データ
初出 | 第6世代 |
---|---|
タイプ | いわ |
ぶんるい | 物理 |
いりょく | 100 |
めいちゅう | 95 |
PP | 5 |
直接 | × |
範囲 | 敵全体 |
効果 | 50%の確率で防御が1段階上がる。攻撃を当てた敵1体につき1回判定が起こる。(第6世代) |
50%の確率で防御が2段階上がる。当てた相手にみがわりがある場合、攻撃を当てた敵1体につき1回判定が起こる。(第7,8世代) | |
50%の確率で防御が2段階上がる。(第9世代) |
概要
『ポケモンXY』(第6世代)でディアンシーと共に登場した、いわタイプの物理技。
同種専用技で、変異元とされているメレシーも習得しない。
名前通り無数のダイヤモンドを相手に打ちつけて攻撃するという、煌びやかかつ、冷静に考えればえげつない攻撃技である。
いわ物理技ではトップクラスの威力100でありながら、命中率も95と、「ストーンエッジ」のほぼ上位互換である。ダブルバトル以上では全体攻撃になる代わりに威力減衰がかかるが、それでも「いわなだれ」より扱いやすい。
追加効果もなかなか優秀。
自身の防御力を上げる事があるのだが、この判定が「技を放った時」ではなく「技が当たった時」にあった。
つまりダブルバトル以上では複数体に当たるこの技は、一度に2段階以上上昇する可能性があったわけである。逆に言えば外すと判定自体が起こらなくなるのだが、期待値はこちらの方が高い。
ちなみに当たるごとに判定する関係で「ぐーんとあがった」などにはならず、単体の「あがった」メッセージが回数分表示された。かなり分の良い運ゲーからの地味に時間を取る演出なので、ディアンシーでなければ許されざる行為だったとの意見も。
『SM』(第7世代)では、トリプルバトルの廃止もあってか判定回数が1回になった代わりに上昇率が2段階に上がった。元々相手が1体しかいないシングルバトルでは単純強化となった。
ただし、第8世代まではみがわりに当てると個別判定に戻るという隠し仕様が存在していた。これによりダブルバトルでは一度に4段階の上昇が理論的に可能だったのである。
『SV』(第9世代)ではこの隠し仕様が削除されている。
「ストーンエッジ」の急所や「いわなだれ」のひるみに期待できなくなる事を加味しても、いわタイプの技としては破格の性能を持っていると言える。
ディアンシーは耐久を落とすメガシンカをするので、物理面だけでも回復できる可能性があるという意味でも有用な技である。もっとも、近年はメガシンカそのものができない環境が続いているが・・・
関連タグ
パワージェム:この技とトレードオフという事だったのか、当初はメレシーは習得できるがディアンシーは習得できないという扱いだった。こちらは特殊技で、競合でもなんでもないのだが。