データ
初出 | 第4世代 |
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効果 | 「~パンチ」、スカイアッパー、アームハンマー、アイスハンマー、ダブルパンツァー、プラズマフィスト、あんこくきょうだ、すいりゅうれんだ、ぶちかまし、ふんどのこぶしの技の威力が1.2倍になる |
英語名 | Iron Fist |
概要
第4世代のDPtで初登場した特性。
一言で言うと「拳で殴る」技の威力を1.2倍にする特性。
当初はエビワラーの専用特性だった。さすがはパンチの鬼と言ったところか。
パンチ系の技は数も多く、メインもサブも含めて不足はない為基本は十二分に特性を活かせる。その中には攻撃たった35のレディアンもいるわけだが……。
第5世代では隠れ特性等の影響で所有者がかなり増え、特にローブシンはこの特性の解禁後はドレインパンチを中心に猛威を振るっていた。
威力が上がることに関しては申し分ない性能なのだが、どうも近年では物足りなさを感じてくる。
特に第6世代では、似たような特性であるにもかかわらず火力の倍率が高い(1.5倍)「がんじょうあご」、接触技(つまりこの特性の対象技すべて)が対象であるにもかかわらずこちらより倍率の高い(1.3倍)「かたいツメ」が登場したため、その点が尚更目立つように…。
かつて暴れまくったローブシンの活躍が後を引いているのかは不明だが、その他の所有者の多くが火力のインフレについていけてないことを考えると、そろそろ周りの特性に倍率を合わせて欲しいものである。汎用性が高いかたいツメを使いこなす者がいるにもかかわらず、それらに弱体化措置が取られていないことも不満の原因となっている。
なお英語版では翻訳の関係で「Meteor Mash(コメットパンチ)」は対象だが「Sucker Punch(ふいうち)」は対象にならない。とは言えこちらは「~パンチ」に限定していないためぼうだんよりかは混乱は少ない。
腕で直接殴るハンマー系ではなぜかクラブハンマーは対象外となっている。
そんなこの特性に強いお供が誕生する。第9世代で誕生した彼の名は「パンチグローブ」。
なんとこれを装備するだけで更に威力が1.1倍される上に非接触技になってしまう優れもので相手がせいでんきだろうが、さめはだだろうがガンガン殴っていける。もちろん威力増加は両方とも適用され、しかも乗算で計算される。(合わせて1.32倍になる)
きれあじ同様、習得ポケモンの関係上恩恵を受ける事が出来ない専用技が存在するが、どの技もサブウェポンとしては癖が強く、他にも汎用性の高いパンチ技は多いので、そこまで気にする必要はないだろう。
対象技一覧
いずれも物理技かつ接触技である。
対象技 | |
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あ-な | アームハンマー アイスハンマー (あんこくきょうだ) かみなりパンチ きあいパンチ グロウパンチ コメットパンチ (ジェットパンチ) シャドーパンチ (すいりゅうれんだ) スカイアッパー ダブルパンツァー ドレインパンチ |
は-わ | ばくれつパンチ バレットパンチ ピヨピヨパンチ ぶちかまし (プラズマフィスト) (ふんどのこぶし) ほのおのパンチ マッハパンチ メガトンパンチ れいとうパンチ れんぞくパンチ |
()で括った技は習得ポケモンの関係上、この特性の恩恵を受けることが出来ない技。
所有ポケモン一覧
太字は隠れ特性