曖昧さ回避
データ
概要
真っ赤な炎で周囲を攻撃する。
もう一度言う、専用技である。
威力面では「だいもんじ」や「オーバーヒート」と比べると不足気味だが、その分命中率が安定しており、おまけに3割の確率でやけど状態にする効果もある。
性能的には強化版「ふんえん」と言ったところ。
ダブルバトル以上では味方を巻き込んでしまう点も「ふんえん」と同様。
じゃくてんほけんなどでフォローするには威力が高すぎる上に付いているおまけが強烈なため、基本的には無効特性を持ったポケモンと組んだ方がいいだろう。
しかし、この技は並ある専用技の中でも非常に影が薄い。理由は簡単である。
ビクティニには圧倒的威力を誇る「Vジェネレート」があるから。
「Vジェネレート」はBW発売時のイベントで捕獲するビクティニ以外はデフォルトで搭載されており、ビクティニのほのお技は「Vジェネレート」で良いと言う結論に繋がってしまうのである。
そしてなにより、かえんだんはよりにもよって習得レベル1。
デフォルトでくっついている「Vジェネレート」と違い思い出しを要求する事も多く、そもそもほのおタイプである以上高威力の特殊ほのお技にも困らない。
おまけに先述の通り味方を巻き込む全体攻撃なのに威力が高すぎるため、ダブルバトルで使うにも割と難儀する。
極めつけに、第8世代で遂に「Vジェネレート」が全個体で思い出し可能になってしまった。しかも、習得レベル1の枠に入り込んだ結果「かえんだん」はLv63での習得に追いやられてしまっている。
正直、幻のポケモンの専用技としては悪くない性能なのだが、よりぶっ飛んだ「Vジェネレート」に色々と喰われてしまっている点は否めない。