データ
初出 | 第3世代 |
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効果 | 技による追加効果を一切受け付けない。 |
英語名 | Shield Dust |
概要
第3世代から存在する特性。むしタイプのポケモンのみが有している。
不思議な鱗粉で身を守り、相手の技による追加効果を無効にしてしまう。
状態異常や状態変化など、こちらが不利益を被る追加効果であれば無効にできる。
特にひるみ状態とこおり状態は技の追加効果でしか発生しないため、それらのみを無効化するせいしんりょく・マグマのよろいの上位互換となっている。
面白いところではほっぺすりすりやなげつけるの投げつけられた道具による追加効果、すなわち100%発動するものでも無効にする。
反面、無効にできるのは攻撃技の追加効果限定であるためおにびやさいみんじゅつ等の「直接相手に不利益を与える技」は無効化できない。
あくまで「受け付けない」特性であるため、グロウパンチ等の使用者自身にかかる追加効果を無くすこともできない。地味な話だがかわらわりの壁破壊効果も対象外。
ただ、所有者に若干難を抱えている特性だったりする。
所有者の半分近くが何故か幼虫なのだ。鱗粉は本来成虫にしかないのに。
選択肢に入り得るのはモルフォン・ドクケイル・ビビヨン・アブリボン・モスノウだが、ビビヨンはふくがんが強く、モルフォンはいろめがねが優秀であるためま採用には至り辛い。そのため以前はドクケイルくらいにしかまともに採用されない地味な特性であった。
アブリボン登場後はこちらが頼られるようになっている。隠れ特性のスイートベールもなかなか優秀だが、ねむり対策はカプ・コケコやカプ・レヒレでこと足りるからである。
ソード・シールドでは所持ポケモンとしてモスノウが登場したが、こちらも隠れ特性のこおりのりんぷんが強力のため採用率は低い。
ちなみにバタフリーの特性はこれではない。
図鑑では「羽ばたく事で毒性の鱗粉を撒く」と書いてあるのだが……。
所有ポケモン
いずれも通常特性。
ドクケイル・ビビヨンは蛹ポケモンへの進化時に一度りんぷんを失い、成虫になると戻る。
関連タグ
てんのめぐみ:追加効果の発動率を2倍にする。
ちからずく:追加効果を無くす代わりに威力を上げる。
おんみつマント:「りんぷん」と同じ効果を得られるアイテム。