基礎データ
全国図鑑 | No.0164 |
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ジョウト図鑑 | No.016 |
シンオウ図鑑 | No.107 |
マウンテンカロス図鑑 | No.118 |
アローラ図鑑 | No.213 |
ガラル図鑑 | No.020 |
キタカミ図鑑 | No.046 |
ローマ字表記 | Yorunozuku |
ぶんるい | ふくろうポケモン |
タイプ | ノーマル/ひこう |
たかさ | 1.6m |
おもさ | 40.8kg |
せいべつ | 50%♂・50%♀ |
特性 | ふみん/するどいめ/いろめがね(隠れ特性) |
おとしもの | ホーホーのはね |
タマゴグループ | ひこう |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | ヨルノズク | 夜+ミミズク |
英語・スペイン語・イタリア語 | Noctowl | nocturnal(夜行性の)+owl(フクロウ) |
ドイツ語 | Noctuh | nocturnal(英語で夜行性の)+Uhu(ワシミミズク) |
フランス語 | Noarfang | noir(黒い)+harfang(シロフクロウ) |
韓国語 | 야부엉 | 야(夜)+부엉이(ミミズク) |
中国語 | 猫头夜鹰 | 貓頭鷹(フクロウ)+夜鷹(ヨタカ) |
進化
ホーホー→(Lv.20)ヨルノズク
概要
第2世代『ポケットモンスター 金・銀』に初登場したホーホーの進化系で、ミミズクのような姿のポケモン。何気に高さが1.6mもあり、ピジョットよりも大柄である。
「ボォーボォーー」とも聞こえる特徴的な鳴き声を発する。
両目は特殊な作りで、わずかな光を集めて暗闇でも昼のように見える。非常にやわらかい羽は飛ぶ時音を出さないので獲物に気付かれず絶対に逃がさない。別名「闇夜の帝王」。
物事を考えだすと、かしげた首を180度回転させて頭の働きを高める。頭が逆さになっている時はとても難しい事を考えて悩んでいるので、そっとしておかないとついばまれる。
ふくろうポケモンだけあってゲームでも専ら夜のみ出現するポケモンだったが、第5世代以降は昼間から平然と飛び出すこともある。
ちなみに開発段階では現在と全く異なる姿であり、名前も「ボーボー」であった模様。
名前の由来
- 夜の木兎でヨルノズク。極めてシンプルなネーミングである。
- 英名は「Noctowl」。
- 「nocturnus」(ラテン語で「夜の〇〇」)+「owl」と日本名と同じ由来である。
- 語源を同じくする「Noctua」にはかつて存在した星座「ふくろう座」やコキンメフクロウ(学名:Athene noctua)を指す言葉である。
- ドイツ語名は「Noctuh」。
- uhu(独:ミミズク)が由来となっている点は他国と似たようなネーミング。
- フランス語名は「Noarfang」。
- 「noir」(フランス語:黒い)+「harfang」(シロフクロウ)が由来と思われるが、これだとクロシロフクロウという変なネーミングになってしまう。ニュアンスとしては黒闇に紛れるシロフクロウというイメージなのだろうが…。
- なお、ヨルノズクに白い個体は存在しない。
- 中国語名は「猫头夜鹰」。
- 猫头鹰(フクロウ)+夜で猫头夜鹰(ヨルノズク)とする実にシンプルなネーミングである。
- 「夜鷹」単体だと別の鳥になってしまうが、ヨタカ目にはフクロウにそっくりな「ズクヨタカ」という種が存在する。
ゲームでの特徴
フクロウポケモンなので夜になると出現する事が多い。
金銀クリスタル・HGSS
- 出現場所は以下の通り、
- 金銀:43ばんどうろ・2ばんどうろ・8ばんどうろ・13ばんどうろ・14ばんどうろ・15ばんどうろ
- クリスタル:26ばんどうろ・27ばんどうろ・37ばんどうろ・38ばんどうろ・43ばんどうろ・ウバメの森・2ばんどうろ・5ばんどうろ・8ばんどうろ・11ばんどうろ・13ばんどうろ・14ばんどうろ・15ばんどうろ
- HGSS:43ばんどうろ・47ばんどうろ・ウバメの森・2ばんどうろ・8ばんどうろ・13ばんどうろ・14ばんどうろ・15ばんどうろ・トキワの森
- ※:ウバメの森とトキワの森はずつきを使うと落ちてくる事がある。基本的にヨルノズクはホーホーがレベル20で進化するポケモンだが、実は大半の場所のヨルノズクはそれよりもレベルが低く、場合によっては1桁である。
FRLG・LPLE
- 未登場。
RSE・ORAS
- 『エメラルド』のみ全国図鑑入手後のサファリゾーンにホーホーが出現する。
DPt・BDSP
- こちらも夜に出現する。『DP』『BDSP』では210ばんどうろ北・211ばんどうろ東・216ばんどうろ・217ばんどうろ・エイチ湖のほとり・エイチ湖・リッシ湖・ノモセ大湿原・テンガン山山頂・送りの泉に出現するが、『プラチナ』では210ばんどうろ・211ばんどうろ・ノモセ大湿原・テンガン山山頂と狭まっている。
XY
SM・USUM
- 『USUM』では、夜のシェードジャングルでホーホーの仲間呼びで出現する事がある。
ソード・シールド
- 内定。エンジンシティはずれ(シンボル)、ワイルドエリアの「エンジンリバーサイド(ランダム/晴曇照雪砂霧)」「ハノシマ原っぱ(シンボル/雪)」「巨人の帽子(シンボル/晴曇雨雷照雪砂霧)」に生息。マックスレイドバトルやダイマックスアドベンチャーにも出現する事がある。
LEGENDSアルセウス
- 未登場。実は古のシンオウ地方であるヒスイ地方では生息していなかった種である。
スカーレット・バイオレット
性能
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
第6世代まで | 100 | 50 | 50 | 76 | 96 | 70 | 442 |
第7世代から | 100 | 50 | 50 | 86 | 96 | 70 | 452 |
- 序盤鳥の中では唯一となる、耐久(特殊耐久)に重きを置いたポケモンである。というよりノーマル・飛行複合は耐久型がとにかくいない為、個性としては十分だろう。不一致の特殊でんき・こおり技位ではその耐久からなかなか沈まない。
- その分攻めはかなり不得手。特に攻撃が悲惨なことになっており、第3世代まではノーマルタイプとひこうタイプが物理技であった為、攻撃性能は無きに等しい状態だった。第4世代でエアスラッシュを習得し、どうにか特攻を活かせるようになる。が、やはり火力不足なのは否めなく、ナイトヘッドなどでどうにか補っていた。また、特殊耐久が高い分物理耐久は(一応HPが高い事もあり)並程度である点は気がかり。
- 特に第2世代の攻略では自力技と攻撃種族値のシナジーの薄さから、序盤鳥ポケモンとして「最初の草むら」に出てくるにも拘らず、戦力に勘案できないレベルで弱かった。
- さいみんじゅつ(「ゆめくい」コンボも可能)やリフレクター等、独特の技で立ち回るのが基本戦術。鳥ポケモンとしては珍しくサイコキネシスなどのエスパー技が豊富なのも特徴。特性は余程の事が無い限り、なるべく受けたくない眠りを無効に出来る「ふみん」が優先される。
- 夢特性はいろめがね。ただ、前述通り火力は不足している上、一致技である飛行タイプの技は一貫性が高めなので相性はかなり微妙だった。
- 世代が進むにつれてトゲキッスやバルジーナなどの優秀な高耐久ひこうタイプが続々登場すると、ノーマル・ひこうとしては独自性を保っていたヨルノズクも耐久型ひこうタイプとしては次第に見劣りするようになってしまい、一時期は不遇ポケモン扱いにまで地位が転落してしまっていた。
- 転機が訪れたのは第7世代。特攻種族値が+10されて86まで上昇し、さらに夜行性のフクロウモチーフだからかレベルアップ技で「ムーンフォース」を習得。火力、範囲ともに若干だが改善された。USUMではさらに「ぼうふう」と「くろいまなざし」を習得し、攻撃性能が大幅に改善された為、いろめがねを採用したアタッカーとしての起用も現実的になった(参照)。
- 第8世代では「わるだくみ」を習得。ゴーストタイプの使用率が上がったことや「さいみんじゅつ」とも相性の良い道具「からぶりほけん」の登場、「はかいこうせん」のデメリットを打ち消したり、攻撃しつつ素早さを上げられるダイマックスとの相性の良さによって、環境でも通用する可能性を秘めたポケモンになった。
使用トレーナー
ゲーム版
- マツバ:ジムリーダー(ジョウト)※1
- ナギ:ジムリーダー(ホウエン)
- ハヤト:ジムリーダー(ジョウト)
- サザレ:写真家
※1:ポケモンスタジアム金銀
アニメ版
- サトシ※色ちがい
- ハヤブサ(無印223話)
- オワゾー(XY77話)
- カツキ(新無印79話)
漫画版
- ハヤト(ポケスペ)
番外作品
ポケモンGO
種族値が防御寄りであるため、CP1500以下が条件のスーパーリーグで大いに活躍し、トップクラスの採用率を誇っている。
通常技はつばさでうつを覚え、この技に強化が入ったことで非常に強力なポケモンになった。ゲージ技にはシンプルに優秀な飛行技ゴッドバード、相性補完も技性能も優秀なシャドーボール、エスパーの安定技サイコキネシスを覚え、基本的には前者2つが採用されている。
種族値と技が優秀なことから、明確な天敵がトリデプスくらいしかおらず、非常に安定している。パーティではランターンと一緒に採用されることが多い。
シーズン15にてこおりタイプに強化が入るなどの調整が行われ向かい風になったと思いきや、天敵のトリデプスが減り、チャーレムが環境でより暴れる結果を招いたことから、結局ヨルノズクも環境トップクラスに位置づけられたままになっている。
そんな環境をナイアン(運営)が見逃すわけがなく、シーズン16にてとうとうゴッドバードの必要エネルギー量が増加される形の弱体化を受けてしまった。エアームドやチルタリスにとっては良い迷惑である。
ポケモンマスターズ
ハヤト&ヨルノズク
2024年2月5日に実装されたひこうタイプのサポートロールでEXロールはテクニカル、かつ「キズぐすり」持ちのバディーズ。
ハヤトが言うには、ヨルノズクと息を合わせる為に彼の父の元で暗闇での厳しい修行を積んできたとのこと。
技
エアカッター |
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急所に当たりやすい |
キズぐすり |
味方のHPを最大HPの約40%回復する |
シンクロわざ:さいみんじゅつ・夢幻 |
【解放条件】封印状態のあいだに味方が技での攻撃を5回命中させたとき |
【封印条件】この技をつかったとき |
技が必ず命中する |
相手全員をひるみ状態かこんらん状態かバインド状態のいずれかにする。相手全員をねむり状態にする。 |
味方全員の攻撃と防御と特攻と特防と命中率と回避率の中からどれかひとつを1段階あげる |
まだまだ翔べるぞ! |
味方全体の場をわざゲージ加速状態にする。味方全員の防御と特防を2段階あげる |
バディーズ技
静かなる羽ばたきのフライングレイ |
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★6EXアップ後、初めてバディーズわざをつかったときだけボルテージが2段階あがる |
パッシブスキル
P変化技使用時攻撃↓G9 |
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ポケモンが変化技をつかったときに相手全員の攻撃を1段階さげる |
P変化技使用時特攻↓G9 |
ポケモンが変化技をつかったときに相手全員の特攻を1段階さげる |
ねむり無効G |
味方全員がねむり状態にならない |
アニメ版
アニポケ・サトシの旅シリーズ』
〈レギュラーの手持ち〉
〈ゲストなど〉
- ハヤブサのヨルノズク
- 無印223話でホーホー航空の社長でチーフパイロットのハヤブサのポケモンで登場。現在は年老いて1日のほとんどを眠っているが、かつては最強のホーホーと呼ばれていた。ホーホー号が墜落しそうになった時突然起き上がり、サトシのヨルノズクと共にロープで飛行機を牽引して墜落の危機から救った。
- オワゾーのヨルノズク
- XY77話のスカイリレー回にて、オワゾーのポケモンで登場。オワゾーはプロっぽい風格をしているものの、実際は一度もスカイリレーに出場していない。…というのもスカイリレー自体が「3匹のひこうタイプ1チームで競う競技」であり、オワゾーはこのヨルノズクしか持っていない。
- カツキのヨルノズク
- 新無印79話で大昔の城主ヒサシから城を乗っ取ろうとしたツキヤの末裔・カツキのポケモンで登場。なお、終盤で日食城では「太陽・月を名前に入れるしきたり」があると判明するのだが、カツキの手持ちをよく見ると夜と月に関するポケモンであり、ヨルノズクも夜に出現するポケモンである。
その他
無印 | 227話 |
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AG | 191話 |
DP | 91話 |
BW | 119話(イメージ) |
劇場版 | 破壊の繭とディアンシー |
アニポケ・リコとロイの旅シリーズ
- ブレイブアサギ号のヨルノズク
- 2話から登場。ライジングボルテッカーズの飛行船ブレイブアサギ号にすみついてるポケモンで、見張り役を担っている。
漫画版
ポケットモンスターSPECIAL
- 3章でハヤトのポケモンで登場し、ジムリーダー対抗戦で使用。よく見える目で相手を捕捉し、アンズのベトベターがちいさくなるで逃げ回った際にも「みやぶる」を使って捕捉している。
関連イラスト
関連タグ
- 図鑑番号順
0163.ホーホー→0164.ヨルノズク→0165.レディバ
- 序盤鳥・最終進化
第1世代 | ピジョット |
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第2世代 | ヨルノズク |
第3世代 | オオスバメ |
第4世代 | ムクホーク |
第5世代 | ケンホロウ(オス / メス) |
第6世代 | ファイアロー |
第7世代 | ドデカバシ |
第8世代 | アーマーガア |
第9世代 | タイカイデン or カラミンゴ |
- 同複合タイプ
第1世代 | ポッポ / ピジョン / ピジョット / メガピジョット オニスズメ / オニドリル カモネギ ドードー / ドードリオ |
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第2世代 | - |
第3世代 | スバメ/オオスバメ チルット |
第4世代 | ムックル / ムクバード / ムクホーク ペラップ |
第5世代 | マメパト/ハトーボー/ケンホロウ ワシボン/ウォーグル |
第6世代 | ヤヤコマ |
第7世代 | ツツケラ/ケララッパ/ドデカバシ |
第9世代 | イキリンコ |