概要
石川県金沢市にある、JR西日本およびIRいしかわ鉄道の駅。1898年4月1日開業、1990年6月に高架化。
地上駅時代で使われていた路線の部分は東金沢駅までを含めて、北陸新幹線の駅および路線となった。
飛び地路線であるJR七尾線の列車はIRいしかわ鉄道線を介して当駅まで乗り入れる。北陸鉄道浅野川線の「北鉄金沢駅」と隣接。
兼六園口(東口)の「鼓門」が美しいことで有名。金沢市内の観光は北鉄バスがあるのでそれを利用すれば良い。
駅ナカの名前は「金沢百番街」と非常にシンプル。
土産や本などはここで買えるが、美味しくて安い料理を食べる際には駅ナカより兼六園口南東部の飲食街に行った方が良い。
尚、北鉄金沢駅はJR&IRの兼六園口の地下にあるので階段で降りてゆけば意外と近くにある。
兼六園口の大通りを東へ南下すれば名鉄エムザや近江町市場のある武蔵交差点に楽に行ける他、西口の大通りをバスなどで北上すれば石川県庁などに行く事が出来る。
2024年3月16日ダイヤ変更以降、福井駅と共に青春18きっぷで到達出来ない県代表駅になり、さらに金沢市は青春18きっぷでは到達出来ない県庁所在地になった。3月15日までは金沢-津幡で特例があったがこのダイヤ変更と同時に廃止された。
大半の在来線特急が廃止もしくは区間短縮された結果、現在は「能登かがり火」のみとなっている。(「花嫁のれん」は2024年元旦発生の能登半島地震の影響で運休中)
駅構内
IRいしかわ鉄道、JR在来線
島式3面7線の高架駅、4番乗り場は3番乗り場のある富山方ホームの切り掛け式ホームである。4番乗り場は主に七尾線直通列車が使用する。
乗り場 | 路線 | 方面 | 備考 |
---|---|---|---|
1・2 | IRいしかわ鉄道 | 福井・敦賀方面 | |
IRいしかわ鉄道 | 津幡・高岡・富山方面 | ||
3・5 | IRいしかわ鉄道 | 福井・敦賀方面 | |
IRいしかわ鉄道 | 津幡・高岡・富山方面 | ||
3・4・6・7 | 七尾線 | 羽咋・和倉温泉方面 |
JR新幹線
新幹線は島式2面4線の高架駅で将来的には新大阪方面に直通する予定。
北陸鉄道(北鉄金沢駅)
浅野川線の起点となる駅。頭端式ホーム1面2線の地下駅。普段は1番ホームのみ使用し、ラッシュ時は両方のホームを使用。
利用状況
近況
JR西日本
- 2022年度(令和4年度)の1日平均乗車人員は、22,820人である。
- 北陸の駅では最も多い。
北陸鉄道
- 2022年度(令和4年度)の1日平均乗降人員は、3,711人である。
年度別
事業者名 | JR西日本 | 北陸鉄道 | |
---|---|---|---|
年度 | 乗車人員 | 乗降人員 | 乗降人員 |
2008年(平成20年)度 | 20,969人 | 41,938人 | |
2009年(平成21年)度 | 20,157人 | 40,314人 | |
2010年(平成22年)度 | 19,898人 | 39,796人 | |
2011年(平成23年)度 | 20,010人 | 40,020人 | 3,520人 |
2012年(平成24年)度 | 20,332人 | 40,664人 | 3,663人 |
2013年(平成25年)度 | 20,785人 | 41,570人 | 3,825人 |
2014年(平成26年)度 | 20,807人 | 41,614人 | 3,849人 |
2015年(平成27年)度 | 22,999人 | 45,998人 | 4,122人 |
2016年(平成28年)度 | 22,668人 | 45,336人 | 4,203人 |
2017年(平成29年)度 | 22,895人 | 45,790人 | 4,412人 |
2018年(平成30年)度 | 23,410人 | 46,820人 | 4,468人 |
2019年(令和元年)度 | 22,820人 | 45,640人 | 4,450人 |
2020年(令和2年)度 | 13,806人 | 27,612人 | 3,136人 |
2021年(令和3年)度 | 15,051人 | 30,102人 | 3,392人 |
2022年(令和4年)度 | 19,690人 | 39,380人 | 3,711人 |
乗り入れ路線
IRいしかわ鉄道:IRいしかわ鉄道線
隣の駅
関連項目
富山駅 福井駅 新潟駅:同じく高架化された北陸地方の県庁所在地駅。