基礎データ
ずかん | No.166 |
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英語名 | Ledian |
ぶんるい | いつつぼしポケモン |
タイプ | むし / ひこう |
たかさ | 1.4m |
おもさ | 35.6kg |
とくせい | むしのしらせ/はやおき/てつのこぶし(隠れ特性) |
進化
レディバ → レディアン(Lv18)
概要
レディバが進化したポケモン。
レディバード+○○リアン(○○族)またはエイリアンが名前の由来だろうか?
後述の生態から、Radiant(光を放つ、輝く)からもきてるのかも知れない。
星が瞬く夜空を、粉をまき散らしながら優雅に飛ぶポケモン。この鱗粉は幸運が起る兆しであるとも。
つまり夜行性のポケモンなのだが、出現するのは決まって朝。
星の光がエネルギーらしく、星の点滅に応じて模様も点滅する。この為、星がよく見える地域にはレディアンが多く生息しており、星光のエネルギー以外には木のみを食べているらしい。
なお、昼間に出現しない理由は暑すぎて体温が上がってしまい、葉っぱに包まって眠っているから。進化前は暖かい地方の方が元気が出ると解説されているのになぜなのか。
外見はヒーローのようにも見え、パンチが得意だが威力が出ない為手数で勝負する。
その為か、隠れ特性もてつのこぶしとなっている。
性能
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ |
---|---|---|---|---|---|
55 | 35 | 50 | 55 | 110 | 85 |
序盤虫としては破格すぎる特防110に加え、そこそこ高めの素早さ85を誇る。
反面それ以外の能力はかなり低く、攻撃に至ってはワーストクラスの35。1進化にしてポッポ以下である。どう考えてもパンチの威力はさほどで済まない。
無論、てつのこぶしなんざ活用できたものではない。
というか、それらの能力を合計しても390と低すぎる。
そもそも、むし・ひこうタイプは受けには向かない。
折角高い特防があってもHPが追い付いていないのは如何ともしがたい。
第7世代では新たにレベルアップ技で「エアスラッシュ」を習得。しかし同じ虫・飛行の複合だとメガヤンマという高い壁が……。一応このことは、同じくこの世代でこの技が追加されたアイツにも言えるが。
その後、「カウンター」と「こらえる」を習得し、光明となることを期待する声もある。
しかし、剣盾ではイオルブというほとんど完全上位互換な存在が現れた。性能どころか分類すらてんとう虫らしいものであり、それ故か剣盾ではレディアン(と進化前のレディバ)はいなくなってしまった。
果たして今後このポケモンに未来はあるのだろうか……。
ポケダン
一方本編で冷遇されている反動なのかポケモン不思議のダンジョンシリーズではかなり優遇されており、ありえないほど高いステータスと、一部屋丸ごと攻撃する上にタイプ一致+全能力上昇+へたすりゃむしのしらせ発動の反則技「ぎんいろのかぜ」と、敵全体の移動速度が上昇する「こうそくいどう」でもって多くの探検隊にトラウマを植えつけている。
仲間にした場合も賢さによってそれらの技のPPが増えるため八面六臂の大活躍である。
なお、その為かポケモン関連の掲示板でこのポケモンの弱さが語られている時にはポケダンに於ける強さが必ず引き合いに出されていると考えた方が良い。
まさかの展開
そんな中、ポケモンBW2では別の意味で進化してしまうことになった。
ポケウッドで撮影できるシリーズの一つに「タイムゲートトラベラー」という作品があり、その中で主人公が扮する博士が未来世界へとタイムスリップしてしまう。
その未来世界というのが・・・『進化によって知能と力を得た虫ポケモンが人類を支配した未来』というとんでもない世界であった。
その話の中でレディアンは「未来人のレディアン」として登場。捕獲した人間「カラテオー」を使用して主人公に立ちふさがる。
『保存食にしてやる』など、劇中内の発言も非常に危険極まりない。
映画の中とは言え、まさかまさかの事態に多くのプレイヤーが絶句した。
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