概要
『ポケットモンスター』を題材にしたカードゲームである。1996年から販売。公式の通称はポケカ。
発売元は株式会社ポケモン。商品パッケージには表記されていないが、製造は任天堂(日本国内)が行っている(手掛けているトランプの製造ラインを利用できる為)が、かつてはメディアファクトリー(現KADOKAWAブランド)が手掛けていた。
なお、海外向けのポケカを製造する印刷会社はアメリカに置く子会社のThe Pokémon Company InternationalがMillenniumPrintGroup(同国のノースカロライナ州の印刷業者)を2022年買収し、海外向けのポケカの製造元としている。かつては競合する某モンスターのカードゲームでお馴染みのウィザーズ・オブ・ザ・コーストだった。
拡張パックと構築済みデッキが主力商品であり、マクドナルドのハッピーセット(台紙から剥がすまで内容はわからない。限定のミニマムパックも存在)や劇場版の来場者特典、ゲームの購入者特典の定番として扱われ(「ポケモンキッズスペシャル」(指人形シリーズの派生シリーズ)や「ポケモンチョコスナック」といった菓子のおまけとしても展開された)、ゲーム作品と並ぶ「ポケモン」コンテンツの屋台骨として君臨している。
黎明期には派生コンテンツとして姫野かげまる先生による漫画「ポケモンカードになったワケ」(全6巻)やゲームボーイで対戦することをコンセプトにした「ポケモンカードGB」シリーズ(第1作は1998年12月18日に発売され、第2作『ポケモンカードGB2 GR団参上!』は2001年3月28日発売)が展開されていた。
何気に国産の本格的トレーディングカードゲームとしては日本初のものである。遊戯王OCGより2年ほど先輩。おまけにゲームが原作のカードゲームではトップクラスの長寿シリーズである(ライバルのデジモン(派生作品を含む)のTCGですらなんどもシリーズを畳んでいる。詳しくはこちらにて)
他のTCGでいう「ブースターパック」を「拡張パック」と呼称し、この用語を全国に広めたTCGの一つでもある。
(ブースターパックと呼称しないのはブイズのこの子の存在からだろう)
ただし当初の正式名称は『ポケットモンスター カードゲーム』で、裏のデザインや枠デザインも現在とは異なり、現行シリーズとは区別されている。現行のルール向けに初代ポケカが再現され復刻された事もある。
名称が『ポケモンカードゲーム』に切り替わったのは2001年発売の「VSシリーズ」以降(後述)。
なお、往年のファンにお馴染みの『ポケモン言えるかな?』はこのポケモンカードの販促用に作られたものである。歌っている人も製造元の社員というおまけつき。
pixivでは、ポケモンカード風に描かれたものや、ポケモンカードを題材にしたイラストにこのタグが使われている。
基本的に使用されている設定はゲームがベースであるものの、劇場版公開記念に販売されるデッキやパックにはアニメ版やリアルイベントの要素が取り入れられる事も少なくはない(『ポケモンカードVS劇場限定版』や『ポケモンカードゲームADV 映画公開記念 VSパック』、『ポケモンカードゲームサン&ムーン 30枚デッキ対戦セット サトシVSロケット団』など)。加えてGBA世代に販売された拡張パックには「ホロン」と呼ばれる地域やデルタ種のようなオリジナル設定が多数登場していた。
プロモカードではCMソング担当のイマクニ?氏やおしえテレビのおにいさんまで参戦(後者はゲームフリークでポケモンのデザインを担当していた吉田宏信氏。ソーナンスやダークライを手掛けたスゴイ人なのだ)。
外伝作品からは『ポケモンXD 闇の旋風 ダーク・ルギア』、『乱戦!ポケモンスクランブル』、『ポケモン+ノブナガの野望』、『ポケモン不思議のダンジョン 救助隊DX』、『名探偵ピカチュウ』(2019年4月26日にはムービースペシャルパックとしても展開された)、『ポケモンGO』、「MARIOPIKACHU」などが参戦(ポケモンレンジャーシリーズ出典のカードはないが、『劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション ポケモンレンジャーと蒼海の王子 マナフィ』のゲストであるジャック・ウォーカーが「ジャッキーのキャプチャ」という名前のカードで参戦した)。
国産のTCGでは長い歴史があるシリーズである為、環境のインフレ化を防ぐべく、レギュレーションによって使用できるカードが定められており、一部カードは「サン&ムーン」〜「ADV」までのカードが使用できる事がある。一方で、非公式戦では初代ポケカを除いた旧カードは引き続き使用可能である(わかりやすく言うのであれば、「裏面が同じであればデッキに組み込める」というわけ)。
つまり、ダイマックスやメガシンカの共演も実現可能な他、過去作限定のタイプでも戦えるというわけである。ちなみにゲームに使うコインやダメージカウンター玉は公式と非公式に問わずどちらでも使用可能である。
なお、新裏導入直後は新旧30枚ずつ入れて遊ぶミックスルールが公式に認められていた。
『ポケモンカードゲームBW はじめてセット+』には「ポケモンカードゲームあそびかたDS』が同梱されていたり、『エキスパートデッキ リーフィアVSメタグロス+オンライン』にはオンライン対戦ができるPCソフトが同梱されるなどシリーズ展開に当たって電子媒体で対戦する画期的な試みがなされたが、『遊戯王マスターデュエル』のようなオンライン形式(デジタルの)のシリーズはその後、長らく登場してはいなかった。
その代わりとしてか、Skype・Zoom・Discordを使った「リモートポケカ」を公式は推奨しており、対戦するためのマナーも紹介されているので一読してみるのも手だろう(リンク)。
シリーズ名
『ポケットモンスターカードゲーム』シリーズ
『POCKETMONSTERS CARD GAME』と裏面に記載されたシリーズ。現在のポケモンカードゲームシリーズとの互換性はない。英語表記は『POKÉMON CARD GAME』に変更された。
アプリゲーム版の表記は『Pokémon Trading Card Game Pocket』で世界共通。
シリーズ名 | 解説 |
---|---|
ポケットモンスターカードゲーム | 黎明期のタイトル。カントーのジムリーダーをテーマにした構築済みデッキや、ジャンボカードダスで排出された拡張シートも存在。「20th Anniversary」と題して『ポケモンカードゲームシリーズ』版の裏面・カードテキストに対応させた拡張パックが2016年に販売された。 |
ポケモンカード☆neo | 金銀編に突入したシリーズ。表面のレイアウトが変更された。 |
『ポケモンカードゲーム』シリーズ
現在定着しているデザインのモンスターボールが描かれた裏面が特徴的なシリーズ(通称:新裏)。
一般に「ポケカ」というと本シリーズを指す。
シリーズ名 | 解説 |
---|---|
ポケモンカードゲームVS | ジムリーダーや四天王をテーマにしたランダムの30枚ハーフデッキシリーズで、ポケモン達は彼らの手持ちという扱い。金銀期なのでカンナとキクコはいない。 |
ポケモンカードゲームWeb | ポケモンセンターオンライン限定商品で、パッケージは存在しないが購入時点で中身の確認はできた。収録内容は再録だが、元がプロモの物やGBのオリカなど特殊なものも多かった。 |
ポケモンカードe | カードeリーダー対応シリーズ(『ルビー・サファイア』のカードeリーダー+用に展開されたものは本作とは無関係)。レアカードは同一の物にキラと非キラの2種類が存在するためコンプは地獄。バーコードの分ちょっと高いとか言わない。ここまでのシリーズはいわゆる「スタン落ち」の対象。 |
ADV | 『ルビー・サファイア』の展開に伴い、開始されたシリーズで、タイトルは「アドバンス・アドベンチャー」の略 |
ポケモンカードゲーム | 実はこのタイトルになったのは2004年から2006年までのたった2年間でしかない。デルタ種が活躍したのもこのシリーズである |
DP | 『ダイヤモンド・パール』がベース。以降は殿堂入りレギュレーションで使用可能 |
DPt | 『プラチナ』の発売により、こちらに改題 |
LEGEND | 『ハートゴールド・ソウルシルバー』がベース。 |
BW | 『ブラック・ホワイト』がベースで、つるの剛士がCMソングを担当して話題となる。以降はエクストラレギュレーションで使用可能 |
XY | 『X・Y』がベースで、メガシンカが登場。途中から「XY BREAK」に改題。 |
サン&ムーン | 『サン・ムーン』をベースとしたシリーズ。ZわざがGXわざとして登場 |
ソード&シールド | 『ソード・シールド』や『Pokémon LEGENDS アルセウス』がベースのシリーズ |
スカーレット&バイオレット | 『スカーレット・バイオレット』がベースのシリーズ。 |
※DP〜スカーレット&バイオレットはいずれも正確には頭に「ポケモンカードゲーム」と付く
対戦ルールについて
- 自分のポケモンを育てながら各ターン技を1回ずつ出し合い、ダメージを与えては相手のポケモンを倒していく。技はバトル場と呼ばれる所にいるポケモンだけが使う事ができる。
- ポケカでは相手を倒す事を「きぜつ」と言い、きぜつさせる度にサイドと呼ばれるカードを取っていく。ポケモンをきぜつさせられたプレイヤーは、ベンチと呼ばれる場所から次のポケモンをバトル場に出しておかなければならない。
- 最終的に自分のサイドを全部取り切れば勝ち。また、相手がバトル場にポケモンを用意出来なくなった場合も自分の勝ち。
- 他にも相手が山札のカードを全部引いてしまい、その上で更にカードを引く事になった場合も自分の勝ち。
- ポケカでは相手を倒す事を「きぜつ」と言い、きぜつさせる度にサイドと呼ばれるカードを取っていく。ポケモンをきぜつさせられたプレイヤーは、ベンチと呼ばれる場所から次のポケモンをバトル場に出しておかなければならない。
- カードを60枚、もしくは30枚揃えた上でゲームを始める。60枚で始めた場合はサイドを6枚置き、30枚で始める場合はサイドが3枚の状態で始める。
- 60枚デッキは「スタンダードデッキ」、30枚デッキは「ハーフデッキ」と呼ばれる。
- 基本的にポケモンや「トレーナーズ」と呼ばれるカードは、同じ名前だとデッキに4枚までしか入れられない。ただし、「基本エネルギー」と呼ばれるカードは何枚でも入れられる。
- 例え能力やタイプが違うポケモンでも、同じ名前であれば合計4枚までしか入れられない。
- ダメージや状態異常などは、ダメージカウンター(略してダメカン)やマーカーを使用して表現される(後述)。
- 場に出て一度しか使えないワザ等の目印として、個人で専用のマーカーを用意するとちょっと便利。
参考動画
カードデザインについて
- 道具やトレーナー、スタジアムをモチーフにしたカードは「トレーナーズ」(トレーナーがモチーフのものは「サポーター」、スタジアムがモチーフのものは「スタジアム」、道具やわざマシンがモチーフのものは「ポケモンのどうぐ」や「グッズ」)と呼ばれる。
- この中でも「サポーター」は強力な代わりに、各ターン1回しか使う事ができない。
- 当初は「サポーター」の概念は無く、強力なカードを1ターンに何度も使う事が出来た。当然ながらゲーム性が崩壊してしまったため、途中からトレーナーが描かれたカードは強力な代わりに1回しか使えなくなる「サポーター」ルールが導入される事になった。
- 特性に相当する概念として「ポケボディー(特殊体質)」や「ポケパワー(特殊能力)」がある。旧裏ではこれらは「特殊能力」と呼ばれていた。
- ポケモンカード☆webは旧裏カードからの再録のため、特殊能力の表記がポケパワー/ポケボディに変化している。前者は「特殊能力」には違いないのだが、後者は同一カードのはずなのに「特殊体質」と表記が変わっていることになる。非公式の混合ルールで遊ぶ場合、どのように扱うのか事前に取り決めておくのが無難だろう。
- 後に「ポケボディー」と「ポケパワー」は廃止され、BWシリーズから特殊能力として「特性」が設定された。
カードイラストについて
- カードイラストは公式絵の他にも、絵本風、3DCG、果ては森井ユカ先生が手掛ける実写と粘土の融合が使用されたものもある。どのイラストも味わいがあり、コレクター目的で収集する者も多い。
- 旧裏第一弾のポリゴンは実はあのイマクニ?の手によるもの。今国智章名義とイマクニ?名義の全く異なる画風は同一人物の手によるものとはにわかには信じがたい。
- 後者の画風の「イマクニ?のドードー」は技を使う時に歌ったり、にげる際にカードをぶん投げる必要がある。しかも投げ方のコツの注釈付き。
- コロコロコミック1999年9月号の付録である「ハマちゃんのヤドキング」(旧ポケカ版)はその名の通り映画で声を演じたハマちゃんがイラストを担当した事で有名。「こまったなぁ」「ええのかなぁ」とつぶやいて技を使用する。
- 同じカードでも、カード一面にイラストが描かれたキラキラ仕様の豪華バージョンが登場する事もある。
各シリーズでのエピソード
- 基本的に種族値というものが無いので個々のカードパワーはまちまち。原作では不遇だったポケモンが高レアリティに設定されたり、環境を破壊することがザラにある。
- 『ポケットモンスター ソード・シールド』から一部のポケモンがゲーム本編に登場出来なくなってしまったが、ポケカではその様な制限とは無縁である。
- しかしながら、同じ名前のポケモンが能力違いで何度も登場する事が多いので、結果としてそのシリーズに登場できずじまいになったポケモンもそれなりにいる。
- 旧裏時代はカブト、オムナイト、プテラの3体はいずれも「なにかの化石」というトレーナーカードから進化するポケモン扱いだった。その後の原作ゲームでの化石ポケモンの増加に合わせ、これらのポケモンは専用の化石のトレーナーカードの効果で山札から出す、専用の化石のトレーナーカードからの進化をする、などの変遷を遂げている。
- 『ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー』をベースにした「LEGEND」シリーズでは2枚で一つのカード「LEGEND」ポケモンが登場。イラストこそ美麗だが、テキストは非常に読みにくく、2枚組み合わせてベンチに出す事が出現条件となっているので非常に扱いにくい。
- 「ソード&シールド」シリーズではこれを上回る4枚構成の「V-UNION」が登場している。
- ユンゲラーは諸事情で旧ポケカ以降長らくカード化されていなかったが、ユリ・ゲラー氏が公認及び解禁を宣言した事で話題になった。(該当ツイート)
- 一応新裏のポケモンカード☆webにも再録でいるにはいた。わるいユンゲラーが。
- 旧裏ではあったレベルは新裏導入時に廃止されるが、『DPt』シリーズではレベルの概念が再び投入され、『Lv.X』というレベルを持つポケモンは通常種よりも頭一つ抜けた性能を持つ。後にレベルルールは廃止された。
- 本作から他のメディアに逆輸入された要素もあり、例えば漫画『ポケットモンスターSPECIAL』に登場するロケット団幹部サキは、サポーターカード「ロケット団の幹部」が元ネタである。
- 色違いのすがたももちろん登場。カード名に☆が付いていたり、「ひかる〇〇」という表記がされた時期もあった。
- 中には拡張パック「きせきの結晶」収録のセレビィのように、発売当時は本家で入手する手段のなかった色違いもチラホラ…。
- 本家ポケモンのような複合タイプは『ADV』のアクア団とマグマ団のポケモンが通常とは異なる悪タイプを、メタグロスとジラーチが独自の性質として鋼と超の両方を併せ持っていた。その後『X・Y』シリーズから「デュアルタイプ」として登場。ただし、初登場の「爆熱の闘士」と「冷酷の反逆者」ではボルケニオンEXを除いた該当ポケモンは全て色違いと設定されていた。
- アニメ作品でもポケモンカードは度々登場している。例えばロケット団のコジロウがポケモンを調べる際に使用したり、『劇場版ポケットモンスター 幻のポケモン ルギア爆誕』ではジラルダンがパンフレットのおまけカード(海外では来場者特典)であるミュウのカードを持っていた(イラストは『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』で登場した壁画のものであり、テキストは古代文字風、裏面は特別仕様となっている。のちに『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』のパンフレット特典に付属しており、裏面も石板デザインにアレンジされているが、デッキに入れること自体は可能)。
- 「〇〇の〇〇」といった特定のトレーナーのポケモンや特定の生息地に住むとされるポケモン、「わるい〇〇」といったポケモンなど名前に称号を持つカードが存在する。
- ダイマックスポケモンは「〇〇VMAX」、メガシンカポケモンは「M〇〇」と表記されている。
- アニメや外伝作品限定のポケモンが登場する事もあり、サトシゲッコウガやダーク・ルギア、アーマードミュウツーがカード化した事もある。
- 中にはメガサチコEXなる実在の人物がポケモン化された事がある。ただし、進化元がカード化されておらず、公式大会で使用する事はほぼ不可能。
- 項目先に有るように、公式大会でなければ頑張れば出せる。一部のカードの能力で直接出すといった事でも可能。
- そして『劇場版ポケットモンスター ココ』では同作の主人公である人間「ココ」が草タイプのたねポケモンとして登場。どこぞの喧嘩番長よろしくポケモンとただの人間がタイマン勝負する構図が出来上がる(ご丁寧に図鑑説明付きである他、特に使用制限はない)。
- 通常サイズとは異なるカード(いわゆるジャンボカード)も存在する。勿論、そのままではデッキに入れられず、公式大会では使えない。
- 旧裏の「ジラルダン」は相手の三鳥を強奪する事ができ、「結晶塔のエンテイ」の「特殊能力:願いを叶える」は「デッキ外からカードを持ってくる」というトンデモ能力を有していた。何気に同様の効果を持つMTGの「願い」サイクルよりも早い。
- 旧裏では親子同士2対2で戦うガルーラルールという、変則的な大会も催された。両チームそれぞれ対戦プレイヤーと待機プレイヤーに分かれ、相手のポケモンを倒す、または試合中に「タッチ交代!」というカードを使うことで各チームのプレイヤーが入れ替わる。
- 世界で最も値打ちのあるポケモンカードは「ポケモンイラストレーター」という名前の小学館「イラストアーティストコンテスト入賞商品カード」である(参考)
タイプについて
タイプは本編と比べて簡略化されている。
なお、本作で使用されているアイコンはアニメ『ポケットモンスター』のOPでも使用された。(悪、鋼、ドラゴン以外)
ポケモンカードでのタイプ | 本編でのタイプ | アイコン |
---|---|---|
草 | くさ / むし / どく(ADVレギュまで) | 葉っぱ |
炎 | ほのお | 炎 |
水 | みず / こおり | 雫 |
雷 | でんき | 稲妻 |
超 | エスパー / ゴースト / どく(DPレギュ~サン&ムーンレギュ)/ フェアリー(ソード&シールドレギュ以降) | 眼 |
闘 | かくとう / じめん / いわ | 握り拳 |
悪 | あく / どく(ソード&シールドレギュ以降) | 悪魔 |
鋼 | はがね | 逆三角形を覆うカーソル |
ドラゴン※1 | ドラゴン(BWレギュ以降) | 龍 |
フェアリー※2 | フェアリー(サン&ムーンレギュまで) | 花 |
無 | ノーマル / ひこう (BWレギュから)/ ドラゴン(LEGENDレギュまで) | 六方向に弾けたマーク |
※1:ドラゴンタイプのエネルギーは存在しない。ただし、ドラゴンタイプ専用のダブルドラゴンエネルギーというものは存在し、全属性の役割を果たす。
※2:ソード&シールドのレギュレーションでは廃止されている。
各タイプで弱点を衝き合うのはゲーム本編と同様だが、この内ドラゴンと無は基本的に相手の弱点を衝く事は出来ないように設定されている。
その代わりドラゴンは2色のエネルギーが必要だが高スペック。技を使うまでには時間は掛かるが、一度育てられればカードパワーで圧倒しやすい。
一方、無は低スペックやデメリットを持つ事多い代わりにほぼ全てのエネルギーが使用可能という特徴がある。ほぼ全てのエネルギーが使用可能という特徴にはピンと来ないかもしれないが、ポケモンカードには特殊エネルギーと言う概念があり、特殊エネルギーの多くは何等かメリットを持つ代わりに無エネルギーに分類される事が多いためである。このため、各タイプのエネルギーが必要となる属性持ちのタイプに比べて、特定のエネルギーが必要とされにくい無は特殊エネルギーによるメリットを受けやすい。
状態異常
ポケモン本編と同じく、状態異常が存在する。ポケモンチェック(お互いの番が終わるたび)に状態異常の効果が発動する。
- どく
ポケモンチェックのたび、ダメカンを1個のせる。ワザによっては複数個のせられるカードもある。ドクロッグの「ポイズンアップ」などでのせるダメカンを増やすこともできる。
- やけど
ポケモンチェックのたび、ダメカンを2個のせる。その後コインを投げてオモテなら回復する。
旧ルールでは「コインを投げてウラならダメカンを2個のせる」という自然治癒がない仕様だった。
実は旧裏では存在しなかった状態異常。おそらく元ネタは☆neo第一弾のマグマラシのワザ・やきこがすで相手に乗せたくろこげマーカー。
- まひ
逃げたり、ワザを使うことができない。自分の番終了後のポケモンチェックに回復する。「エスケープボード」を使用すればこの状態でも逃げられる。
- ねむり
逃げたり、一部を除きワザを使うことができない。ポケモンチェックのたびにコインを投げてオモテなら回復する。「エスケープボート」を使用すればこの状態でも逃げられる。
- こんらん
ワザを使う時にコインを投げ、ウラならワザが失敗し、自身にダメカンを3個のせる。
- 旧裏ルールでは20ダメージ(したがって弱点、抵抗力の影響を受ける)。更に前は複雑なので凄まじく大雑把に言うと相手に技を使われ、コイントスの結果を全て自分に都合の悪い結果に扱うようなもの。
- (強制きぜつ)
状態異常というよりはワザの効果だが、番を終了させたり、特定のワザを受けると即座にきぜつする効果。
コイン
一部のワザやサポートなどを使う時に必要なコイントス。オモテだとワザが強化されるが、ウラだとワザが失敗、弱体化したり、自分に不利な効果が発生する博打要素。そのためか、最初のコインはラッキー。
『イツキ』を使うことによって、一度ワザ・特性・トレーナーズ使用時に裏表を選ぶことができる。また、ビクティニの「しょうりのほし」や「ルミナスメイズの森」によってコインの結果を一度なかった事にし、投げ直すことも可能。
デッキのセットやまとめ買いセット商品によっては異なるが、主にセットにちなんだポケモンがあしらわれたコインが付いてくる。
ポケモンの種類
一覧はポケモンカードを参照。
レアリティ
高い順に
「UR」「HR」「SR」「RRR」「RR」「R」「UC」「C」。
「UR」「HR」「SR」は上位レアリティとされる。
更に前は
「★★★」「☆」「★」「◇」「◆」「●」で表され、
ひかるポケモンなら「★★★」
ポケカ初のシークレットと言える「ロケット団参上!」は「☆」であった。
が、
ポケカが赤緑期から金銀期のneoに移る時期になるまで、このマークとレアリティの相互関係は公式のガイドブックでも全く語られていなかった。
というか、レアリティに関して「珍しいカード」「よく出るカード」と、かなりぼかされた表現しかされず、第一弾は「★」でもキラとそうでないものが混在して拡張パックからはどちらか1枚が出てくる仕様だった上に、初版はこのマークすらなかった。
ポケカバブルとその人気
それまでは穏やかな人気を誇っていたカードゲームであった。それどころか、中古ホビーショップでもシングルカードが取り扱われないことが多いなど立派なマイナーカードゲームであった。
2018年後期、突如として大ブームが来ていた。
YouTubeでの宣伝、9月1日のスタン落ち(互換性的にはサン&ムーン以降のカードしか使えない)のレギュレーション、更にはスタートデッキで始めやすくなったことより、新規はもちろん、様々な展開についていけなくなった他のTCG勢からポケモンカードゲームを始める人間が増えるようになった。
通常スタン落ちは大抵のTCGの場合ユーザー離れを起こし、売り上げに若干影響が出るのだが、人気が落ちることなくむしろ盛り上がったのは前述の理由とポケモンのロイヤリティーがそうさせている。
これにより構築済みデッキおろか拡張パック、更にはスリーブやアクリルダメカンがショップやネットで売り切れポケモンセンターでは長蛇の列ができるようになった。お店側は後述の転売被害も防ぐため抽選販売や購入個数などの販売制限が掛けられるようになった。
また、あるカードの相場も最低レアでも5000円以上の価格で取引されたとこもある。代表的な例がカプ・テテフGX等がある。
中古カードでもサン&ムーンのカードであれば殆ど高い値がついてしまいシングルでも売り切れることがよくあり、シングルで強化したくても強化できない状況となった。
まさに始めたいけどデッキがないので始められず、強化したいけどパックやシングルカードがないため強化できない。最悪の場合、ポケカの存在理由を履き違えた転売ヤー(利益的かつ、商業的に転売目的で商品を大量購入するリユースバイヤー業者)やインターネット詐欺の餌食になると言う阿鼻叫喚の地獄絵図となった。さらに昨今、店頭で売られていて買っていない商品にもかかわらず、パックに重量測定用の機械を取り付けて重さを測る行為や、パックに携帯のライトを当てることで透けさせて、中身のカードを見ようという横暴を繰り返す輩が多発しつつあり、転売ヤー達の勢いが収まる気配が一向にない。後者は既に公式としても対策済みとのことだが、前者はいずれのTCGにも言える事だがレアカード自体の設計上、どうやっても一般的なパックと比べて重量に差が出てしまう。こちらの対策を取ることは簡単にはいかないだろう。
また、高額取り引きされたカードの内、実際に買えたのはボロボロのくしゃくしゃになったカードと言う、良品を騙った詐欺の被害に遭ったユーザーも少なくない。
現在のところ供給が間に合い落ち着いているが、人気の高いパックやサプライに関しては売り切れ、サン&ムーンのカードは膨大で再録されてない若しくは再販に間が空いているカードには高めの相場になっており、それもシングルでも人気の高い汎用性のあるカードが売り切れてしまうというのが実情である。中古販売で綺麗な状態なおかつ、使用済みのレアカードやゲーム専用グッズが買えるのは極めて希と言うのが現実である。
どのカードゲームでも言えることだが、カードを買う場合ネットだけでなく実際の店舗やポケモンセンターのオフィシャルショップサイトで調べたり、シングルカードの相場を多くのサイトを拝見し、見極めながら探して買うことをお勧めする。そして何より新作商品はできる限り早く予約して確実に購入すること。
ポケカの勢いに他のTCG勢が咎めたりする等の論争が問題になっている。嫉妬の気持ちはあるだろうがそれはできるだけやめていただきたい。違うカードでも楽しいことには変わりないからである。
このポケカバブルがあったからこそ、昨今の事情によりTCG冬の時代となった2020年でユーザーと大会の減少等の大損害を被ったものの、ポケモンのロイヤリティーで新規参戦したプレイヤーやポケカバブルから参加したプレイヤーのおかげで大事には至らない。むしろ高い売り上げとプレミアカードの出現等により、遊戯王と並ぶ人気のTCGに成長しつつある。
……だが現在その人気が災いしカードを店から買い占めてそれを餌にパックやBOXを高額取引を持ち掛ける業者が続出し、本来遊ぶために買おうと思っていた人が買えないという事態が発生。再び売り切れ続出で予約ができる店舗が皆無になる上、さらに前述の理由からカードの強盗、窃盗など社会問題にもなってしまっている。
公式や販売店も対策を講じているが徹底に至っておらず、嫌気がさしてカードで遊ぶのをやめてしまう人も続出している。これには公式広報も謝らざるを得ない状況となった。また、ポケモンに限らずカードゲーマーからは法整備も含めた転売規制を求める声が上がっている。
そんな中でも次第に転売を目的とした海外からの移住者がやってきて、彼らが日本に常駐して活動するなど、転売ヤーの勢いはとどまることを知らない。特に中国勢の勢いが目覚ましく、一説には個人ではなく組織的にこのような活動をしていると言われる。
これによってプレイ人口が少なくなれば衰退し、様々な人のクレームが増え続けていく。
テレビでポケモンカードの事件が報じられ悪い印象が植えつけられ、最悪の場合、販売店の取り扱い中止、商品展開の延期やサービスの打ち切りになる恐れもあり、先行きは不透明。不安がる人も増え続けている。
ただポケモンカードゲームだけがポケモンの全てではないことを忘れないでほしい。
たとえ買えなくてもしばらく待てば買えることもあるし、買えないフラストレーションを転売ヤーや株式会社ポケモン、販売店等にぶつけるのでなくポケモンカードの原点である原作ゲームやアニメなどの他のポケモンのメディアやグッズに触れてポケモンカードのモチベーションを維持することもポケカユーザーのできることの一つである。
それともし手に入れたら、株式会社ポケモン、クリーチャーズ、ポケカに関わっている人たちに手紙やメールなどで、要望よりも何らかの感謝の気持ちや個人的な感想を伝えておくといいかもしれない。
そして、どんなに有名なカードゲームの作品であっても、誰か(或いは転売ヤーの利益のため)によって転売されるがために多くのゲームメーカーからそのカードが生まれてきている訳ではない事も忘れてはならない。
海外でもポケカバブルは落ち着いていて普通に買えると思いきや、ハッピーセットの特典が売り切れることがあるため、ポケカバブルは所詮は国内だけの問題とは言い難い。
人気が故の問題も多くあるが、これからもポケカがきっかけでポケモンが好きになることと、ポケモンが好きでポケカが好きになることを祈っている。
本編への逆輸入
カードのポケモンはゲームのポケモンは使えないオリジナルの技・能力を覚えていることが多く、注目してみると面白い。
更に、そのオリジナル技・能力は後にゲーム本編で採用されることがある。特に第3世代が顕著だった。
▲特殊能力・特性が本編で技に変化したもの
○技が本編で特性に変化したもの
■技が本編で道具に変化したもの
◇道具が本編で技に変化したもの
♡特殊能力・特性が本編で性格に変化したもの
そのままの名前で採用された例
第2世代 | あくむ / あまごい ▲/ うずしお / げんしのちから▲ / こうごうせい▲ / ころがる / じたばた / スパーク / テクスチャー2 / どろかけ / のろい ▲/ マッハパンチ / みちづれ / みらいよち / ラッキーパンチ■ |
---|---|
第3世代 | いかく○ / エアカッター / おくびょう♡ / おどろかす / おにび / おんねん / カブトアーマー / このゆびとまれ / こんじょう / しおふき / シェルアーマー / じゅうでん / すながくれ○ / すなじごく / せいでんき○ / だくりゅう / だっぴ○ / ちょうはつ / てだすけ▲ / どろかけ / どんかん /ひらいしん○ / ふんか / へんしょく / みずあそび / めんえき / りんぷん○ / ロックブラスト |
第4世代 | アイアンヘッド / あまいミツ■ / エアスラッシュ / エナジーボール / おみとおし / かえんだま■ / きあいだま / こおりのつぶて / さきどり / しっぺがえし / するどいツメ ■/ ダークホール / ついばむ / なげつける / ほうでん / ナイトメア○ / ゆうばく◯ / ゆうわく / よびみず / リサイクル◇ |
第5世代 | あおいほのお / いやしのはどう / かえんだん / かたきうち / サイドチェンジ / じならし / ダブルチョップ / テレキネシス / テレパシー◯ / ドラゴンテール / ぼうふう◇ / ほのおのまい / やきつくす / らいげき |
第6世代 | おたけび / フリーズドライ / まとわりつく |
第7世代 | かげぬい / どくのいと / じごくづき / とびかかる / つけあがる |
第8世代 | かがくへんかガス / くらいつく / だいちのはどう / ダブルウイング / たまひろい○ / ねらいうち / ポルターガイスト |
第9世代 | うらみつらみ / かかとおとし / ゴールドラッシュ / ジェットパンチ / とびつく / ばんけん / レイジングブル |
若干表記が変更された例
第3世代 | いわふうじ→がんせきふうじ/クリスタルボディ→クリアボディ / とおせんぼう / ハイドロカノン |
---|---|
第4世代 | ふいをつく→ふいうち |
第8世代 | クイックドロウ○ / ぶちかまし / ボディプレス |
第9世代 | カタストロフィ▲ / スレッドトラップ |
別のオリジナル技の効果と混合させて採用された例
第8世代 | クイックターン |
---|
システムとなった例
トレーナーカードが逆輸入された例
※厳密には収録デッキの関連映画自体がラティアスとラティオスの先行登場作品。
余談
- キズぐすり、ダウジングマシーン、ポケモンのふえ、プラスパワー、ディフェンダーなどゲームで見ることのできなかった道具が、第一弾の時点で現在と同じデザインでイラストとして見ることができた。また、ポケモン図鑑は新効果で収録されるたびにイラストも変わり、その型番も記されていた。また、「フラッシュ」はポケモンの技ではなくトレーナーカードとなっていた。
- 一方、わざマシンはVSやeで登場したものは◯◯キューブという名前のものがあるように箱型となっており、ゲームの円盤状とは大きく異なるものであった。
- 旧裏第一弾ではハクリューがハクリュウという名前になってしまっていた。
- フジ老人やクルミなど、ゲームでは姿のわからない人物もカードイラストになっている。また、にせオーキド博士なる謎の人物が3度もカードになっているが、「ポケモンカードになったわけ」に同じ姿のキャラクターがいるほか、「ポケスペ」では実際にオーキド博士のニセモノがこの姿で現れた。
- 長い歴史のカードゲームなので旧裏とほぼ同一の効果で別名のトレーナーズが出たり、同一カードの効果が変更されることがあるが、「スーパーボール」のテキストはかつての「マスターボール」と同一になっている。原作ゲーム的に考えると凄まじいパワーアップである。
- 海外でカードになる際に一部イラストが変更されているものが存在する。旧裏では
- 「キョウ秘伝,変わり身の術」:「卍」マークが鉤十字を連想させるとして模様が変更(後に国内版も変更)。この件はニュースにもなった。
- 「ナツメの眼」:マスターボールを持つ手付きが問題になったようで、モンスターボールを放り投げる構図に。
- 「カスミのなみだ」:涙ぐむカスミをゼニガメが慰めている。元はヒトデマンを抱いたカスミが落涙している。上半身裸で。
- カードeではバーコードの内、下側を読み取ると図鑑説明やカード解説が、左の長辺側を読み込むとタイマーなどの補助ツールやミニゲーム(複数枚読み取る必要があるものも)で遊べたが、カードによっては隠し技が使用できるものがあった。これには同じイラストのカードでも技が使えるようになるものと前述のミニゲームで遊べるものと2種類存在するパターンも存在。使えるようになる技は、GBのオリジナルカードにもあったような、ランダムダメージや効果が発動する、デジタル機器ならではのものがあった。
- 旧裏では原作ゲームの図鑑解説がフレーバーテキストとして掲載されていたが、新裏へと移行時に廃止(カードe時代はカードeリーダーで読み込むことはできた)。DP編以降のカードには復活した。しかし、『ディアルガVSパルキアVSダークライ』公開記念に劇場で販売された『映画10周年記念プレミアムシート』に収録されたカードは原作ゲームの生態ではなく、劇場版の設定が記載されている(ちなみに、このシートはダークライの枠だけが空いており、入場者特典のダークライを入れる事で完成する)。この他にもコレクションシートはある。
ポケモン | 解説 |
---|---|
ミュウツー | ひとのてによって つくられた。にんげんをにくみ せかいをせいふくすることによって ふくしゅうを くわだてる。 |
ミュウ | せかいのはじまりのきに すむ まぼろしの ポケモン。 はじまりのきと いのちを きょうゆうしている。 |
エンテイ | しょうじょの さみしいこころに はんのうして あらわれた。けっしょうとうに でいりできる ゆいいつのそんざい。 |
ルギア | ふえのねに みちびかれ せかいのききをすくうためあらわれる。 うみのかみと よばれている。 |
セレビィ | ときをわたる ちからをもつ。 もりのまもりがみと よばれる。 |
ラティアス | みずのみやこの まもりがみと よばれる。 ひみつのにわで こころのしずくを まもっている。 |
ラティオス | みずのみやこの まもりがみと よばれる。 おおつなみによる まちのききをすくった。 |
ジラーチ | せんねんに いちどだけ めをさまして にんげんのねがいを かなえてくれるという。 |
デオキシス | じょうきょうにより さまざまなフォルムに すがたをかえる。 すぐれた じこさいせいのうりょくをもつ。 |
ルカリオ | すうひゃくねんの ふういんから よみがえった。 はじまりのきを すくうため はどうをはなつ。 |
マナフィ | うみのおうじとよばれ うみのポケモンたちの リーダーてきそんざい。 うみのしんでんに ゆいいつ たどりつける。 |
(以上、出典は『ポケモンカードゲームDP 映画10周年記念プレミアムシート』より)
- 『ポケモンカードゲームDP 映画公開記念 プレミアムシート2008』や『たいけつ!ギンガ団 特製カードファイル』(モチーフはシンオウ御三家で「ポケモンフェスタ2008」で配布)など、この手の構築済みデッキや拡張パックとも異なるコレクター向きのファイルとカードのセットはイベント会場での配布と販売が行われていた。
- XYのミアレ美術館に飾られた絵には、元がポケカのサポーターのものが存在する。
- 初期から製造自体は任天堂のカード生産ラインで行っているものの、任天堂自体が販売元になるのは消極的だったとされる。
- ダメカンにはアクリル製と紙製が存在する。紙製のダメカンと状態異常アイコンの紙製コイン付き。ジャンボカードダスで販売された拡張シート青・赤やマクドナルド限定のミニマムパックにも付属していた。
- PokémonGoテーマのパックでは一部のポケモンのカードはシールになっており、剥がすと下からメタモン(無印レアリティ)が現れるものがごく希に紛れていた。
- サン&ムーン以前の新裏には初版生産分を示す1=Editionマークや拡張パックを示す独自のマークがあったが廃止され、フレーバーテキストのレイアウトが変更された。
コンピュータゲーム化
PC(Windows)ソフト(遊び方・オンライン対戦)
Pokémon Trading Card Game Pocketアプリゲーム
関連企画
関連タグ
ザブングル/サンドウィッチマン:「ポケモンカードゲームLEGEND」の構築済みデッキ「バンギラス悪」と「ハガネール鋼」の販促を担当し、「カッチカチやぞ!」と「悪いぜェ!」の掛け合いを披露。ちなみにナレーションは我らがかいりき若本。
つるの剛士:「BW」での販促を担当しており、『劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ ビクティニと黒き英雄ゼクロム・ビクティニと白き英雄レシラム』にも出演した。片桐はいりや具志堅用高もCMソングに挑戦した。
幻のポケモン:「幻のポケモンゲットチャレンジ」の対象商品となる事があり、ポケカそのものの人気も合間ってこのキャンペーンの展開中はキャンペーンコードの入手を巡って対象商品となったパックの購入が困難になる事も…。
ポケモンGO:強化拡張パック「PokémonGO」ではプロモーションコードが印刷されたおまけカードが封入されている。
参加しているイラストレーター(pixivユーザーなど一部)
- 杉森建:公式絵の他、オリジナルイラストを担当
- ありがひとし:トレーナーサポートカード『ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・イーブイ』ベースのイラストなど。
- 今国智章
- take
- にしだあつこ
- 姫野かげまる
- 村田雄介:「デッキケース-Yusuke Murata-」や「デッキシールド-Yusuke Murata-ウルトラネクロズマ空中戦」、「デッキシールド-Yusuke Murata-コミック総柄」を担当。
- 姉崎ダイナミックポソード&シールド『Lost
Origin』のパッケージイラスト、トレーナーサポートカードなどを担当。
その他のカードゲーム
遊戯王OCG / MTG / カードファイト!ヴァンガード / デュエルマスターズ(ジャンボカードありや背景ストーリーあり):ポケカと共に長く続いているカードゲーム。アプリゲーム版の発表に伴いアプリゲームへの仲間入りを2024年(令和5)内に果たす予定。
アンジュ・ヴィエルジュ:同じくメディアファクトリーから発売されたカードゲーム(ただしこちらは富士見書房との共同企画)。
広報担当
イマクニ?(初代広報)
ハンドルネーム