岡潤一郎
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おかじゅんいちろう
日本の中央競馬の元騎手。落馬事故により24歳で死去。
1988年、安藤正敏厩舎(栗東トレーニングセンター)所属で騎手デビュー。3月の阪神第2競走で初騎乗し、17戦目で初勝利を挙げる。初年度は44勝を挙げて最優秀新人賞を受賞。
1989年、年間46勝を挙げる。
1991年11月10日、リンデンリリーに騎乗してエリザベス女王杯を制し、GⅠ初制覇。しかしリンデンリリーはレース中に故障して競走能力を喪失。愛馬の居ない表彰式となった。
1993年1月30日、京都第7競走4歳新馬戦でオギジーニアスに騎乗。4コーナーでオギジーニアスの左後脚に故障を発生して馬が転倒。騎乗していた岡が落馬し、ヘルメットがずれたところに後続のシリウスギンガの脚が直撃した。
すぐに病院へ搬送されたものの、外傷性くも膜下出血、頭蓋骨骨折、脳挫傷、脳内出血によって意識不明の重体に陥る。その後肺炎を発症し2月16日に24歳の若さでこの世を去った。
わずか5年の騎手生活で通算225勝を挙げており、「武豊のライバルになる騎手」と評された。
死後、岡が所属した安藤厩舎に所属した弟弟子にあたる川島信二騎手は安藤師から「岡ぐらいの騎手にならんと…アカンで。」と岡の形見のムチを託され、そのムチを使って初勝利を挙げ、現在はお守りとして川島は保管している。
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