鳥御三家
とりごさんけ
ポケモン御三家の中でも鳥がモチーフとなっている鳥ポケモン三種のことであり、ホウエン御三家のアチャモ(ほのお)、シンオウ御三家のポッチャマ(みず)、アローラ御三家及びヒスイ御三家であるモクロー(くさ)の登場を以って、鳥類モチーフの御三家でくさ・ほのお・みずの3タイプが出そろったため、こう呼称されるようになった。
ポケットモンスタースカーレット/バイオレットでは、新たにパルデア御三家から水御三家のクワッスが加わった。
この内飛べるのはフクロウがモチーフのモクロー系統のみであり、軍鶏がモチーフのアチャモとペンギンがモチーフのポッチャマは飛べない。
なお、このモクロー系統でさえ、最終進化系ではゴーストタイプ又はかくとうタイプを持つようになるため、この中の最終進化系統でひこうタイプを持っているポケモンも、そらをとぶを習得できるポケモンもいない。(御三家全体で言うならリザードンがひこうタイプを持っているが、モチーフは鳥ではなくドラゴンである)
更に言えば、ジュナイパーの原種と亜種を別ポケモンとしてカウントした場合、鳥御三家の最終進化系の複合タイプは、過半数がかくとうタイプである。
もっと言うと、エンペルトを除いて全員大半の鳥ポケが所持しているひこうタイプに弱い。鳥なのに。
さらにイジワルなことを言うと、過半数がかくとうタイプ…そのうち草御三家…そう、ヒスイジュナイパーにいたっては、ひこう4倍で通ってしまう。
2017年は酉年であるため、そのポケモンらを主役にしたイラストも多く描かれていた。
ゲーム版ではモクローが第7世代からという関係上、3匹を巡り合わせられるサンムーンでは、ポケバンクをはじめとした通信機能を利用する必要がある。他人のポケモンとして扱われるものの、ある程度のレベルまでは言うことは聞いてくれることや、ライドポケモンの登場で秘伝技の修得や覚える技の空きを考えなくてよいので、鳥御三家だけでアローラ地方を冒険するのも一考だろう。
USUMでは島スキャンで捕獲可能なポケモンの変更に伴い、進化後ではあるが最初に選ぶモクローを除いてソフトひとつで揃えられるようになった。その一方で、揃えられる頃にはメタモンを捕まえられるイベントも受けられる等環境は大きく改善され、イベントとバトルがひしめく最新作で彼らの力を借りて、島巡り制覇を目指すのも面白いだろう。
SVではDLCより鳥御三家に限らず歴代のパートナー達が登場するアップデートが遂に解禁。やり込みになるがSV初登場のクワッスを除き条件を満たすと特定の地域で野生の個体として出現するようになり、シンクロマシンを使えば任意の御三家の一匹として操作出来る。非DLCでは上記の新要素こそ遊べないが鳥御三家自体はマジカル交換等で意図せずに流れてくるので、ピクニックで鳥御三家を顔合わせも不可ではない。
また、ポッ拳POKKENTOURNAMENTでは最終進化体が全て参加している。