技のデータ
概要
第2世代初登場の技。ルギア専用。
「風の渦を発射して攻撃する」という空気砲に近い類の技なのだが、第2世代でははかいこうせんみたいな演出だった。恐らく後述する「ルギアビーム」に合わせたのだろうか。
威力・命中共に非の打ち所の無い優秀な技。急所に当たりやすい所も見逃せない。
しかし、ルギアはその能力の傾向から耐久型としての育成が主になりやすく、低いPPが災いして採用されない事もたまにある。
『ポケモン剣盾』でPPが5多い「エアスラッシュ」を獲得したことで採用を見送る理由が更に増えてしまった。
とは言え前述したとおり非常に優秀な技なので、優秀なメインウェポンとして重宝されている。
特殊技なのでめいそうとの相性が良いのもポイント。
第9世代にて、風技を無効化する特性かぜのりによってこの技も対象になってしまったのは注意。
ポケモンGOでのエアロブラスト
アニポケとのコラボ企画で復刻されるルギアの特別な技として登場。
その性能はなんとソーラービームと同じ180。更にトレーナーバトルでは170。これまでPvPのゲージ技の最大威力は火力の調整で150にとどまっていたが、今回の実装で遂にその常識を覆すこととなった。
更に「急所に当たりやすい」技の種類に違わず1/8の確率で攻撃が2段階上がるというオマケつき。ルギアにとってまさに鬼に金棒と呼べる技になるだろう。
この仕様に関してはぶっ壊れ性能ではないかという不安の声もあるが、本作のルギアは原作準拠で攻撃力が非常に低いので、それを見越した上での措置であると考えられる。
また、アルロにより産み出されたシャドウルギア・APEXは強化版である「エアロブラスト+」を覚えており、リトレーンすると、さらに威力の上昇した「エアロブラスト++」が覚えられる。
スマブラでのエアロブラスト
『DX』以降、モンスターボール等から出現するルギアが使用。
画面奥から旋風を放ち、敵を攻撃する。
余談
映画『ルギア爆誕』の光線はエアロブラストでもはかいこうせんでもない可能性がある。
公式名称は「ルギアビーム」らしい。文字間的には「ルギア ビーム発射」の可能性が高そうであり、英語表記でもエアロブラストになっているが、こちらの公式書籍ではしっかり「ルギアビーム」とされている。
これは元々ルギアがアニメオリジナルポケモンの予定で、ゲームへの導入はかなり後になって決められた(つまり技などの設定があやふやなままゲーム内に導入した)ためと考えられる。
『金・銀』や、アニポケ新無印で登場したルギアが使うエアロブラストのエフェクトは、ルギアビームを意識していると思われる。
- 更に余談だがミュウツーが最初の映画で使ったシャドーボールも、最初はミュウツーボールだったらしい。サトシを石化させたミュウとミュウツーによる技の名前も不明である。他にも、結晶塔の帝王でのエンテイの赤紫の火炎および火球や青い光線、その次作でのセレビィゴーレムの光線、水の都の護神でのラティ兄妹のいくつかの能力(特にラスターパージに似た光の結界)、メタグラードンを空に打ち上げたジラーチの技、ギラティナがこちらの世界と破れた世界を行き来する際に使うブレスなど正確な技名が不明の能力は、ポケモン映画には時々見られる。
関連タグ
せいなるほのお:ホウオウの専用技だった技。威力・命中が同様であるほのお物理技。