路線データ
路線延長 | 64.2km |
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軌間 | 1067mm |
複線区間 | 全線 |
電化区間 | 全線交流電化(交流20,000V・60Hz) |
閉塞方式 | 複線自動閉塞方式 |
保安装置 | ATS-SW |
最高速度 | 110km/h |
ICカード乗車券利用エリア | ICOCAエリア:全線 |
概要
北陸新幹線の延伸開業に際し、並行在来線区間に相当するJR西日本北陸本線を各第三セクター鉄道会社へ移管。このうち石川県区間を運営している。
沿線自治体、北國銀行、北陸電力、北陸鉄道などが出資して2012年8月28日に設立された。
2015年3月14日の北陸新幹線長野〜金沢間開業時に、金沢~倶利伽羅間をJR西日本から継承した。また、2024年3月16日の北陸新幹線金沢~敦賀間開業時には、同じく北陸本線の金沢~大聖寺間をJR西日本から継承した。
- 普通列車は金沢駅を境に運行系統が分かれ、それぞれの系統であいの風とやま鉄道・ハピラインふくいと相互乗り入れを行う。またあいの風とやま鉄道方面へ有料快速「あいの風ライナー」を運転している。
- IRいしかわ鉄道には七尾線の普通列車のほか、七尾線直通の特急「能登かがり火」「花嫁のれん」が乗り入れている。
- 青春18きっぷの七尾線利用は「北陸本線↔︎金沢↔︎津幡」の通過特例が設定されていたが、2024年の追加の経営移管の際「高山本線↔︎富山↔︎津幡」の通過特例に改められた。
駅一覧
●:停車 |:通過
駅名 | あいの風ライナー | 乗り換え路線 | 備考 |
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↑ハピラインふくい福井方面へ相互直通運転 | |||
大聖寺 | ハピラインふくいとの境界駅 | ||
加賀温泉 | JR西日本:北陸新幹線 | ||
動橋 | |||
粟津 | |||
小松 | JR西日本:北陸新幹線 | ||
明峰 | |||
能美根上 | |||
小舞子 | |||
美川 | |||
加賀笠間 | トレインパーク白山(白山市立高速鉄道ビジターセンター)最寄駅。北陸新幹線の車両基地「白山総合車両所」に隣接。 | ||
西松任 | 第三セクター移管時に開設 | ||
松任 | |||
野々市 | |||
西金沢 | 北陸鉄道:石川線(新西金沢駅) | ||
金沢 | ● |
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東金沢 | | | ||
森本 | | | ||
津幡 | | | JR西日本:七尾線(直通) | |
倶利伽羅 | | | あいの風とやま鉄道との境界駅 | |
↓あいの風とやま鉄道富山方面へ相互直通運転 |
保有車両
- 521系0番台:2015年に10・14・30・55・56編成がJR西日本から譲渡された。2015年2月6日付で製造された第55、56編成は一旦JR西日本の車両として入籍し、営業運転には使われずにIRいしかわ鉄道への譲渡となった。これは各社ごとの新造車の扱いにすると、たとえ同一図面で設計されたものとしても各社ごとの形式取得などの認可手続きが必要となり、そのための費用も発生するため。
- 521系100番台:保有する116〜118編成が、七尾線の普通列車として運用されている。相互乗り入れ化で線路使用料を相殺する目的で新造された。
公認キャラクター
2024年9月18日、521系0番台をモデルとする「ステーションメモリーズ!」の倶利伽羅しおりが公認キャラクターに就任した。