データ
概要
北陸地方および本州日本海側においては、唯一営業する地方競馬の競馬場である。
現在施設の公式愛称として「KANAZAWA Horse Park」も使用。
1931年頃西金沢駅の近くに前身施設にあたる競馬場が開設。
1948年に現在の競馬法に基づいて石川県が管理・競馬を主催するようになり、1954年より金沢市も競馬主催を開始。
1973年に現在地に移転・開場した。
現在行われる重賞のうちダートグレード競走は白山大賞典のみで、JBC競走も開催されている。
冬季は寒冷かつ降水量が多い気候の性質上例年1月から3月半ば頃までレースは開催されず、その間所属の騎手・競走馬は笠松競馬場や名古屋競馬場などの交流戦に参加する。
2024年7月28日からナイター4という名称でナイター競馬が行われることになった。
コース・施設
レースが行われる本コースは1周1,200m・幅20mで、高低差があまりない右回りのダート仕様。
各コーナーにポケットと呼ばれる出走馬のスタート用スペースがあるため、設定距離は以下の通り多彩である。
900m・1,300m・1,400m・1,500m・1,700m・1,900m・2,000m・2,100m・2,600m。
内側には調教用コースがあり、馬場の北側に厩舎エリアが整備。
中継映像や着順などが映される大型モニターの上部には和風の瓦屋根がある。
内馬場の一部は来場客向けに開放されており、ファミリー層向けの芝生広場や遊具、ポニーの乗馬体験施設などが整備。
地方競馬場としては場内の食堂・飲食売店の数や種類が充実している。
アクセス
周辺に鉄道駅がないため、マイカー(駐車場無料)や金沢駅などからの無料シャトルバスを利用。
マスコット
競走馬をモチーフにした「ハッピーくん」がおり、通常時は彼のデザインを模した遊具のバルーンハウスも稼働している。