もしかして→電波人間タックル
概要
基本的にはスポーツ用語ではあるが、日常でも体当たりなど、相手に飛び掛かる様子をタックルと呼ぶ場合もある。
- レスリング(アマチュアレスリング)や総合格闘技などで、立っている相手に組み付いて倒すプレー。英語圏では「テイクダウン」と呼ばれることが多い。
- アメリカンフットボールやラグビーで、ボールを保持している選手に飛び掛かったり組み付いたりして攻撃を阻止するプレー。
- サッカーで、ボールを保持している選手に対してスライディングし、ボールを奪うプレー(スライディングタックル)。
- ホッケーで、ボールを保持している選手に対して自分のスティックをぶつけ、ボールを奪うプレー。
球技では原則として、タックルはボールを保持している選手に対してのみ行うことが認められている。
特にラグビーやアメフトでは、激しいタックルというのは試合の醍醐味にもなる一方で、打ち所が悪いと大怪我を負う危険性を孕んでいるため、タックルについては様々な規定が設けられており、禁止事項も存在している。
当然、そのような規定が存在するスポーツであっても怪我などの可能性が十分にある危険な行為であるため、日常で悪ふざけでタックルを行うのは非常に危険であるのは言うまでも無い。
タックルに関する主な反則
パス、またはキックし終えた選手にタックルすること。
- アーリータックル
ボールをキャッチしようとしている選手にタックルすること。
- ノーボールタックル
ボールと関係のない選手にタックルすること。ルールを順守していればまず起こりえないため、故意性が極めて高く、悪質な反則。
- ハイタックル
肩より上、即ち首や頭部にタックルすること。非常に危険で重大なファウル。
その他のタックル
- アメフトにおけるポジションの一つ。表記はT。ディフェンシブタックル(DT)と区別するためにオフェンシブタックルと呼ばれることもある。
- 釣りやアーチェリーで、道具一式を指す言葉。つり球ではその意味でサブタイトルとして使われている。
- 滑車装置のこと。ブロック、シーブ、プーリーとも。