※メイン画像は1999年優勝のキングヘイロー。
データ
コース | 東京競馬場・芝1600m(マイル) |
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条件 | 4歳以上 |
重量 | 別定 |
概要
JRA東京競馬場で開催される芝重賞レース(GⅢ)。施行距離は1600m。
2月に行われるマイル路線の古馬重賞で、安田記念及びヴィクトリアマイルへのステップとして機能している。
1951年に創設された5歳(現4歳)以上の古馬による重賞競走「東京杯」が、本競走の前身で、当初は東京競馬場の芝2400mで天皇賞(春)の前後に行われていた。
1966年に中日新聞東京本社(東京新聞)より優勝杯の提供を受け、現名称である「東京新聞杯」に変更、あわせて施行時期も1月下旬 - 2月上旬に繰り上げられた。その後、施行距離(芝2200m→2000m)や施行場(東京競馬場・中山競馬場)の度重なる変更を経て、1984年のグレード制導入より東京競馬場の芝1600mのGⅢに固定。これにより、安田記念を大目標とする春の古馬マイル路線に組み入れられ現在に至る。
古馬マイラーの年始出走が多く、近年ではギャロップダイナやトロットサンダー、アドマイヤコジーン、インディチャンプといった同年の安田記念馬やハットトリックのようなマイルチャンピオンシップ馬、リスグラシューといった後の宝塚記念・有馬記念馬、またスプリンターでもキングヘイローやスズカフェニックス、ローレルゲレイロといった後の高松宮記念馬が出走して優勝しており、出世レースとも呼べる。
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