データ
概要
初代から存在する技。拳に電気を纏い相手を殴る。
所謂パンチ技なので特性「てつのこぶし」の強化対象で、「ほのおのパンチ」、「れいとうパンチ」と合わせて俗に「3色パンチ」と呼ばれる。
初代ではエレブーとエビワラーしか覚えられなかったが、エレブーは更に威力の高い「10まんボルト」があり、エビワラーは特殊技扱いだった当時の仕様が災いしてまるで使い物にならなかった。
第2世代ではわざマシンの一つとなり、様々なポケモンが習得できるようになった。特に金・銀では10まんボルトをまともに習得しづらい事もあり、でんきタイプのメインウェポンとしての採用も多く見られた。他にもリザードンやバクフーン等のサブウェポンとしても使い勝手が良かった。
第3世代からは10まんボルトがわざマシン24に復帰した代わりにマイナーチェンジ版の教え技に回され、以降は他の3色パンチと共に教え技常連となっている。
第4世代からは技の仕様変更により物理技となり、エビワラーなど攻撃力の高いポケモンが恩恵を受けるようになった。
第5世代以降はより威力の高い「ワイルドボルト」が登場したことで採用率は落ちた。ただし習得できない場合や反動を嫌ったりする場合などまだ採用の余地はある。
あちらと違い10%ながらまひの追加効果もあるという点でも差別化は出来るだろう。
ただしでんきタイプというタイプの都合上弱点を突ける範囲が狭い。
他の3色パンチが4倍弱点を突くことを仕事にしている中で、この技で4倍を取れる強ポケはギャラドスくらい。しかもいかくで攻撃を下げたり弱点を軽減したりしてくるため刺さりにくい。
そのため3色パンチの中では最も採用率は低く、大抵のポケモンは反動があってもワイルドボルトを採用する事が多い。
バシャーモやゴウカザルなどは弱点を突けるみず・ひこう共に自身の弱点タイプであるためサブウェポンとしてまだ採用の余地がある方。それでも他の技との選択にはなるが。
なおちからずくの関係でバランス調整のためなのか、ヒヒダルマは習得できない。原種同様ガラルヒヒダルマの方も習得不可能。
アニメ作品における扱い
アニポケでは頻繁に登場している。レギュラーキャラではアイリスのカイリューが使用。
また、アランのメガリザードンXが明らかにみず対策として習得しており、サトシゲッコウガ相手の有効打にもなっている。
リコとロイ編ではキャプテンピカチュウが使用。