ムックルとは、
本記事は2について紹介する。
基礎データ
全国図鑑 | No.0396 |
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シンオウ図鑑 | No.010 |
コーストカロス図鑑 | No.099 |
ヒスイ図鑑 | No.012 |
パルデア図鑑 | No.097 |
ローマ字表記 | Mukkuru |
ぶんるい | むくどりポケモン |
タイプ | ノーマル / ひこう |
たかさ | 0.3m |
おもさ | 2.0kg |
せいべつ | 50%♂・50%♀ |
とくせい | するどいめ / すてみ(隠れ特性・第6世代から) |
タマゴグループ | ひこう |
好 | 頭のくせ毛(冠羽?) |
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嫌 | くちばし |
危険 | 無 |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
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日本語 | ムックル | ムクドリ |
英語・スペイン語・イタリア語 | Starly | starling(ムクドリ) |
ドイツ語 | Staralili | Star(ムクドリ)+Starallüren(空気と恵み) |
フランス語 | Etourmi | étourneau(ムクドリ)+mimi(可愛い) |
韓国語 | 찌르꼬 | 찌르레기(ムクドリ) |
中国語(簡体字) | 姆克儿 | 日本語名の音写+儿(子) |
中国語(繁体字) | 姆克兒 | 日本語名の音写+兒(子) |
進化
ムックル → ムクバード(Lv14) → ムクホーク(Lv34)
概要
第4世代『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』から初登場した、ムクドリのような姿をした小鳥ポケモン。
1匹1匹の弱さをカバーするため、常にたくさんの群れを作って行動。好物のむしポケモンを狙って、野山を集団で飛び回っている。
なきごえがとても喧しく、群れで集まったときは更に騒々しい。
元ネタも非常に煩い声で鳴き、集団でいる時の鳴き声はパチンコの店内と同じぐらいに達すると言われる程。
一方、あまりにも群れが大きくなると揉め事を起こし内部分裂するらしく、仲間同士の連携はあまり良くないのかもしれない。
故に群れから外れた個体を見かけるケースも珍しくないが、地味な体色は1匹くらいだと目立たない保護色の役割も果たしている。
また弱いと言っても羽ばたく力は非常に強く、つばさでうつ攻撃も打ちどころが悪ければ一週間は痛みが引かないのだとか。
加えて意外に肝が据わっており、びっくりして逃げた後も、気がつくと近くに戻ってきている事がしばしば。
名前の由来は『ムクドリ』+『タックル』だと考えられる。
『ポケモンレンジャーバトナージ』ではパートナーポケモンの一匹として登場している。
色違い
色違いは通常より明るい色になる。
ゲームにおける特徴
「ダイヤモンド・パール」プレイヤーにとっては印象深い存在で、序盤で手に入る序盤鳥と呼ばれる部類のポケモン。
鳴き声が非常にやかましいという設定だが、実際ゲームにおいても非常にやかましい。
特徴的なのが覚える技。なんとレベル9という速さで「つばさでうつ」を自力で習得する。
タイプ一致の威力60、命中率100、PP35と旅をするには持ってこいな技を、序盤の序盤ともいえる状態で習得できてしまうのである。
ちなみにムックル以外の序盤鳥ポケモンがこのレベル帯で覚えているひこうタイプの技は「つつく」か「かぜおこし」。ここまで早い段階からつばさでうつを覚えるのはムックルのみ。中々に異質である。
また、レベル5で「たいあたり」より高性能な「でんこうせっか」も覚えるなど、序盤鳥の中でも屈指の使いやすさを誇る。進化後のムクホークが序盤鳥の中でも非常に強いことは有名だが、このムックルの時点で既にその片鱗が見えていると言えるだろう。
実は合計種族値の方は他の鳥ポケモンよりも低めに設定されていたりするのだが、特別低いということも無く、技の強さなどもあってあまり気にならない。
きあいのタスキで耐えてがむしゃら→でんこうせっか戦術ができる。
レベル17で両方とも自力習得するため、初心者への初見殺しや一発ネタとして使いやすいが、夢特性きもったまでゴーストタイプにも有効打があるスバメのほぼ劣化となる。
実はムックルに隠れ特性「すてみ」が実装されたのは第6世代以降の話である。
進化後には第5世代から実装されていたが、ムックルの特性は、進化後が隠れ特性かどうかに関わらず、「するどいめ」であるため、進化させるまで隠れ特性かどうかわからないという厳選が面倒な仕様だった。
RSE及びDPでは他の世代とは違い「野生のポケモンを撃退するために、やむなく近くにいた博士のポケモンを勝手に使う」という展開で御三家を手にするのだが、DPでその「野生のポケモン」に相当するのがムックルなのである。
この展開はリメイク版でも同じ。
ちなみにこの時の戦闘は特殊な仕様で、相手の攻撃が絶対に急所に当たらない、こちらのHPが赤ゲージになると相手が逃げ出すようになっている。
ただし、とある条件を満たすとこの戦闘でパートナーをひんしにして負けることが可能なのだが、そうすると「めのまえがまっくらになった」のお決まりのメッセージの後本当に画面が真っ暗のままフリーズして操作を受け付けなくなるというバグがある。なおリメイクでは逃走条件が黄ゲージに変更されており、このバグは絶対に起こらないようになった。
使用トレーナー
ゲーム版
※1:パチリス・ゴンベの3択、他を選んだ場合はクエスト「まよえるムックル」クリア後。
アニメ版
漫画版
- ミツミ(DP物語)
アニメ版
アニポケ・第1-7シリーズ
レギュラーの手持ち
- サトシのムックル
声:古島清孝
DP2話「ピカチュウをさがせ!202番道路!」にて、サトシがシンオウ地方で最初に捕まえたポケモン。
詳細はこちら
ダイヤモンド&パール
- 第3話
シンジが森でゲットしていた2羽のムックルが登場したが、逃がされた。実はムックルはサトシとシンジが因縁になるきっかけとなるポケモンでもあった。
- その他:9話・38話・66話・番外編「ヒカリ・新たなる旅立ち!」
- 劇場版:ディアルガVSパルキアVSダークライ・ギラティナと氷空の花束シェイミ・幻影の覇者ゾロアーク|
ベストウイッシュ
- DA:142話
XY
- 39話:回想で登場。
- オルニスのムックル
77話でポケモンスカイリレーに参加したオルニスのポケモンで進化系と共に登場し、アンカーで出場。サトシのオンバットと勝負し優勝した。
- XY&Z:119話
サン&ムーン
- 129話
新無印
- 新無印:74話・89話|
- めざポケ:1話
アニポケ・第8シリーズ
- 1話:冒頭で登場
漫画版
ポケットモンスターSPECIAL
7章で登場。サルヒコ(ヒコザル)にじゃれつかれていたパールが木にぶつかった事で驚いて飛び出して大群で襲撃する。8章ではシンオウバトルフロンティアでのガイド役でメカムックルが登場。
ポケモンローカルActs
宮城県亘理町に地域応援ポケモンであるラプラス、またスバメ・チルット・マメパトと共に描かれたポケモンマンホールが設置された。
関連イラスト
関連タグ
図鑑番号順
0395.エンペルト→0396.ムックル→0397.ムクバード
序盤鳥・初期形態+α
同複合タイプ