープル・ヘイズの戦闘の様子を再現することで能力を分析していた
などの可能性が指摘されている。

作者の荒木飛呂彦氏によれば、フーゴが物語中盤でチームを離脱してしまうのは、このパープル・ヘイズをあまりにも強力な設定にしてしまった為、使いどころがなくなってしまったからとの事。
一方で、ここまで性質が凶悪なのはフーゴが元々組織側のスパイで、後にジョルノ達の敵に回って相対するすなわち“悪役”になる予定だったとされていたのもある(上記の通りパープル・ヘイズとは組織の財源である麻薬の隠語である)と思われ、フーゴ退場後、彼の代わりに登場したチョコラータのスタンド「グリーン・デイ」は基本的な性質がパープル・ヘイズによく似ている。

恥知らずのパープルヘイズ」で言及された内容

  • 前述のアバッキオがパープル・ヘイズに詳しかった理由について、フーゴとアバッキオはブチャラティが拒否しそうな汚れ仕事(子供が対象に入った抹殺任務など)をポルポから直接受けてブチャラティの代わりに任務をこなしていたという設定が加えられており、ここでコンビを組んでいた事でアバッキオはフーゴのスタンドに詳しくなったという説明がなされている。


  • ウィルスは刻一刻と変化し続けており、一度血清を打ったジョルノでももう一度攻撃された場合感染を防げる可能性は極めて低い。

  • カプセルを使うと再装填には丸一日かかる。つまりイルーゾォ戦後、ブチャラティと決別するまでの間フーゴに残されていたウィルスはカプセル一つだけだったという事になる。

  • ウィルスの破壊力を除いたスタンドヴィジョン自体の腕力も非常に強く、フーゴを上空数百メートルまでぶん投げている。

  • 光に極めて弱いという性質は能力的には弱点であるが、これによりチョコラータグリーン・デイのように死体から死体へ感染を続けパンデミックを引き起こすという可能性はほぼない。ジョルノはこれに「心の中にブレーキがあるとそれに応じた能力になる」という持論を展開し、フーゴの中の良心がこの弱点を生んだと推測している。

  • 「制御不能な上フーゴ自身ですら感染する」「スタンド自体が自我を持っている」という特性、更に「ノトーリアス・B・I・G」という前例の存在から、ジョルノはパープルヘイズがフーゴの死後独り歩きして暴走する可能性を憂慮していた。「恥パ」における一連の任務の最大の目的は、他ならぬフーゴ自身の精神的成長であった。

  • パープル・ヘイズのカラーイラストは原作に存在しないため、「恥パ」の表紙にて初めて設定された。…とも語られているのだが、PS2のゲーム版登場時にもほぼ同様のカラーリングをしており詳細は不明。まあモノクロの原作絵からでも、トーンが貼られている所を名前から取って紫色に、白い部分をそのままに、黒い兜をそのままにと素直に着色すれば大体同じようなカラーリングになるため、偶然被っていても不思議ではない。この際のカラーリングが基本色として「ASB」やアニメ版にも採用されることとなった。

担当声優


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表記ゆれ:パープルヘイズ
間違い:ハーミット・パープル

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