データ
初出 | 第6世代 |
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技タイプ | かくとう |
威力 | 40 |
命中率 | 100 |
PP | 20 |
直接攻撃 | ○ |
範囲 | 単体 |
効果 | 100%の確率で自分の攻撃力が1段階上がる。 |
英語名 | Power-Up Punch |
概要
第6世代から存在する技。
拳を相手にぶつけることで、どんどん拳が硬くなって行くという、どこかのスポ根漫画に出て来そうな技。
略称は「グロウパンチ」から「グロパン」とされることが多い。
ちなみに英語名は上記の通り「Power-Up Punch」と非常に安直なネーミングになっている。
第6世代でわざマシン98の技に設定されているので、腕のあるポケモンが多く習得可能。
何故か腕が刃であるキリキザンや腕なんてどこにもないサナギラスまで習得出来る。まるで意味がわからんぞ!
第7世代ではわざマシンが没収された代わりに、一部ポケモンのタマゴ技として復活した。
威力は40と基本技と同格である代わりに、確実に攻撃が上昇する。攻撃技というよりも、ちょうはつで縛られない積み技のような使い勝手である。
そのまま使用する場合、言葉通りこの技で相手を何度も殴らなければならずその間のダメージを覚悟しなければならなくなるため扱いづらい。
メガガルーラのグロウパンチ→攻撃1段階上昇→攻撃が1段階上昇した状態の追撃(実質0.75倍)→攻撃1段階上昇
…となり、事実上威力40+30・攻撃2段階上昇・タスキ頑丈無効というとんでもないこととなる。
簡単にいえばつるぎのまいに連続攻撃のダメージが付いたものである。
そのため、メガガルーラといえばグロパンという代名詞が付いたらしい。
第7世代ではわざマシン没収とおやこあいの2撃目が威力半減したため使い勝手は下がったが、依然として攻撃しながら手軽に攻撃をアップ可能な手段となっている。
まあ、メガガルーラは何させても強いのであるが…。
勿論、ダメージを少しずつ稼ぎながら攻撃力を底上げ出来るため、他ポケモンとの相性も悪くない。
単にメガガルーラが目立つだけなので、その点は勘違いしないように。
そして時は流れSV。何とグロウパンチはまさかの廃止。伝説は終わりを迎えるのであった……。
ポケモンGO
2019年3月に開催されたバトルウィークに合わせて実装された。
3分割ゲージ技で、威力はジム戦やレイドで使用する際は50、トレーナーバトルで使用する際は20(当初は40であったが、後に修正された)。
ジム戦やレイドでは凡庸な技でしかないが、トレーナーバトルでは原作同様使用するごとに攻撃力がアップしていく(1回目で1.25倍→2回目で1.5倍→3回目で1.75倍→4回目で2倍となり打止め)という特殊な仕様になっている。これ以外にも「げんしのちから」を筆頭にバフ技自体はあるが、それらとは違い使用すれば確定で効果が発動するというのが最大の強み。なお、シールドで防がれた場合でもきちんと攻撃力上昇の効果は発動するのでご安心を。
攻撃力が上がるとはいえ、元威力の低さもあり、この技だけで相手を倒し切るのはやや難しいので、基本的にはゲージ技をもう1つ解放させてそこにメインの攻撃技を据え、この技自体は攻撃力を底上げしつつ相手にシールド使用を要求する(フェイントも兼ねた)一種の繋ぎ技として用いられる場合が多い。
また、GOロケット団幹部およびボスのサカキとの戦闘では、回転効率の良さ故に手っ取り早く相手にシールドを使い切らせることが可能・シールドで攻撃を防がれても攻撃力を底上げ可能なので行動が無駄にならない・相手の先鋒にあくタイプやノーマルタイプのポケモンが配されるケースが多く、弱点を突きやすいので、シールドを消費させた後で一気に仕留めることが可能といった点が評価され、先鋒のポケモンにこの技を覚えさせて相手の守りを崩しにかかる戦法が好んで用いられている。
なお、アップデートを重ねるごとにニトロチャージやとどめばり等同様の効果を有する技が増えており、かくとうタイプを弱点としない相手にはこれらの技を使う選択肢も出て来るようになった。
余談
ポケモンXY発売前情報でフォッコがこの技を使用している開発画面を紹介する形で初公開されたため、ひょっとしてまた炎御三家は格闘複合となるのではと危惧されていたがそんなことはなかった。
そしたらポケモンUSUMで、マフォクシー以外が習得した。
関連タグ
他パンチ技(かくとう)
きあいパンチ ばくれつパンチ マッハパンチ スカイアッパー アームハンマー ドレインパンチ
他パンチ技(非かくとう)
メガトンパンチ ピヨピヨパンチ れんぞくパンチ ほのおのパンチ かみなりパンチ れいとうパンチ コメットパンチ シャドーパンチ バレットパンチ アイスハンマー