基礎データ
全国図鑑 | No.0255 |
---|---|
ホウエン図鑑 | No.004 |
ブルーベリー図鑑 | No.185 |
ローマ字表記 | Achamo |
分類 | ひよこポケモン |
タイプ | ほのお |
高さ | 0.4m |
重さ | 2.5kg |
性別比率 | 87.5%♂・12.5%♀ |
特性 | もうか |
隠れ特性 | かそく |
タマゴグループ | りくじょう |
各言語版の名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | アチャモ | あちち+軍鶏(シャモ) |
英語・スペイン語・イタリア語 | Torchic | torch(松明)+chick(ヒヨコ) |
ドイツ語 | Flemmli | Flamme(炎) |
フランス語 | Poussifeu | poussin(雛)+feu(火) |
韓国語 | 아차모 | 日本語名の音写 |
中国語(簡体字) | 火稚鸡 | 火(huǒ)+稚(zhì、幼い)+鸡(jī、鶏) |
中国語(繁体字) | 火稚雞 | 火(huǒ)+稚(zhì、幼い)+雞(jī、鶏) |
ロシア語 | Торчик | 英語名の音写 |
ヒンズー語 | टर्चिक | 英語名の音写 |
タイ語 | อาชาโม | 日本語名の音写 |
進化
アチャモ → ワカシャモ(Lv.16) → バシャーモ(Lv.36) → メガバシャーモ(メガシンカ・バシャーモナイト)
概要
『ルビー・サファイア』(第3世代)より登場した、『RSE』及びリメイク版『ORAS』ゲーム開始時に手に入るパートナーポケモン「ホウエン御三家」のうちの1匹。
名前の由来は「あちち(熱い物に触った時に発する語)」+「軍鶏(シャモ)」。
ひよこをモチーフとしたポケモンで、赤い外見に小さな身体つきをしている。頭には3本の毛が跳ねており、小さな嘴(くちばし)に黒々とした愛くるしい眼をしている。
また、性別によって多少外見が異なっている。雄の方のお尻には、かなり小さな模様がある。雌の方のお尻には模様はない。見分けるのはかなり難しくこの辺りはリアルのヒヨコを髣髴とさせる。
その可愛らしい容姿のため、大変人気があるポケモンで炎御三家でも代表格であるヒトカゲに負けず劣らない。進化して行くと容姿が凛々しくなって行き、可愛い時期は少ししかないが進化後も十分人気は高い。
トレーナーにくっついてちょこちょこ歩く。全身フカフカの羽毛に覆われている。また鳥目なのか周りが見えなくなる暗闇は苦手。
腹に炎を燃やす袋を持っているので、抱きしめると湯たんぽの様にポカポカととっても温かい。腹の炎袋は命ある限り燃え続ける。
敵に襲われた際は、腹で作りだした炎の玉を口から飛ばして攻撃する。その灼熱の炎は摂氏1,000℃もあり、相手を黒こげにする。
アチャモのモデルは往年に祭の屋台などで売られたカラーヒヨコとみられる。アチャモはアニメやポケダンの影響でメスのイメージが強いが、実は人工で飼育されたニワトリは繁殖の際メスのみが確保されるため、カラーヒヨコにされているのは全て処分を免れたオスであり、ゲーム内でオスの比率が圧倒的に高い状況とリンクしている。
さらに、アチャモが進化すると逞しくなってしまうのも「カラーヒヨコは成長すると凶暴になり、攻撃性が増す」という習性に準拠したものだとRS発売当時の開発者のインタビューで語られている。
ヒナがニワトリになると攻撃性が高くなるのはオスのみの習性であり、オスのニワトリ同士で喧嘩する事で身も引き締まるので、食用として加工されてしまうのである。
ゲームでの特徴
『RSE』・『ORAS』
- また、プレイヤー/主人公が最初にアチャモを選んだ場合はハルカ/ユウキの手持ちが『ルビー・サファイア』『ORAS』でミズゴロウ・ドンメル・キノココになるが、『エメラルド』のみ、どちらもミズゴロウを選ぶのは同じであるが、ユウキはマグマッグとハスブレロを手持ちに加え、ハルカはカナズミシティ戦のみコータスを手持ちにし110ばんどうろ戦でコータスを外してユウキと同じ手持ちとなる。
『DPt』・『BDSP』
- 『DPt』単体では入手出来ないので過去作から連れて来る必要がある。
- それなのに『DP』においては他御三家ポケモンを差し置いて御三家の中で唯一ポケモンふれあい広場に連れて行けるポケモンである。
- 『BDSP』では全国図鑑入手後の地下大洞窟の「マグマの空洞」「熱砂の空洞」「バクフーの大空洞」に出現する。
『HGSS』
『BW』・『BW2』
- 過去作から連れて来る必要がある。
『XY』
- 「バシャーモナイト」を持った隠れ特性「かそく」個体がWi-Fiで配信されていた。
『SM』・『USUM』
『剣盾』
- ダイマックスアドベンチャーでワカシャモが出現する事があり、捕獲してタマゴを生ませるか過去作から連れてくる必要がある。
『LEGENDSアルセウス』
- 未登場。
『SV』
- DLC後編『藍の円盤』に内定。ブルーベリー学園に初めて訪れた際にもNPCが連れてるので真っ先にお目にかかる事ができる。リーグ部で「ポーラエリアの環境を整備(3000BP)」を支援するとテラリウムドーム「ポーラエリア」にある洞窟に出現するようになる。
性能
H | A | B | C | D | S | T |
---|---|---|---|---|---|---|
45 | 60 | 40 | 70 | 50 | 45 | 310 |
炎御三家比較
炎御三家 | H | A | B | C | D | S | T |
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ヒトカゲ | 39 | 52 | 43 | 60 | 50 | 65 | 309 |
ヒノアラシ | 39 | 52 | 43 | 60 | 50 | 65 | 309 |
ヒコザル | 44 | 58 | 44 | 58 | 44 | 61 | 309 |
ポカブ | 65 | 63 | 45 | 45 | 45 | 45 | 308 |
フォッコ | 40 | 45 | 40 | 62 | 60 | 60 | 307 |
ニャビー | 45 | 65 | 40 | 60 | 40 | 70 | 320 |
ヒバニー | 50 | 71 | 40 | 40 | 40 | 69 | 310 |
ホゲータ | 67 | 45 | 59 | 63 | 40 | 36 | 310 |
- 「こうげき」・「とくこう」・「すばやさ」がやや優れている程度で、ステータス的には貧弱である。最初のジムはいわタイプのポケモンを使ってくるので初代のヒトカゲ(序盤2つのジムでタイプ不利)程ではないが苦戦しやすいのでワカシャモに進化してから挑んだ方が倒しやすい。ただし、進化すると「かえんほうしゃ」を自力で覚えられなくなってしまう。
- しかし、わざマシンでも補えるのでそれ程重要ではない。中盤まではさほど進行は苦ではないが後半になるとこちらが苦手とするタイプのジム(ひこう・エスパー。みず)が増えてくるので他のポケモンによるアシストが必要になってくる。
隠れ特性について
- アチャモの隠れ特性は何と「かそく」。
- これが初登場『BW』では公式攻略本の中にランダムで封入されていた上にタマゴによって遺伝が不可能であった(当時♂の隠れ特性はタマゴで引継がせることが出来ず、このアチャモも♂しか配布されなかった)ことからレアリティがあまりにも高く、それでいて最終形態バシャーモはこの特性もあって超強化を果たした。
- しかし、アチャモ目当てで攻略本を何冊も買い求めたのに、キモリとミズゴロウを引き当てて泣きを見るという光景があちこちで見られ、対戦環境における差が余りにも付き過ぎている原因だとして批判が噴出した。ホウエン地方の人気キャラがこんな形で悪目立ちすることになるとは、ゲームフリークも思っていなかったに違いない……。
- その後ランダム封入が行われなくなり、以降の作品で隠れ特性が♂からも遺伝出来る様になったのはいうまでもない。そして前世代のお詫びといわんばかりに第6世代初頭に「バシャーモナイト」を持った隠れ特性「かそく」個体がWi-Fiで配信された(ちなみに、これは第6世代になって最初の配布である)。
- ちなみにリトルバトルでも「かそく」は強力な特性だが、意外にもアチャモは「かそく」持ちだと最も遅いため、「かそく」同士で鉢合わせた場合は素早さ負けしやすいのに注意。
使用トレーナー
ゲーム版
- ユウキ:『RSE』・『ORAS』男主人公・ライバル※1・2
- ハルカ:『RSE』・『ORAS』女主人公・ライバル※1・2
- ケイ:ポケマス男主人公
- ユイ:ポケマス女主人公
※1:アチャモ・ミズゴロウの3択
※2:ライバルとしては、主人公がミズゴロウを選択した場合
アニメ版
漫画版
番外作品
『ポケモンマスターズ』
- 主人公&アチャモ
ポケダンシリーズ
- 主人公格の1匹として登場している。「きあいだめ」を軸とした近接主体の戦法が得意。また、後述するコミカライズでも主人公として抜擢される。
『Newポケモンスナップ』
- 砂漠(ネッサ砂漠)でオアシスに生息している。リンゴをあげると炎で燃やして食べる他、条件を満たせば近くのカバルドンの上にちょこんと乗っかることもあり、とても可愛らしい。
大乱闘スマッシュブラザーズX
- モンスターボールから登場する。「ほのおのうず」で周囲の相手を巻き込んで連続攻撃を行い、最後に相手をふっとばす。
アニメ版
アニポケ・サトシの旅シリーズ
〈レギュラーの手持ち〉
〈ゲストなど〉
- AG11話
- ハルカが筋肉ムキムキのアチャモを想像している。
- カイナシティのジョーイのアチャモ
- AG編34話で別個体のアチャモが登場。ハルカのアチャモより小さいが気が強く、逃走したりサトシのヘイガニに勝ったりする。
- 元々は初心者用の渡すポケモンであったが、途中ワカシャモに進化してしまう。
- 新無印47話
- 大食い大会で「アチャモ饅頭」なるお菓子が登場。出場していたバシャーモのカイザーは食べることが出来ず、途中で棄権した。
- 新無印98話
- サンダースのカレンのトレーナー・ホノカのポケモンとして登場し、炎のイリュージョンを行っている。
その他
AG | 15・71話 |
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XY | 75話(回想) |
SM | 34・130話 |
無印 | 46話(冒頭) |
特別編 | 最強メガシンカAct3 |
アニポケ・リコとロイの旅シリーズ
- 1話:セキエイ学園のモブ生徒に抱っこされていた。
- 48・56話:モブで登場。
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
サファイアのちゃも
サファイアの手持ちの紅一点で、性格は冷静。
オダマキ博士が研究していた3匹のうち1匹で、サファイアの初めからの手持ちにして主戦力でもある。
野生児のサファイアに似たのか攻撃力と勇ましさは中々のもの。巨大なハブネークに対してひのこで立ち向かっている。
石の洞窟での修行でワカシャモに進化した。
〈サファイアの手持ち〉 |
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どらら(ココドラ→コドラ→ボスゴドラ♂) |
ちゃも(アチャモ→ワカシャモ→バシャーモ⇔メガバシャーモ♀) |
ふぁどど (ドンファン♂) |
えるる(ホエルオー♂) |
とろろ(トロピウス♂) |
じらら(ジーランス♂) |
きるる(キルリア→エルレイド⇔メガエルレイド♂) |
『チャモチャモ☆ぷりてぃ♪』
ポケモン側の主人公。アニメ版と同じく親トレーナーはハルカとなっている。性別は♀で性格はいじっぱり。
カナタのグラエナを「グラエナ様」と呼んで慕っているが、一方で彼の弟のポチエナを「イナカポチ」と呼んでケンカ友達のような仲となっている。
『ポケモン不思議のダンジョン ギンジの救助隊』
『別冊コロコロコミック』2005年12月号 - 2006年10月号まで連載されていた溝渕誠のポケダン漫画で、アチャモとなってしまった元人間の主人公・ギンジが登場する。
関連イラスト
関連タグ
0254.ジュカイン(メガジュカイン)→0255.アチャモ→0256.ワカシャモ
ホウエン御三家・初期形態
炎御三家・初期形態
ポケモン | 該当地方 |
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ヒトカゲ | カントー御三家 |
ヒノアラシ | ジョウト御三家(ヒスイ御三家) |
アチャモ | ホウエン御三家 |
ヒコザル | シンオウ御三家 |
ポカブ | イッシュ御三家 |
フォッコ | カロス御三家 |
ニャビー | アローラ御三家 |
ヒバニー | ガラル御三家 |
ホゲータ | パルデア御三家 |