データ
コース
グレード
:GⅢ
馬齢
:サラブレッド系3歳以上
負担重量
:別定
3歳55kg・4歳以上56kg・牝馬2kg減
(その他重賞成績による増量あり)
備考
:本競走の1着馬にチャンピオンズカップの優先出走権が付与。
概要
1996年にGⅢとして創設。
2001年よりこれまで根岸ステークスに優勝杯を提供していた中日新聞東京本社(支社)が本競走のスポンサーに変更となり、同年以降同社が発行するスポーツ新聞の名を冠した「東京中日スポーツ杯」というサブタイトルが競馬番組表などで表記される場合も多い。
競走名は東京都本土中部から埼玉県中南部にかけて広がる武蔵野台地や、同地域に位置する東京都武蔵野市に由来する。
ちなみに本競走が開催される東京競馬場の所在地府中市(東京都)の市域の大半が武蔵野台地上にあり、本競馬場はその南端の先から多摩川までの間の低地上に建設されている。
当初は5月開催で距離は2,100mであったが、ダート競走体系整備の一環として2000年に秋期での1,600m戦に変更。
2008年以降は11月前半開催で固定されている。
2002年は、東京競馬場の改修工事により中山競馬場1,800mコースで代替開催された。
2014年以降は優勝馬にチャンピオンズカップ(GⅠ)への優先出走権が付与される。
またコースと距離が同じフェブラリーステークス(GⅠ)の前哨戦として、ローテーションに組む馬の陣営も多い。
余談
本競走の歴代優勝馬で、2001年度のクロフネ号が特に有名である。
元々は同年の第124回天皇賞(秋開催)に出走する予定であったが、収得賞金で勝る他馬の優先出走権による参戦により断念。
その前日に開催された本競走に出走すると、2着イーグルカフェ号に9馬身の差を付ける圧勝となった。
実況の矢野吉彦アナウンサー(下段の動画)は「砂の上でも順風満帆!」というフレーズを発した。
関連項目
(中日新聞系列提供のJRA重賞)