基礎データ
全国図鑑 | No.0257 |
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ホウエン図鑑 | No.006 |
ブルーベリー図鑑 | No.187 |
ローマ字表記 | Bursyamo |
分類 | もうかポケモン |
タイプ | ほのお / かくとう |
高さ | 1.9m |
重さ | 52.0kg |
特性 | もうか |
隠れ特性 | かそく |
タマゴグループ | りくじょう |
各言語版の名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
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日本語 | バシャーモ | burn(英語で燃える)+軍鶏 |
英語・スペイン語・イタリア語 | Blaziken | blaze(炎)+chicken(鶏) |
ドイツ語 | Lohgock | lohe(炎)+gockel(おんどり) |
フランス語 | Braségali | brasier(炎)+gallinacé(キジ目・鶏) |
韓国語 | 번치코 | burn(英語で燃える)+chicken(英語で鶏) |
中国語(簡体字) | 火焰鸡 | 火焰(炎)+鸡(鶏) |
中国語(繁体字) | 火焰雞 |
進化
アチャモ → ワカシャモ(Lv.16) → バシャーモ(Lv.36) → メガバシャーモ(メガシンカ・バシャーモナイト)
概要
『ルビー・サファイア』(第3世代)より登場した、アチャモの最終進化系。
ニワトリ要素を多く残していたワカシャモから一転、翼ではないスラリと伸びた手足に、鋭い嘴と一体化した顔、胸から上を覆う二又に分かれた長髪の様な羽根など、全体的に鳥人染みた精悍な姿となった。
額のV字型の部位は鶏冠であり、オスの方が鶏冠や羽根が長く、メスの方が短い。
長い脚は先端まで羽毛で覆われて均一なシルエットを作り、ズボンやタイパンツを履いたような印象を与えている。
足型を見れば分かる様に鋭い足の爪も健在である。
無論足腰は非常に強靭で、蹴りの威力はポケモンの中でもトップクラスな上、30階建てのビルを楽々と飛び越してしまう程。
自身も好戦的な気質で、人型を活かして身に付けたパンチやキックなどの格闘技を駆使して、どんな相手にも勇敢に挑み掛かる。
実際に元ネタの一1とされるシャモは闘鶏のために作り出された種であり、蹴爪が生えた脚で激しく争う。
また、キック力が高い鳥は他にも世界一危険な鳥と呼ばれるヒクイドリや世界最大の鳥ダチョウなどが実在している。
鳥の爪足のような手首は、闘争心が高まると灼熱の炎を吹き出す仕組みがあり、相手が強敵であるほど炎も激しく燃えあがる。その炎を纏わせたほのおのパンチやブレイズキックは特に強力で、喰らった相手は黒コゲに焼き尽くされてしまうという。
なお、全身の羽は数年ごとに古くなると勝手に燃え落ち、新しくしなやかなものに生え変わるらしい。
由来・モチーフ
日本語名の由来は「Burn(英語:燃える)」+「軍鶏(シャモ)」。
詳細はラティーモの頂に譲るが、脚はジェット機のブースター(あるいはそこから出るアフターファイヤー)から来ているという可能性もある。
ゲーム上での特徴
H | A | B | C | D | S | T |
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80 | 120 | 70 | 110 | 70 | 80 | 530 |
- 「こうげき」「とくこう」がずば抜けて高く、他も平均水準という攻撃型ステータスを誇る。「こうげき」「とくこう」共に『RS』当時歴代御三家において最も高い数値を持っていたが、世代が進むに連れて「こうげき」はエンブオー、「とくこう」はエンペルトに譲り、さらに現在においてはエンブオーはゴリランダー、エンペルトもアシレーヌに座を譲っている。
- その高い攻撃面を生かして、物理攻撃から特殊攻撃まで幅広く育てる型が存在している。
- 物理攻撃なら「フレアドライブ」や「とびひざげり」などが候補として挙げられ、サブには「ストーンエッジ」「ブレイブバード」「かみなりパンチ」等を揃える。
- 設定的には飛行出来ないが、「ブレイブバード」使用時にどうやって滑空しているのかは不明。
- 難点として多少技のタイプの幅が狭い点や、両刀型ポケモンとしては素早さが80と低めな点が挙げられるが、基本的に穴の無いポケモンである。
登場時
- 当時初登場となる「ほのお・かくとう」複合で話題となったのみならず、両タイプの優秀な技を揃えるアタッカーとして名を馳せていた。
- 特に「こらえる」や「みがわり」(『FRLG』以降)を起点にして、「もうか」+「オーバーヒート」や「きしかいせい」といった超絶火力をぶつけることができた。当時新登場でピンチ時に「すばやさ」が上がる「カムラのみ」との相性も抜群だった。
- この当時先制技が少なく(「バレットパンチ」すらない)、一度コンボが決まれば止められるポケモンが少なかったのも追い風だった。
第4世代
- そんな非常に優秀なポケモンとして通っていたが、『ダイヤモンド・パール』からゴウカザルが登場したことで、一気に人気が失速してしまった。それは全く同じ複合でありながら、ゴウカザルの方が完全に優秀である為である。そのため「劣化ゴウカザル」という烙印を押されてしまった。
具体的な点を比較すると、
- バシャーモの方が「とくこう」・「こうげき」は一応勝っているが、「すばやさ」においてはゴウカザルに完敗している点。
- ゴウカザルはタイプ一致先制技である「マッハパンチ」を覚えるのに対して、バシャーモはタイプ不一致「でんこうせっか」しか覚えられない点(『プラチナ』ではタイプ一致「しんくうは」を教え技で習得可能であるが、ゴウカザルも覚えられる)。
- ゴウカザルが自力で覚えられるかくとう最高威力技は"威力120"の「インファイト」であるのに対して、バシャーモが自力で覚えられるか最高威力技は****"威力85"の「スカイアッパー」である点。
- 「プラチナ」では"威力120"の「ばかぢから」を得たが、使用後に「こうげき」「ぼうぎょ」がダウンするため、同じデメリット技でも防御と特防ダウンの「インファイト」と異なり、2発目は同じ威力で打つことが出来ない。一応わざマシンで"威力150"の「きあいパンチ」も覚えられるが、リスクが大き過ぎる。
- 以上の点から一気にその立ち位置を奪われてしまった。
- そんな中手に入れたのは「バトンタッチ」。積み技を引き継ぐ仕事を任されたが、わざわざバシャーモですることか?という疑念があったのは事実であった。
第5世代
DPt時代
ゴウカザル「お前に足りないもの、それは――情熱!理念!思想!頭脳!気品!優雅さ!勤勉さ!そして何より速さが足りない!!」
バシャーモ「クソッタレ!振り切れねえ!」
↓
BW時代
バシャーモ「たっぷり礼をしてやるぜ!」
ゴウカザル「私が遅い!?私がスロウリィ!?」
- 「かそく」と元々の火力からのエース仕様で多くのパーティで使われる事になり、めでたく厨ポケの仲間入りを果たした。これ以降大きく地位を上げ、歴代御三家でも指折りの実力者となっていく。
- 従来の特性である「もうか」でも、新技「ニトロチャージ」で擬似的に「かそく」を再現できるが、かそくの場合はこんなことをしなくても勝手に上がっていくため、使い勝手では大きく差をつけられており、厨ポケの強さにはまるで届いていない。このせいで、当時新登場かつバシャーモ・ゴウカザルと同タイプのエンブオーが立場を失うという憂き目に遭った。とはいえ火力、HPとも他の二体より高く、みずタイプの技「ねっとう」を使えるなどエンブオーにしか出来ないことも決して少なくはない。
- だが、当時「かそく」持ちは♂しか存在せず孵化で増やせない上に、タマゴ技と両立できず、更にはそんなレアさから違法改造・違法コピーの温床にまで至ってしまう。
- また、この隠れ特性、雑誌についている付録のシリアルコードでしか入手できないうえ、同僚もあわせランダムでどれか一つ手に入るという俗に言うガチャであった。BWの無法地帯ぶりを語るうえで欠かせない負の歴史である。より詳しくはミズゴロウのページにて。
第6世代
- そんな問題を一気に解決させようと、『ポケモンXY』では遺伝の仕様変更により「かそく」持ちが孵化できるようになった。更に期間限定でだが「かそく」アチャモが配信で手に入るようになった。それだけでなくメガシンカも果たし、更なる猛威を振るうこととなった。
- メガシンカ後の特性も「かそく」なので、隠れ特性を持っていなくてもメガシンカすれば同様に戦えるようにはなった。
詳しくはメガバシャーモの項にて。
- 元々「かそく」自体が強かったので、メガシンカさせない戦い方も勿論強く、特に「いのちのたま」を持たせた二刀流で戦うことでメガバシャーモ以上の火力を叩き出すことができる。苦手なドラゴン・ひこう相手に「めざめるパワー」氷があるとなおよい。
- この頃にはメガゲンガー、メガガルーラ、スイクン、けしんボルトロス、ガブリアスの5匹の中に加わる最後の1ピースとして非メガ型アタッカーバシャーモが利用され、この6匹を「第6世代結論パ」「第6世代厨パ」と呼んだ。単純にメガ枠を消費しないかくとう枠の速攻型として環境で十分使い物になる唯一無二の存在であったためである。
第7世代
- 『ポケモンSM』からは更に「Zクリスタル」が登場。元々サブウェポンが多彩だったため、これらをZクリスタルで強化すれば強烈な役割破壊になるだけでなく、メインウェポンに持たせれば多少耐久が高かろうが一撃のもとに沈めることができる。
- ただし、それ以外の部分はやはりメガシンカの方が強く、特に素早さが中途半端なせいで他のスカーフ持ちには1回加速しても抜けない事は元より性格補正が無ければカプ・コケコ、メガゲンガーを始めとする130族をギリギリ抜けない微妙な素早さが足を引っ張る。かと言って攻撃への性格補正を抜くと今度は火力が足りない。耐久もよくて中程度といったところなので受け出しも厳しい(もっともメガバシャーモもそんなに高くはない)。ゆえに、一発の火力を重く見る場合通常形態、汎用的に戦いたい場合メガシンカといった具合に使い分けることになるだろう。
- いずれにしても、メガシンカをしてもしなくても強いという非常に稀有な存在で、特にシングルでは文句なしのメジャーポケモンである。ただ勿論強い部分だけとは限らず、ほのお・かくとう両方を止められるポケモンは少なくない。このため周りがサポートしないと戦えないことは事実である。一時期のこいつのように何でもかんでも任せられるポケモンでないことには注意が必要。
- この世代における一部では非メガ型でも瞬間火力ではなくわんぱくHBベースで「バトンタッチ」でのサポートに特化した混乱きのみ型が使われた。「フレアドライブ」をカットして攻撃技を「とびひざげり」1本に絞り、後は「ビルドアップ」や「つるぎのまい」といったバフ技、お決まりの「まもる」、「バトンタッチ」本体が搭載されていた。勿論混乱きのみ拘らずメガ個体で「バトンタッチ」型を組んでも、パワーとスピード、耐久を両立できるため合理的であった。
- ガブリアスやれいじゅうランドロスに「バトンタッチ」で能力ランクを引き継がせ、彼らの持ち前のパワーとスピードを増強することができた。他にも、カプ・レヒレに「ビルドアップ」で積んだ物理耐久と「かそく」で積んだ速度を引き継がせ、「みがわり」でのハメ性能や「めいそう」を積む余裕を持たせるという使い方があった。
- 対戦では分かりやすく強い上に動かし方もいたって簡単でひたすら攻撃するだけでも強かったため、この世代のGTSでもバシャーモ系統は花形で、特にSM期にはドリームボール入りの孵化余りならカプぐらいとの交換は余裕で成立するほどであった。
第8世代
- ダイマックスとの相性も良く、変化技はすべてダイウォールになるため、まもるを採用しなくても安全にかそくを積むことが可能になった。しかしダイジェット環境は耐久が低いかくとうタイプのバシャーモにはやや厳しい。タイプ一致のダイジェットはまもるを貫通して致命傷なうえ、バシャーモ自身もダイマックスをしていても耐えられないことが多い。また、リベロで技範囲がより広いエースバーンの存在も意識する必要がある。
- 技に関しては、何と代名詞と言っても過言ではなかったとびひざげりが没収された。立ち絵からして「私飛び膝蹴り得意です」と言わんばかりのスタンスで、モチーフのムエタイともイメージが合致する技だったためプレイヤーには大きな驚きを与えた。その代わりにインファイトを習得し、技外しの心配をする必要がなくなった。ただしこちらはバトンタッチとの相性が悪く、耐久の下降までバトン先に引き継いでしまうため注意が必要。
- しかし剣盾環境にて新たに追加された要素であるダイマックスで、多くのポケモンがダイウォールで膝を透かせるようになったり、逆にダイマックス枯らし目的でまもるや1ターン消える技(とびはねるなど)の搭載率も激増、そして依然ドラパルトやミミッキュが跋扈する強力なゴーストタイプ環境である事を考慮すると、没収されずともどのみちとびひざげりの採用率は大幅に下降していたことが予想される。
- その他の有用な新規技はねっさのだいち、これにより特殊型でもじめん技を使うことが可能になった。剣盾は初手に出してダイマックスをし、かそくを積みながら物理・特殊の判断を相手にさせないまま場を荒らし、ダイマックスが切れた後にバトンタッチで後続に繋ぐ型が主流になっている。加速&バトンタッチのコンボは依然強力であり、エースバーンという範囲の被る強力なライバルがありながらも未だ環境の最前線に存在し続けている。
- 相手がダイマックスでHPを増強することによって、それまで落とせた相手も耐えるケースが激増。そうしたことから、「きあいのタスキ」で耐えてから「つるぎのまい」を積んで威力200の「きしかいせい」で処理する型も登場。最速バシャーモの「つるぎのまい」1積みの「きしかいせい」200は、H4振りダイマック状態のカイオーガを確定1発に仕留める計算。しかも「かそく」1積みなら準速「こだわりスカーフ」カイオーガを抜ける。
- 原作に合わせ当たり前のように内定。殿堂入り後に地下大洞窟にてゲット可能だが、肝心の隠れ特性の加速にするにはBP200溜めて特性パッチを買うか交換やポケモンHOME経由で手に入れるしか無いため少し手間が掛かる。DPtと違い隠れ特性がある分全然良いのだが、剣盾に引き続きとびひざげりはまだ没収状態。そしてこれにより今度はゴウカザルが「劣化バシャーモ」と呼ばれるようになった。かつての第4世代とは真逆の展開である。
第9世代
- 条件が揃えば実質的に「ねこだまし」として使える「はやてがえし」を獲得し、ダブルでの活路が開ける。また、テラスタルによって元の劣悪寄りの耐性を補強することができるようになり、「バトンタッチ」サポーターとして新境地に達したとも言える。一方、アタッカーとしては相手のテラスタルが厄介で、それまで倒せたはずの敵も倒せなくなる心配が新たに発生。この辺は下手すると第8世代のダイマックスよりも深刻かもしれない。れんげきウーラオスやカイリューといった明確な苦手も多く、アタッカー運用における障害になることは明白である。「バトンタッチ」サポーターとしての新境地を開くなどの工夫が必要か。
- この世代のシングルでは、打点として有用なタイプなら何でもまんべんなく使われていると言っても過言ではないぐらいにテラスタイプの幅が広い。また、対「しんそく」兵器としてカイリューにぶつけることも可能になり、カイリューが迂闊にノーマルテラスタルを切ったところで「はやてがえし」で痛い目を見せることができるようになった。
- やや誇張が入るかもしれないがこの世代のごく一部の極端な例では、攻撃技を一切カットした「まもる」「ビルドアップ」「おにび」「バトンタッチ」ずぶといHB「じゃくてんほけん」くさテラスタル型まで開発されている。「バトンタッチ」型としての性能を追求しつつ、れんげきウーラオスにもある程度強く出られるようにした型である。
- この世代では確かに油断した相手に痛い目を見せることができる程度のスペックを発揮できはするが、基本的に超パワー・超スピードのかくとう枠としてはカスタマイズ性や上振れパターンに優れるオオニューラの影に隠れている感がある。
- それでも、ミライドンに焦点を当てたじめんテラスタル「じしん」型がシーズン20の最終23位構築に残るなど、決して弱いポケモンではない。
- 準伝説・パラドックスポケモン以上が使用不能なレギュレーションHではデフレ環境に刺さる抜きエースとして期待されたが、かくとうの速攻型としてはやはりオオニューラの壁が厚く、「かそく」型としてはクエスパトラの方が高い汎用性を持つ上に、この環境にはアシレーヌやガブリアスといった苦手も存在するため、偶に使われる良いポケモン止まりの評価に甘んじている。
- バシャーモ系統を入手するには、3000BPを寄付してアチャモを出現させる必要がある(これは他のパートナーポケモンも同様)が、2024年1月にイベントレイド「最強のバシャーモ」が実施され、ボスとして登場するバシャーモを捕獲できれば、BPの寄贈をしなくてもバシャーモ系統を手に入れることができるようになる。オシャボ厳選が可能&6V確定個体なので厳選の元手としても有用と見返りは非常に大きいので、腕前に自信があるのであればぜひ挑戦してみよう。
使用トレーナー
ゲーム版
- ユウキ:RSE・ORAS男主・ライバル※1※2
- ハルカ:RSE・ORAS女主・ライバル※1※2※3
- アスナ:ジムリーダー(ホウエン)※4
- ジャキラ:ポケモンコロシアム
- ダリア:ルーレットゴッデス
- ゲン:ポケモントレーナー
- スモモ:ジムリーダー(シンオウ)
- オーバ:四天王(シンオウ)
- アカマツ:ブルベリーグ四天王
- ジャキラ:シャドー司令塔
- ヤッチーノ:スナッチ団
- レッドアイ:ポケモンナッパーズ赤のリーダー (ポケモンレンジャー光の軌跡)
- シエラ:GOロケット団リーダー
※1 アチャモを選んで進化させた場合
※2 ライバルとしては、主人公がキモリを選んだ場合
※3 ポケモンマスターズではマジコスハルカのバディー
※4 PWT
アニメ版
漫画版
番外作品
ポケモンGO
2017年12月9日に第3世代の第1陣の1匹として参戦を果たした。原作同様、攻撃が非常に高い反面、耐久性は並程度といった性能。
進化に必要なアメが合計125個と多いことが玉に瑕だが、最近(2018年10月以降)ではアチャモが比較的出現しやすくなっており、捕獲さえできればアメ集めは楽。最近ではコミュニティ・デイの対象にも選ばれているので、その間に沢山捕まえておけば、これ以降強化や育成に困ることはないだろう。ただし捕獲率は決して高くないので、ハイパーボールやズリのみの使用は惜しまないように。
実装されて数日の間は、通常技でこそ「カウンター」を覚えられたものの、ゲージ技に肝心のかくとう技がなかったため、イマイチ地味な印象であった。
しかし、実装から2日後の12月11日、ゲージ技の「ストーンエッジ」が削除され、代わりに待望のかくとうゲージ技である「きあいだま」を手に入れたことでかくとうポケモンとしても抜群の働きを見せてくれるようになった(ちなみに、本作ではじめてタイプ一致で「きあいだま」を使用可能になったポケモンでもあり、2021年現在かくとうタイプのポケモンで「きあいだま」を使用できるのはバシャーモ・エンブオー・ローブシン・ナゲキ・ダゲキ・コジョフー・メガミミロップのみである)。
ほのおとの複合であることが功を奏して、これまでかくとうタイプが苦手としていたフェアリー技を等倍まで軽減することが可能となり、ジム防衛の常連であるハピナスやケッキングのフェアリー技に耐性を得るという他のかくとうポケモンには真似できない芸当が可能となった。他にもむし技を半減、こおり技を軽減できるようになった。
一方、みず・じめん等不利なタイプも増えており、特にかくとうタイプなのにいわタイプの技を等倍で受けてしまい、軽減できない=通常のかくとうポケモンであればカモにできるいわポケモンにあまり強く出れないという致命的な弱点もある。
また、ゲージ技の「きあいだま」も、威力こそ強力だが、フルゲージ技であるため使用可能になるまで時間がかかるという点も地味にネック。このため、ダメージ効率ではゲージ技で「ばくれつパンチ」(2ゲージ技でありながら威力90と非常に高威力で、技の出も早い)を習得できるかくとうポケモンや「はどうだん」を使えるルカリオと比べると遅れを取ってしまう。
特に、相手の攻撃力が非常に高くなるレイドバトルでは、持ち前の耐久性の低さや技の出の遅さが災いして、「きあいだま」を繰り出す前に倒されてしまうことも珍しくない(ただし、バンギラスに関してはゲージ技が「かみくだく」若しくは「だいもんじ」であれば比較的有利に戦える)。
反面、ジムバトルではこちらもしっかりと強化を施した上で的確に立ち回ることができればそう簡単に倒されることはなく、上記の通りジム防衛の常連であるハピナスやケッキングから受けるダメージをある程度軽減しながら戦えるため、割と活躍できる。どちらかといえばレイドバトルよりかはジムバトルにおいて真価を発揮するポケモンと言えるだろう。
このように、純粋なかくとうタイプとはタイプ相性や使い勝手がずいぶん異なってくるため、状況に応じて他のかくとうポケモンと使い分けていくことが大切である。
コミュニティ・デイ以降
このように、かくとうタイプとして他とは一味違った個性を持つことに成功したバシャーモであったが、反面、ほのおタイプとしては通常技の「ほのおのうず」とゲージ技「オーバーヒート」という組み合わせで勝負するしかなく、イマイチ地味な印象であった(組み合わせ自体は優秀なのだが、ファイヤーやエンテイ、ブースター等、同じことができる強力なライバルがゴロゴロいたためである)。
しかし、2019年5月19日に行われたコミュニティ・デイでかつての炎御三家同様、念願のブラストバーンを習得したことで、とうとうほのおポケモンとしても抜群の火力を発揮できるようになった(本作におけるブラストバーンの詳細はリンク先を参照のこと)。どれくらいかというと、ほのお最強ポケモンであるファイヤーに火力で肉薄できるほど。
さらに、この日以降もう1つ新たな専用技として、お馴染みのブレイズキックも習得。こちらは火力こそ45と控えめではあるが、3分割ゲージ技なので連発がしやすく、硬直も短いために回避が容易というメリットがある。
どちらも一長一短なので、目的や自分のプレイスタイルに合わせてどちらをメインで使うかを決めると良いだろう(ただし、ブラストバーンはコミュニティ・デイの終了した現在はすごいわざマシンスペシャルを使用しないと習得できないのでその点には注意)。
このように、本作におけるバシャーモは、かくとうタイプとしてもほのおタイプとしても明確な強みを持っており、どちらのタイプメインでも活躍が可能という非常に優秀なポケモンとなっている。わざわざ専用技まで用意してもらったことも鑑みると、本作でも特に優遇されているポケモンの1つと言えるかもしれない。
ポッ拳POKKENTOURNAMENT
- タイプ:スタンダード
- バーストアタック:バーニング閃烈脚
先行解禁を含め、稼動後初めて追加になったキャラ。ポケモンわざを長押しで出すと体力を消費するが高火力になる強化技が出せる。ブレイズキック~フレアドライブやブレイブバードなど、ブロック貫通やガードクラッシュ狙いの技も多いのが特徴。移動速度も速く大胆に攻めに行くことが出来るポケモン。コンボを繋げて相手を壁に張り付けさせやすく、壁ダメージが狙いやすい。ただし飛び膝蹴りの失敗には注意。(体力消費+自傷ダメージ)
共鳴時はメガバシャーモにメガシンカ。ポケモンわざで減った体力が回復し、ポケモンわざの体力消費量が減少する。また、移動速度を活かし攻めだけでなくフィールドを逃げ回り判定勝ちを狙うことも可能。
同キャラ(ミラー)戦では、通常・共鳴時共に体の赤い部分がやや紫色寄りの青に変化する。
ちなみに一部の技(と勝利ポーズ)はマーシャル・ロウやブルースが元ネタとなっている。ブルースはムエタイ使いである(大人の事情からか格闘スタイルはキックボクシングとなっている)。
ポケとる
一言でいえば、エキストラステージ最大の難関である。解禁はステージ12と中盤だが、その難しさは出すステージを間違えてるんじゃないかと思えるほど前後のステージとは明らかに浮きまくっている。
どう難しいのかというと、まずゲームスタートと同時にいきなりパズルが中心縦二列にバリアが張られた状態から始まる。つまりこの時点で連鎖を狙えるのは左右縦二列のみと言う事になる。
時間が経過するとバリアが解除されるが今度はすぐに壊すことすら出来ない鉄ブロックが中心縦二列を阻むようになる。さらに左右には黒い雲が4つ飛び交い一部のポケモンを覆い隠す。こうなると連鎖はおろか早く正確にポケモンを消す事すら難しくなってしまう。
そして何よりこのステージの恐ろしいところは制限時間がわずか30秒しかない事。制限時間がこれより短いのは三犬の15秒とイベントだがアローラライチュウの20秒だが、こいつらはかなり撃たれ弱いためかなりマシ。しかしバシャーモは何をとち狂ったか他の御三家のステージと大差ない硬さを持ち、もたもたしていると半分も削れないままゲームオーバーになる。勘弁してください…初心者じゃなくともアイテムのサポートがなければろくに戦えないのは言うまでもない。
もはや難しいというよりただただ制作側の悪意しか感じない強さで、下手しなくても普通にエキストラのラスボスミュウツーより強い。ホウセキやコイン(アイテム)を使わずにミュウツーを捕まえたという猛者ですらこいつだけは倒すことすら出来ないというプレイヤーがいるほど。伝説より強いってどういう事なの……
もちろん捕獲難度もエキストラの例にもれず鬼畜。仮にギリギリ倒せたとしてもタイムボーナス無しの被捕獲率はわずか1%。この難易度なら、アイテムに頼らず捕獲するのは最早雲を掴むような話だと言われても納得してしまうであろう。
主な対策としてはサトシゲッコウガのきずなのちからで1発KOを狙うと良いだろう。ただ、運に頼ることになるのでムウマなどの御膳立てはしといた方が良い。
ポケモンマスターズ
マジコスハルカ&バシャーモ
2022年7月29日で実装されたほのおのテクニカル。後年に実装されたEXロールはスピードタイプ。
パッシブスキル「初登場時BC加速2」や、バディーズわざ後メガシンカした際に付与されるパッシブスキル「技後BC加速」で、バディーズ技発動可能状態までのカウントをガンガン減らすことが可能。
技
ブレイズキック |
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急所に当たりやすい。10%の確率で相手をやけど状態とする |
クリティカットG+ |
味方全員の急所率を2段階上げる |
ローキック |
相手の「すばやさ」を1段階下げる |
準備はオッケー! |
味方全体の場を技ゲージ加速状態にする。自分のバディーズ技発動可能状態までのカウントを1減らす。自分の「こうげき」を4段階+命中率を1段階上げる |
バディーズ技
私達の全部を教えるブレイズキック |
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バトル終了までメガバシャーモとなる。相手の「ぼうぎょ」が下がっている程威力が上がる |
(★6EX+EXロール解放後、初めてバディーズ技を使った時だけバディーズ技発動可能状態までのカウントを3減らす |
パッシブスキル
初登場時BC加速2 |
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初めて登場した時だけバディーズ技発動可能状態までのカウントを2減らす |
初登場時素早さ↑G2 |
初めて登場した時だけ味方全員の「すばやさ」を2段階上げる |
攻撃時防御ダウン9 |
技での攻撃が成功した時に相手の「ぼうぎょ」を1段階下げる |
メガシンカ時パッシブスキル
P技ゲージ消費量減少1 |
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ポケモンの技で使う技ゲーの量を1減らす |
技後BC加速1 |
技が成功した時に20%の確率で自分のバディーズ技発動可能状態までのカウントを1減らす |
攻撃時防御ダウン9 |
技での攻撃が成功した時に相手の「ぼうぎょ」を1段階下げる |
アニメ版
アニポケ・第1 - 7シリーズ
〈レギュラーの手持ち〉
〈ライバルやゲストなど〉
- ハヅキのバシャーモ
- アニメではアチャモより先に公開。当然ホウエン地方のポケモンのためジョウト地方のポケモン図鑑で調べてもデータが表示されなかった。金銀編のポケモンリーグ開会前に出会ったトレーナー・ハヅキの手持ちで、ホウエン地方ミシロタウン出身である事からアチャモから育てたと思われる。
- サトシの手持ちの中でも最強クラスの1匹であるリザードンを倒しているのだが、まさか本来リザードンに不利なタイプを持っていたとは当時の視聴者は予想していなかっただろう。また当時数多の敵を粉砕して来たちきゅうなげを破っており、その点でも視聴者を驚愕させる事となった。また、バトル内で金銀当時には存在しなかった新技「ブレイズキック」も披露していた。
- リュウのバシャーモ
- 劇場版『裂空の訪問者デオキシス』のゲストキャラ・リュウのパートナーポケモンとして登場。日常パート、戦闘パート共に映画を通してかなり活躍しており、デオキシス・シャドーとの戦いではサトシのピカチュウと共に主戦力となった。ブレイズキック、かえんほうしゃ、オーバーヒートとほのお技ばかり修得している。
- BW134話
- 雑誌で登場。
- 特別編『最強メガシンカAct1』
- 冒頭のみ登場
- 劇場版『破壊の繭とディアンシー』
- エンディングのみ登場。
- カイザーバシャーモ
- めざポケ7話
- ロケット団が飲んでいたエナジードリンクに描かれていた。
漫画版
ポケットモンスターSPECIAL
- サファイアのちゃも
〈サファイアの手持ち〉 |
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どらら (ココドラ→コドラ→ボスゴドラ♂️) |
ちゃも (アチャモ→ワカシャモ→バシャーモ↔️メガバシャーモ♀️) |
ふぁどど (ドンファン♂️) |
えるる (ホエルオー♂️) |
とろろ (トロピウス♂️) |
じらら (ジーランス♂️) |
きるる (キルリア→エルレイド↔️メガエルレイド♂️) |
関連イラスト
二次創作での傾向
スレンダーな体型の他に、雄では筋骨隆々のかなり逞しい体型で描かれることも多い。
一方雌では、肉感的でセクシーな体型で描かれる傾向が強い。→いやらしいポロック
雄にしろ雌にしろ、成熟した色気を持った描写がされる傾向のあるポケモンである。
関連タグ
0256.ワカシャモ→0257.バシャーモ(メガバシャーモ)→0258.ミズゴロウ
ホウエン御三家・最終形態
炎御三家・最終形態
ポケモン | 該当地方 |
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リザードン | カントー御三家 |
バクフーン(ヒスイバクフーン) | ジョウト御三家(ヒスイ御三家) |
バシャーモ | ホウエン御三家 |
ゴウカザル | シンオウ御三家 |
エンブオー | イッシュ御三家 |
マフォクシー | カロス御三家 |
ガオガエン | アローラ御三家 |
エースバーン | ガラル御三家 |
ラウドボーン | パルデア御三家 |