「素晴らしいデュエットだぜ、百点満点だぁ~!」
CV:梅津秀行
概要
Quest25「三代目鬼姫参上」に登場したオニヒメの放った邪気がカラオケマシンを介して人形に宿りって身体を作り出したことで誕生したオルグ魔人。
そのまま青いカラオケマシンを無理矢理人型にしたような姿を持ち、マイクを思わせる頭部からは左右で角度が非対称な2本の角が生えている。
途轍も無い超音波を発生させる能力の持ち主で、戦闘では「スピーカー攻撃」として繰り出す他、マイクのコードから電流を流し込む「マイク攻撃」、左手のスパイク付きマイクを回転させる「ドリル攻撃」、胴体からレーザーディスクを発射する「レーザーディスクカッター」という技も併せ持つ。胸のモニターからは、目眩ましの閃光を放つ。
更に人間の言葉に込められた言霊を抜き取って人語を話せなくしてしまうこともでき、犠牲者となった人間は何故か猫語しか話せなくなる。
ちなみに、「動物の言葉が分かる獣医」である獅子走は被害者達が話す猫語もちゃんと理解していた。
活躍
カラオケマシンに化け、自身を使って歌った人間の言霊エネルギーを奪っていき、同じく何も知らずに店を訪れたガオレンジャー5人の声を奪い、猫語しか話せなくなることにも成功する。
言霊を奪われたために変身不能に陥った5人(「ニャオアクセス!」と叫んだがGフォンが反応せず変身失敗)を上記の技で散々痛め付けるが、駆けつけたシルバーに圧倒され、破邪聖獣球を受けて倒された。それと同時に言霊も元の持ち主の所に戻った。
オニヒメから千年の邪鬼が抜けてツエツエに戻った直後、彼女の放つオルグシードによって再生巨大化。自称「素晴らしい歌」(具体的には「ガオレンジャー吼えろ!!」の音程が滅茶苦茶なもの)でガオキングストライカーとガオハンタージャスティスを苦戦させるが、クレセントブーメランに怯んだところに強蹴一閃ライノシュートとハンター聖獣球を連続で撃ち込まれ、上記の台詞と共に爆散した。
余談
モチーフはカラオケマシン。
声を演じた梅津氏は『救急戦隊ゴーゴーファイブ』の策士サイマ獣スパイダラス以来、2年ぶりのスーパー戦隊シリーズ出演となった。次の出演は『爆竜戦隊アバレンジャー』のナナクサルンバ役である。
関連タグ
百獣戦隊ガオレンジャー オルグ(百獣戦隊ガオレンジャー) オルグ魔人