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チルタリス

ちるたりす

『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種。
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基礎データ編集

全国図鑑No.0334
ホウエン図鑑No.122
シンオウ図鑑No.172
イッシュ図鑑No.247
マウンテンカロス図鑑No.140
カンムリ雪原図鑑No.036
パルデア図鑑No.220
ローマ字表記Tyltalis
ぶんるいハミングポケモン
タイプドラゴン / ひこう
たかさ1.1m
おもさ20.6kg
せいべつ50%♂・50%♀
とくせいしぜんかいふく / ノーてんき隠れ特性
タマゴグループひこう/ドラゴン

各言語版での名称と由来編集

言語名称由来
日本語チルタリスチルット+altair(英語:アルタイル)の変形
英語・ドイツ語・スペイン語・フランス語・イタリア語Altariaaltair(アルタイル)+aria(イタリア語:アリア、詠唱)
韓国語파비코리파비코(チルット)+파랑()+파랑새(ブッポウソウ)+꼬리()
中国語(簡体字)七夕青鸟七夕+青鸟(『青い鳥』)
中国語(繁体字)七夕青鳥七夕+青鳥(『青い鳥』)
ヒンズー語अल्टारीआ英語名の音写
ロシア語Алтария英語名の音写
タイ語ทิลทาลิส日本語名の音写

進化編集

メガシンカ

初期最終メガシンカ
チルット チルタリス(Lv.35)メガチルタリス(チルタリスナイト)

概要編集

チルットの進化系。初登場は同じく『ポケットモンスター ルビー・サファイア』(第3世代)。

チルットから基本的な要素を受け継ぎつつ、白鳥のような大柄で首の長い成鳥となり、鶏冠と尾羽も大きく伸びた。

最大の特徴とも言える綿雲のような羽毛も増量し、胴体の前面をすっぽり覆い隠すほど。

特に下方から見た際はまるで雲から首・足・尾が生えているようである。

彩雲

この羽毛は実際の綿や雲と似たような性質を持つようで、上昇気流を効率よく受ける事で空高く飛翔できるほか、本物の雲に紛れて青空を飛行する姿は殆ど見分けがつかないという、擬態の役割も果たしている。

また空気を大量に含んでいるため、多少の寒暖差にも適応できる保温性を持ってもいる。

濡れるとペシャンコになるのだが、アニメで描かれたその姿は中々に必見の衝撃シーン。


加えて「ハミングポケモン」の分類通り、透き通った美しいソプラノのような鳴き声を持ち、その歌声を聞いたものは魅了され夢心地を味わえるらしい。

メロディを聴くと気分が良くなりハミングしてしまう、音楽好きなポケモンである模様。


…と、ここまではいかにも「正当進化」といった性質なのだが、なぜかノーマルドラゴンに変化しており、どう見たって鳥なのにれっきとしたドラゴンポケモンの一種となっているユニークなポケモン(ちなみにチルットの頃からタマゴグループはひこう・ドラゴンになっている)。

 

曲がりなりにもドラゴンということで口からは灼熱の火球を吐く事ができ、ゲーム上でも「かえんほうしゃ」などのほのお技をわざマシンで覚えられる。これはチルット時代には不可能だったもので、タイプ変更の賜物というべきか。

ほのお技は天敵のこおりタイプや、ドラゴン・ひこうとも半減してしまうはがねタイプの弱点を突けるため、生存戦略的にも理に適っている。

もちろん「りゅうのはどう」「げきりん」「ドラゴンダイブ」といったドラゴン技も自力習得する。


人里離れた山奥に出現するという目撃談や、『ポケモンレンジャー』では「しろいきり」を発して逃走している描写から、警戒心が強い種族とも解釈できる。

そして怒らせようものなら、鋭い鳴き声で威嚇し、苛烈な制裁を加えるという竜らしい一面も持っている。


しかし基本的には心優しく人懐っこい性格で、心が通い合った相手を翼で包み込もうとする習性も報告されている。もふもふ

晴れた日の空をゆったりと自由に飛ぶ事を好み、美声の歌を響かせるという、至って穏やかなポケモンである。


高山深い場所に多く生息するが、『NEWポケモンスナップ』では火山帯にも出現する。どうやら温泉で綿雲のような羽を洗いふわふわさを保っているらしい。

進化前のチルットも汚れた羽を清らかな水で洗う綺麗好きなポケモンとして知られており、ドラゴン化によって活動範囲も広まったという事なのだろう。


モチーフについて編集

チルット同様に幸せの青い鳥をモチーフにしていると思われるが、同作の鳥はキジバトがモチーフとされており、明らかに育ちすぎである。

名前の由来「アルタイル」が属する鷲座含めバラバラで、体型も合っていない。

分類名の「ハミング」にしても、英語で“hummingbird”と言うと極小の鳥として知られるハチドリの事を指すため、やはり直接の関係は無いと思われる。


これには著者メーテルリンク氏の思想を体現しすぎてしまったため、あるいは東洋美術における人気モチーフの一つ「雲龍図」を取り込んだためといった説が唱えられている。ちなみに、ホウエン地方のモチーフとなった九州から「雲龍」を名乗る伝説的な力士が生まれていたりもする。

応龍」「ピアサ」「ケツァルコアトル」など、鳥との要素を併せ持ったような存在は世界中に確認できるため、発想自体はそう突飛なものでもないと言える。を始め、天気と関連付けられる事も珍しくない。


九州と共にホウエン地方のモチーフとなった沖縄ウチナーグチ)では、「チル」とはを意味する言葉であるため、体型はここに由来しているのかもしれない。


ちなみに隠れ特性の「ノーてんき」に関しては、図鑑等で特に触れられていなかった能力であったが、上記の龍が天気と関連付けられられがちという点、英訳が“Cloud nine”で本来「雲に乗ったような気持ち」を意味する言葉である点を考慮すれば、メタ的には妥当な選定であると言える。


なお、開発中は「ライライ」の名で呼ばれていた形跡もあるが、これが何に由来していたのかは不明である。他の用法を見ても、特に関連性は見出せない。



ゲームでの特徴編集

ドラゴンポケモンながら一般の鳥の延長にいるという立ち位置から、他のドラゴンよりも見かける機会が多い。



対戦での評価編集

HPこうげきぼうぎょとくこうとくぼうすばやさ合計
チルタリス7570907010580490
チルット454060407550310
比較+30+30+30+30+30+30+180

チルット時代に比べると実戦的なステータスになったものの、元がノーマルタイプであった事に加えて進化も一段だけであるためか、強力なポケモンの多いドラゴンタイプとしてはかなり控えめな合計値に留まっている。

配分もドラゴンとしては珍しく耐久面に偏ったものとなっており、とくせいの「しぜんかいふく」の効果がそれを助長する。

そのため、タイプならではの耐性の多さも利用しつつ、独特な技レパートリーを活かした耐久型としての育成が基本となる。


と言うかこの配分では物理にしても特殊にしても火力が出せず、決定打を与える事は困難である。同タイプにはかの「600族」に名を連ねるカイリューボーマンダがいるので、アタッカーが欲しいのなら素直に彼らに任せよう。

なお、両者ともその強力さ故に対策を組まないパーティの方が少ないため、どうしても彼らの巻き添えを食いやすい。ドラゴンの相性上彼ら自身にも弱いため、数値ほどの耐久力は感じにくいのが実情である。


設定を反映して技としても「うたう」や「ほろびのうた」を覚えられる。ひこうタイプの攻撃技は「ゴッドバード」や「そらをとぶ」など、なぜか物理技に偏る。

他には「じしん」とか「ソーラービーム」、果てにはもふもふとは対極に位置する「はがねのつばさといった技を取り揃えていたりと、登場以来かなり独特な路線を歩んでいる。


第4世代編集

大技「りゅうせいぐん」を習得したものの、相手を一撃で落とせる事の少ないチルタリスにとってはとくこう低下のデメリットの方が大きい。むしろ同時に追加された「パワースワップ」を用いてそれを相手に押し付ける事の方が性に合っており、ここでも独特な立ち回りになった。

素の攻撃力が物理・特殊共にそこまで高いわけではない事も、この戦法とのシナジーに優れる。


第5世代編集

外見にぴったりな積み技「コットンガード」を習得。1回の使用で防御力を3段階も上げると、耐久力に磨きをかけた。


また、隠れ特性(夢特性)システムの実装に伴い「ノーてんき」を持った個体が登場した。

これによって天候パーティへの対抗策という新たな役割も生まれたのだが、同タイプのカイリューはこの実装で「マルチスケイル」を手にしてダメージを半減し始め、天候パーティの中心的存在となったキングドラには素の速さでも負けていて対抗しきれないと、いまひとつ存在感を発揮できなかった。


第6世代編集

ドラゴンメタとなるフェアリータイプが登場して環境が大きく変わる中、チルタリスは何故かフェアリー技「ムーンフォース」を習得した。

タイプ内でも習得者が限られる希少な技であり、とも妖精とも縁遠いチルタリスが覚えた事には様々な議論を生んだが、その答えはメガシンカで明らかとなった。詳細は専用の項目を参照のこと。


第7世代編集

USUM』にてタマゴ技で「じゃれつく」を覚えるようになった。

ドーブルを除けば初めて「ムーンフォース」と「じゃれつく」を両立できるポケモンとなった。


第8世代編集

DLC「冠の雪原」から登場。メガシンカ廃止によって弱体化したものの、新たにわざマシンで「ほのおのうず」、わざレコードで「ぼうふう」、教え技で「ダブルウイング」などを覚えられるようになった。


第9世代編集

技体系の見直しで「ダブルウイング」「ワイドブレイカー」「パワースワップ」などが無くなり、代わって「おにび」「ブレイブバード」「アクロバット」「てだすけ」「くさわけ」を習得した。


この世代ではカイリューが大暴れしたものの、サイクル戦が盛んに行われるようになった事で耐久型ポケモンの需要も高まっており、「ほろびのうた」「コットンガード」「はねやすめ」などを活かせる機会が増えた。これに先述の「おにび」や「ほのおのうず」などを組み合わせると、他のポケモンには真似できない構成で戦う事ができた。


新要素のテラスタル4倍弱点を消す事ができるようになったのも追い風である。テラスタイプは野生で確定で出現し、疑似メガシンカとしても人気が高いフェアリー、元々の弱点であるこおり、ドラゴン、フェアリー、いわの全てを半減にできるはがねが優勢。シンプルに弱点を減らせるノーマルタイプも多い。

「ブレイブバード」や「アクロバット」の習得により物理アタッカー型の誘惑にも駆られるところであるが、ステータス的には何も変わっていないので結局火力不足は否めない。



いずれにしても、ボーマンダやカイリューとは異なり、単体で場を制圧するのではなく他のメンバーとの連携によって勝利を掴んでゆくタイプのポケモンと言える。

パーティに組み込むならば、いかに相性の良い味方と戦術を見つけられるかがポイントとなってくるだろう。


使用トレーナー編集

ゲーム版

※1:『HGSS』の強化パーティ

※2:『BW2』の「ポケモンワールドトーナメント


ナギルチアとチルタリスグルーシャくん

型が多く、難易度的にも調整を行いやすいためか、ストーリー中ではむしろボーマンダやカイリューよりも登場の機会が多い。

いわゆる「タイプエキスパート」もドラゴン・ひこう共に起用例があり、ベストパートナーとしている人物も3名(ナギ・ルチア・グルーシャ)いると、扱いはかなり良い部類に入っている。特にひこうタイプ側で出てくる際は、他に比べれば高いステータスでこちらを苦戦させてくる傾向がある。

ルチアはメガシンカ持ち、グルーシャはテラスタル持ちでもあり、時代ごとの特色ある戦法も反映している。


アニメ版

実現はしなかったが、ハルカがチルットをゲットするフラグを立てた事もある。


漫画版


番外作品編集

ポケモンGO編集

2018年2月10日に、第3世代の残りのメンバーの中の1種として実装。野生の個体は存在しておらず、チルットのアメを集めて進化させる以外の入手手段が無いのだが、進化させるのにアメが400個も必要。まさかのギャラドスホエルオーメルメタルと同じ扱いである。

さらに、そこまで進化させても性能面は悲惨そのもので、CPは1900台止まり、攻撃・防御・HPの種族値も軒並み低い。


技はドラゴンとひこうの両方の技を覚えられるが、ドラゴン技最強の「げきりん」を覚えられないために、やはりこちらも今一つといった印象はぬぐえない。

ひこう技は「ゴッドバード」を覚えられるのでまだマシではあるが、わざわざチルタリスを手に入れずとも、より入手難易度の低いオニドリルヨルノズク等でも十分代用が利くので、正直こちらも微妙と言わざるを得ない。



・・・などと不遇を極めていたが、2018年12月、事情が大きく変わった。トレーナーバトルの実装で、3つのリーグごとに出場可能な最大CPが決められたことで、低いCPが逆に生かされるようになったのである。

火力の高いドラゴンタイプはCP合計こそ高いものの攻撃力によってその高さを維持していることが殆どで、CP制限の枠に収めようとすると耐久が低くなってしまう。その点チルタリスは元々耐久の方が高いため、CP制限の枠に収めても耐久が安定し、他のドラゴンタイプと大きく差別化できる。

そしてチルタリスは技発生の早いりゅうのいぶきを通常技に備えており、技の回転率が非常に良い。この結果、目下スーパーリーグ(CP1500以下)にてドラゴンタイプのエースアタッカーとして大活躍を見せている


ただし、フェアリーとこおりには弱いため、これら2つのタイプの技を習得でき、同様の経緯で台頭したマリルリは大の苦手としている。もしも相手にマリルリを繰り出された場合、交代できるならエアームドクチート等対抗可能な別のポケモンに差し替えた方が無難である。



ちなみにチルット自体の出現率は低いわけではないが、水辺や雨といった場所や天候で出現率が上げられるコイキングホエルコ、ふしぎなはこで狙って出せるメルタンと違い天候「ときどき曇り」か「強風」でないと雨や晴れと違い狙いづらく大量発生するイベントでも第3世代実装時にしかなかった故に狙って集めることが困難であり、400飴進化組でもオンバーンの次に進化のハードルが高い。

幸い、相棒にして連れ歩けば1kmでアメ1個なので進化のためのアメを稼ぎやすいのが救い。


そうした意見を受けてか、2021年5月15日にはチルットのコミュニティ・デイが開催された。当日は大量のチルットが出現したため、この機を逃さず進化・育成用の飴の数を稼いだ人も多かっただろう(ちなみに、限定技はこのすぐ後に実装されることになるメガチルタリスでの運用を想定してか、ムーンフォースとなった)。また、コミュニティ・デイでは色違いの出現率が上がっていたためそういう意味でも頑張る価値はあった。


ポケモンマスターズ編集

ルチア&チルタリス編集

2020年10月30日にチルルが実装。☆5のドラゴンテクニカル。バディーズわざ使用の際にメガシンカする。

たつまき
20%の確率で相手をまひ状態にする
きりばらい
フィールドとゾーンを解除する。相手全体の場の状態を解除する。相手の回避率を1段階さげる
アピール☆タイム!
相手のターゲットをしばらくのあいだ自分に向ける。自分の防御を3段階+特攻を1段階あげる
ムーンフォース
30%の確率で相手の特攻を1段階さげる

バディーズ技

ミラクル☆アイドルのりゅうせいぐん
バトル終了までメガチルタリスになる。相手全体の場の効果と天気とフィールドを含む全体の場の効果がどちらも発生していないときは威力があがる

パッシブスキル

被攻撃時技ゲージ増加9
技で攻撃を受けたときに自分のわざゲージを1増やす
HP低下分威力上昇5
自分の残りHPの割合が少ないほど技の威力をあげる
ピンチ時一度BC加速1
ピンチになったときに20%の確率で自分のバディーズわざ発動可能状態までのカウントをバトル中に1回だけ1減らす

ミツル&チルタリス編集

2024年6月28日にダメージチャレンジの報酬で実装されたドラゴンタイプのスピードロール。

ドラゴンクロー
追加効果なし
クリティカット
自分の急所率を2段階あげる
りゅうのいぶき
30%の確率で相手をまひ状態にする
みててくださいね!
自分のバディーズわざ発動可能状態までのカウントを1減らす。自分の攻撃と特攻を4段階あげる

バディーズ技

きっとずーっと強くなるドラゴンインパクト
相手がまひ状態のときは威力があがる
★6EXアップ後、初めてバディーズわざをつかったときだけバディーズわざ発動可能状態までのカウントを3減らす

パッシブスキル

初登場時BC加速1
初めて登場したときだけバディーズわざ発動可能状態までのカウントを1減らす
異常確率上昇3
技の追加効果で状態異常にするときの成功率をあげる
まひ相手攻撃時防御特防ダウン9
相手がまひ状態のときは技での攻撃が成功したときに相手の防御と特防を1段階さげる


ポケモンスリープ編集

初期から実装されているドラゴンタイプのポケモン。進化前のチルットはひこうタイプ扱いであるため、ミニリュウ系統が追加されるまではゲーム内で唯一のドラゴンタイプであった。

持ってくるのは基礎エナジーが最も高い「ヤチェのみ」だが、その分おてつだい時間が長めに設定されているので飛びぬけてエナジー稼ぎの効率が良いわけではない。とは言えおてつだい時間に関係するげんきを回復できるメインスキル「げんきチャージS」を持っているため、カタログスペックだけでは測れない面もある。


レベル1から「とくせんエッグ」を持ってくる事ができるのも大きな特徴。早い段階でとくせんエッグを持ってくる食材得意は、編集時点で後半のフィールドである「ウノハナ雪原」にのみ出現するユキカブリ系統と、レア枠で仲間にするためのフレンドポイントも多いデリバードの2種のみであり、そもそも高エナジーの上位料理以外ではそれほど数を要求されないため、それらが手に入るまでの繋ぎとしてチルットやチルタリスを起用する事もある。地味ながらレベル30以降で拾ってくる可能性がある「ワカクサ大豆」と「とくせんエッグ」を併用する料理が2種類あるのも見逃せない。


図鑑説明でも度々言及される、綿雲のような羽にくるまれた寝姿が印象的。特に「わたぐも寝」では脚や尻尾も羽に包まれて見えなくなっているため、本当に雲の中から顔だけ出して寝ているように見える。


アニメ版編集

アニポケ第1~7シリーズ編集

レギュラーの手持ち編集

ウルトラガーディアンズとしての出動の際に使用するライドポケモンで登場。リーリエを抱き抱えて浴槽に飛び込むなどやんちゃな一面もある。


新無印105話にて、後述のドラセナの個体を見て捕まえる事に決めたゴウ。最初は逃げられたが、終盤で再び現れた事でゴウが追いかけ、シーンはないものの後にゲットされたことが判明した。


ゲストやライバルなど編集

ファウンスに棲む野生のポケモンとして初登場。


  • AG64話「チルットの空! ハルカの心!!」

本編初登場。この時はサブタイトル通り群れからはぐれたチルットとハルカとの交流がメインの回であり、チルタリスはラストで合流した群れを構成するポケモンとして登場しただけに留まった(図鑑の検索はされた)。


  • ナギのチルタリス

AG85話「ヒワマキジム! 大空の戦い!!」で原作通りナギの手持ちで登場。ナギの先鋒として、サトシが繰り出したジュプトルと戦った。

言うまでも無く相性では圧倒的に有利であり序盤は優勢だったのだが、バトルフィールドに設置されたポールを駆使して攻撃を躱し続けるジュプトルの速さに追いつけなくなり、空中で上を取られた挙句リーフブレード一発で地表に叩き落とされ敗北。

使用技も「つつく」に「りゅうのいぶきのみと、原作でパートナー枠だったとは思えない扱いを喰らうことに……。


  • ゲンジのチルタリス

AG101話「海の男! 四天王ゲンジ登場!!」でも原作通りゲンジの手持ちとして登場。ゲンジの次鋒として、またしてもサトシのジュプトルと戦うことになった。

戦闘の舞台となった帆船に立つマストを樹に見立てることでジュプトルにチルタリスを上回る機動力を獲得させる、というヒワマキジム戦をなぞるシチュエーションで挑むサトシだったが、肝心のチルタリスの動きを読み切れずヒワマキとは逆にジュプトルの方がまともに反撃できないまま一方的にボコボコにされる。そこで勝負に集中しきれていなかったサトシにゲンジは「雑念は捨てろ」と助言を入れ、心持を改めたサトシ側が一矢報いる……かと思われたが、これまたヒワマキの如く上を取って放たれたリーフブレードもあっさり回避されジュプトルは敗北。終わってみればまともなダメージは全くなく、チルタリスの完勝であった


ちなみにこの戦闘でゲンジのチルタリスは「とっしん」「りゅうのいぶき」「ゴッドバード」「つばめがえし」「ソーラービーム」と、技4つ制限が明確化しだしたAG以降では珍しく技を5つ使用した。更にゴッドバードとソーラービームは溜め無しで放つ始末。ヒワマキで負った不名誉を払拭して余りある活躍であり、流石四天王の手持ちと評価せざるを得ない容赦のない暴れ振りだったと言える。


  • DP156話

タツばあさんのもとで「りゅうせいぐん」の特訓をしているチルタリスが登場。タツばあさんの手持ちではなく預かっている子であるとの事で、優秀なため近々卒業するらしい。

ロケット団に囚われてしまうが、自力で脱出するべく「れいとうビーム」を連射して「かえんほうしゃ」で温度差で耐えきれなくなってヒビが入った容器に体当たりしまくった事で破壊まではいかずとも衝撃でロケット団のメカを横転させる。その後、ピカチュウのアイアンテールで容器が破壊され救出された。

ちなみにこの回ではロケット団がチルタリスメカに乗っている。


  • ナオシのチルタリス

DP174話から登場。シンオウグランドフェスティバルでは1次審査でコロボーシと共に参戦し、上空を飛びつつ華麗な歌声をコロボーシと共に披露、ナオシを2次審査へと導いた。


  • トモのチルタリス

XY125話でカロスリーグにおけるサトシの一回戦の対戦相手トモの手持ちで登場するが、サトシゲッコウガに一撃で倒された。


  • ドラセナのチルタリス

新無印103・104話に登場したドラセナのパートナー。高い攻撃と防御を持ち、メガシンカが可能。時期は不明だがシトロンもこのチルタリスと過去に戦ったことがあり、コットンガードの前に攻め手がなくなって負けたことがユリーカの口から語られた。サトシのネギガナイトとウオノラゴンを苦戦させたものの、最後はネギガナイトの「スターアサルト」を受け相討ちの形で倒れた。


  • ルチアのチルル

新無印105話でルチアと共に登場。コンテストライブミナモ大会マスタークラスではメガシンカし「しろいきり」と「りゅうせいぐん」でアピールし、結果はセレナとポイント同率でW優勝を果たした。


ポケモンレンジャーのジャッキーが少年時代に冬山で吹雪に遭遇した際に避難した穴で野生のチルタリスの群れとオオタチに暖められて助けられた事があった。


その他

AG19~44話までのED「ポルカ・オ・ドルカ」ではニャースに「布団は羽毛」にされて怒っていた。


AG171話・174話
DP10話
BW101話(回想)・130話
XY77話
新無印7話・109話
特別編最強メガシンカAct2(※メガシンカ+イメージ)
劇場版裂空の訪問者波導の勇者氷空の花束ボルケニオンと機巧のマギアナ

アニポケ・第8シリーズ編集


63話で登場。詳細は当記事にて。


放課後のブレス編集

SV本編前日譚である第4話『息をあわせてグルーシャの切り札の個体が登場。ちなみによく見ると画面の端にグルーシャのファンと思われる人物がチルットを抱き抱えている



漫画版編集

ポケットモンスターSPECIAL編集

  • 4章でナギの主力で登場。綿のような羽を活かして雲に隠れ、相手を奇襲する事ができる。サファイアのちゃもはこのチルタリスとのバトルでワカシャモからバシャーモへ進化している。
  • 13章ではルチアのチルルが登場。

コラボ編集

ポケモン feat. 初音ミク Project VOLTAGE 18 Types/Songs編集

ポケモンと初音ミクのコラボにおいて、ひこうタイプ枠でチルタリスが抜擢された。

確実に「ハミングポケモン」の分類名に由来する形である。ちなみに、有力な対抗馬であったペラップノーマルタイプ枠で出ている。


関連イラスト編集

待機中チルタリス

COTTON TO YOU毛玉。


関連タグ編集

ポケットモンスター ポケモンRSE ポケモンORAS

ポケモン ポケモン一覧 ドラゴンタイプ ひこうタイプ

鳥ポケモン 青い鳥 雲龍 33-4

ProjectVOLTAGE ひこうミク


0333.チルット0334.チルタリス(メガチルタリス)→0335.ザングース


同複合タイプ編集


その他編集

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