概要
2024年春の北陸新幹線金沢駅~敦賀駅間開業に際し、並行在来線となるJR西日本北陸本線のうち福井県内部分(大聖寺駅〜敦賀駅間)の運営を引き継ぐ予定の第三セクター鉄道事業者。地域密着型の「県民鉄道」を掲げている。
経営分離を前に2019年8月に仮の会社名「福井県並行在来線準備」として設立され、2021年12月から2022年1月までに正式な会社名を募集。既に県内に「福井鉄道」「えちぜん鉄道」が存在し、社名選考で「他社と混同させない」制約がある中で、「福 → 幸福=ハピネス」に連想される社名「ハピラインふくい」を2022年3月に初めて公表した。
- 2021年8月には、JR西日本から福井県への駅や鉄道車両などの資産を約70億円で譲渡する合意が、JR西日本と福井県の間でなされた。
- 運行ダイヤはJR時代のものを元にパターンダイヤ化、また石川県区間であるIRいしかわ鉄道との相互直通運転も予定されている。それ以外にも朝夕時間帯の快速列車運行、観光・イベント列車運行、新駅設置などの方針も示している。
外部リンク