石神深一

いしがみしんいち

日本中央競馬会（JRA）所属の騎手。

来歴

1982年6月3日生まれ。美浦トレーニングセンターを拠点に活動する騎手。（厩舎所属はフリー）

父は元騎手の石神富士雄で、父の影響から乗馬を始めた。競馬学校を経て2001年3月に騎手免許を取得。成宮明光厩舎に所属してデビューを果たす。デビュー年から4年連続で2桁勝利を積み重ね、期待の若手として注目されていたが、2005年2月に飲酒運転で物損事故を起こし、事案発生日の翌日から4ヶ月間の騎乗停止処分を受ける。その後処分が解けて復帰するも、落馬事故や所属していた成宮厩舎が調教師の定年により解散するなどの不運が相次ぎ、騎乗数も勝利数も低空飛行となっていた。

そんな状況を変えるべく、2007年から障害競走への騎乗を開始する。しかし障害レースではすぐに輝かしい結果を得られた訳ではなかったが、2013年8月に新潟ジャンプステークスを制して障害重賞を初制覇。

その後オジュウチョウサンと出会うと障害競走騎手としての才能が開花。2022年8月には小倉サマージャンプをアサクサゲンキで制し、史上3人目となる障害重賞全6場制覇と史上初の障害重賞全10競走の完全制覇という歴史的な偉業を成し遂げることとなった。

ブルガリブランドを好み、サイフ・腕時計・サングラス・香水全てをブルガリで揃えている。

ライアーゲームの主人公秋山深一の名前は秋山真一郎と石神深一が由来である。